Aki 🐾空太ケア🐾

2009年からフレブルちゃんと暮らしてます ごはんやケアを識るともっと毎日がもっと楽し…

Aki 🐾空太ケア🐾

2009年からフレブルちゃんと暮らしてます ごはんやケアを識るともっと毎日がもっと楽しい✨ 犬の食事療法インストラクター師範 犬猫のオリエンタルハーブセラピスト勉強中 漢方養生指導士 漢方スタイリスト フランス料理コルドンブルー料理上級

マガジン

記事一覧

手作りごはん移行時の目安と注意点

市販のフードから手作り食への意向には不安が伴うと思います。 以前、ごはんの適正量は、その日の運動量や体型を見て判断するとお伝えしましたが、目安と何よりも大事な注…

湿痰(「水と熱」の不足)タイプの仔

「水滞」は「湿熱」ともいいます。 「水滞」に冷えが加わると、今度は体内の流れが痰のようになってしまうため「湿痰」と呼ばれてる症状になります。 「水滞」タイプの子…

水滞(「水」の停滞)タイプの仔

「水」が増えて体内に停滞し、過剰な熱と結びつくことからドロドロになるイメージです。 湿気に弱い体質で、特に高温多湿の梅雨時期は体調不良を訴えることが多いです。 身…

陰虚(「水」の不足)タイプの仔

「気」の不足は「気虚」、「血」の不足は「血虚」といいますが、「水(津液)」の不足は「陰虚」といいます。 ※「血」も「水」も液体ですが「血」は栄養も含まれるという…

瘀血(「血」の停滞)タイプの仔

ストレスと冷えで「血」の流れが滞って、血中に老廃物が溜まってドロドロしている状態です。 皮膚の色が黒かったり、お腹にシミがあったりすることも多く、傷ができると治…

血虚(「血」の不足)タイプの仔

「脾」は食べ物から「気・血・水」を作り出します。 「脾」と、「血」を身体の隅々まで届ける「心」の力が両方弱まると、全身に「血」が届かず不足してしまいます。 「血…

気滞(「気」の停滞)タイプの仔

日常生活の色々なストレスを受けるのはわんこも同じ。 主にストレスで「気」が体内に停滞してしまい、ため息やげっぷ・おならが出る子が多いです。 「血」を貯めて全身にま…

陽虚(「気と熱」の不足)タイプの仔

全身が冷えて熱を作り出す力が弱い仔。 「気虚」の状態が長期間続くと「陽虚」の状態が表れてきます。 冷えることで身体の中の「水(津液)」が流れにくくなり、骨格自体…

気虚(「気」の不足)タイプの仔

「気」は生きるためのエネルギー源。 東洋医学では食べ物から「気」をつくるとしていますが、「気」をつくる「脾(消化器)」の働きが弱いためにエネルギーが不足してしま…

生きるための「気・血・水(津液)」

ごはんのレシピやおすすめ食材・おすすめフードははその子の体質によって異なるので、ご家族に選べるようになってほしいとの思いから、 簡単なわんこの体質判断 → それ…

東洋医学の基礎知識「五行説」

今日も寒い1日でした。 午前中は書類の受取などで出社だったので空太はのびのびお留守番。 子供のころお留守番したのはワクワクだったのを思い出します。 くるみがお世話…

東洋医学の基礎知識「陰陽論」

10月20日から11月6日は秋の土用(季節の変わり目) 。 急に寒くなりました。 ヒトの世界と同様、わんこの世界でも風邪が流行っているそうです。 症状も人と同じようにだる…

長生きの秘訣

ヒトもわんこもシニアになると少しずつ気になるところが出てきます。 それをパピーやジュニア期からのお手入れで少しでも軽減したり遅らせたりできたらいいなと思います。 …

アニマルウェルフェア

フレブルちゃんと暮らしている方はみなさん動物好き(だと思います)。 ごはんやケアと一緒に広まってほしいのがアニマルウェルフェア。 1.アニマルウェルフェアについ…

ドライフードにトッピング

ドライフードだけの毎日は心配となったら、まずはトッピングにトライ! 1.トッピングは肉・野菜?ドライフードはタンパク質と脂質がたくさんでお肉やお魚に近いです。 …

西洋(現代)医学と東洋(漢方)医学

以前は、動物病院というと西洋医学が大半でしたが、ここ数年東洋医学の病院も増えているなと感じます。 1.西洋(現代)医学と東洋(漢方)医学の歴史日本に最初に伝わったの…

手作りごはん移行時の目安と注意点

手作りごはん移行時の目安と注意点

市販のフードから手作り食への意向には不安が伴うと思います。
以前、ごはんの適正量は、その日の運動量や体型を見て判断するとお伝えしましたが、目安と何よりも大事な注意点についてのリマインドです。

1.ドライフードから完全手作りごはんへの移行

目分量で比較して、ドライフードの時の3倍の嵩から始めてみます。
肉または魚:野菜:炭水化物 = 1:1~3:0~1の割合です。
3倍の嵩になるため、量を食べれ

もっとみる
湿痰(「水と熱」の不足)タイプの仔

湿痰(「水と熱」の不足)タイプの仔

「水滞」は「湿熱」ともいいます。
「水滞」に冷えが加わると、今度は体内の流れが痰のようになってしまうため「湿痰」と呼ばれてる症状になります。

「水滞」タイプの子の体型が、がっちり&ぽっちゃりなのに対して、「湿痰」タイプの子は極めてぽっちゃり&ぶよぶよのイメージ。
お散歩をしてもすぐに疲れてしまったり、息苦しくなってしまいます。
ゼーゼーと痰が絡んだような呼吸をするのも特徴。
皮膚のかゆみなどのト

もっとみる
水滞(「水」の停滞)タイプの仔

水滞(「水」の停滞)タイプの仔

「水」が増えて体内に停滞し、過剰な熱と結びつくことからドロドロになるイメージです。
湿気に弱い体質で、特に高温多湿の梅雨時期は体調不良を訴えることが多いです。
身体の中がドロドロしているので、傷口もじゅくじゅくして治りにくかったり・・・。

目やにが出たり、痰が絡んだり、特に下半身がむくみやすいのも特徴です。
暑がりで体型もがっちり・ぽっちゃりタイプの子が当てはまります。

以下の特徴が複数当ては

もっとみる
陰虚(「水」の不足)タイプの仔

陰虚(「水」の不足)タイプの仔

「気」の不足は「気虚」、「血」の不足は「血虚」といいますが、「水(津液)」の不足は「陰虚」といいます。
※「血」も「水」も液体ですが「血」は栄養も含まれるという違い

慢性的に潤いが不足していて、身体に熱がこもっていて乾燥している仔。
「血虚」の体質から引き起こされる「陰虚」もあります。
乾いた咳をしたり、慢性的な便秘になったり。

水を飲まない子・水は飲むけど体内に必要な量をためられない子もこの

もっとみる
瘀血(「血」の停滞)タイプの仔

瘀血(「血」の停滞)タイプの仔

ストレスと冷えで「血」の流れが滞って、血中に老廃物が溜まってドロドロしている状態です。
皮膚の色が黒かったり、お腹にシミがあったりすることも多く、傷ができると治りにくいのも特徴です。

ドロドロの「血」は、沼地のようなイメージ。
身体の凝りの原因のひとつにもなっています。
(女の子の場合は、ヒトもわんこも共通で、生理が重く経血が塊になることもあります)

以下の特徴が複数当てはまった場合には「瘀血

もっとみる
血虚(「血」の不足)タイプの仔

血虚(「血」の不足)タイプの仔

「脾」は食べ物から「気・血・水」を作り出します。
「脾」と、「血」を身体の隅々まで届ける「心」の力が両方弱まると、全身に「血」が届かず不足してしまいます。

「血」は大事な栄養分でもあるので栄養が届かないと皮膚や被毛もカサカサになり、毛艶も悪くなってしまいます。
栄養が末端まで届かないので末端に症状が出やすいのも特徴です。
血行が悪く、体内循環が鈍ってしまうため、体内に老廃物もたまりがちに。

もっとみる
気滞(「気」の停滞)タイプの仔

気滞(「気」の停滞)タイプの仔

日常生活の色々なストレスを受けるのはわんこも同じ。
主にストレスで「気」が体内に停滞してしまい、ため息やげっぷ・おならが出る子が多いです。
「血」を貯めて全身にまわす「肝」の働きが鈍くなっていることで起こります。
イライラしていることが多かったり、気分が日替わりで変わることも。

以下の特徴が複数当てはまった場合には「気滞」タイプかもしれません。
(ヒトもわんこも共通なのでご自身のチェックもしてみ

もっとみる
陽虚(「気と熱」の不足)タイプの仔

陽虚(「気と熱」の不足)タイプの仔

全身が冷えて熱を作り出す力が弱い仔。
「気虚」の状態が長期間続くと「陽虚」の状態が表れてきます。

冷えることで身体の中の「水(津液)」が流れにくくなり、骨格自体は華奢だけど、浮腫みやすくて触るとぽちゃぽちゃしている仔。
「気虚」と同様、生命力やエネルギー源である「気」が少ないためにパワー不足でお散歩も疲れがち。
とにかく寒がりで、手足が寝ている時も冷たくて、夏場でも日が当たる場所で日光浴が大好き

もっとみる
気虚(「気」の不足)タイプの仔

気虚(「気」の不足)タイプの仔

「気」は生きるためのエネルギー源。
東洋医学では食べ物から「気」をつくるとしていますが、「気」をつくる「脾(消化器)」の働きが弱いためにエネルギーが不足してしまいます。
「気」が不足すると元気がなかったり、胃腸の不調がおこりやすいのが特徴です。
また、外から侵入しようとする悪いものを防護する力が不足しているため、風邪をひきやすい仔が多いです。

以下の特徴が複数当てはまった場合には「気虚」タイプか

もっとみる
生きるための「気・血・水(津液)」

生きるための「気・血・水(津液)」

ごはんのレシピやおすすめ食材・おすすめフードははその子の体質によって異なるので、ご家族に選べるようになってほしいとの思いから、
簡単なわんこの体質判断 → それぞれにあったおすすめ食材へつづく・・・

東洋医学独自の身体の考え方は「気・血・水(津液)」を必要不可欠な3要素としています。
この3要素はすべて食べ物や生活習慣で作られて、体内をスムーズにめぐることで生命活動を維持しています。
バランスよ

もっとみる
東洋医学の基礎知識「五行説」

東洋医学の基礎知識「五行説」

今日も寒い1日でした。
午前中は書類の受取などで出社だったので空太はのびのびお留守番。
子供のころお留守番したのはワクワクだったのを思い出します。
くるみがお世話になった先生に、あんまり過干渉になると心(メンタル)が原因で、皮膚炎や原因不明の病気になるから気をつけてとアドバイスをいただき、空太はどこでも誰とでもひとりでも大丈夫な強くて自由な子に育ってます。

とにかく空気が乾燥していて、体表も体内

もっとみる
東洋医学の基礎知識「陰陽論」

東洋医学の基礎知識「陰陽論」

10月20日から11月6日は秋の土用(季節の変わり目) 。
急に寒くなりました。
ヒトの世界と同様、わんこの世界でも風邪が流行っているそうです。
症状も人と同じようにだるくて動きたくなかったり、食欲が低下したり、ぼーっとしたり。
下痢や嘔吐・神経系の病気を発することも多いので、ゆっくりゆったり。
かと言って、家に閉じこもってると体力が落ちてしまうのでバランスが大事。(おうちでの運動もとっても有効!

もっとみる
長生きの秘訣

長生きの秘訣

ヒトもわんこもシニアになると少しずつ気になるところが出てきます。
それをパピーやジュニア期からのお手入れで少しでも軽減したり遅らせたりできたらいいなと思います。
勉強してきた東洋医学の観点から。

1.長生きの秘訣「養生訓」東洋医学を勉強すると必ず貝原益軒の「養生訓」という書物に出会います。
健康に気を付ければ誰でも長生きができる・健康を崩すのは日々の養生を知らないからという出だし。
現代語訳版も

もっとみる
アニマルウェルフェア

アニマルウェルフェア

フレブルちゃんと暮らしている方はみなさん動物好き(だと思います)。
ごはんやケアと一緒に広まってほしいのがアニマルウェルフェア。

1.アニマルウェルフェアについて日本語に訳すと「アニマル=動物・ウェルフェア=福祉」
「動物福祉」とは一体どんなことでしょうか。

アニマルウェルフェア(Animal Welfare)は、日本語では、「動物福祉」や「家畜福祉」と訳される場合があります。
しかし、「福祉

もっとみる
ドライフードにトッピング

ドライフードにトッピング

ドライフードだけの毎日は心配となったら、まずはトッピングにトライ!

1.トッピングは肉・野菜?ドライフードはタンパク質と脂質がたくさんでお肉やお魚に近いです。
そのため、ドライフードにお肉をトッピングするのは焼肉の上に、しゃぶしゃぶを乗せるようなイメージで、量が多くなると肝臓や胆嚢に負担がかかってしまいます。
おすすめなのは、お野菜。
善玉菌が好きな食物繊維をとることで、腸内環境を整えることにも

もっとみる
西洋(現代)医学と東洋(漢方)医学

西洋(現代)医学と東洋(漢方)医学

以前は、動物病院というと西洋医学が大半でしたが、ここ数年東洋医学の病院も増えているなと感じます。

1.西洋(現代)医学と東洋(漢方)医学の歴史日本に最初に伝わったのは西暦600年代「隋唐(現在の中国)」からの東洋(漢方)医学。室町時代には日本独自の医学として広まりました。
その後、1549年フランシスコ・ザビエルがキリスト教の布教の手段として使ったのが西洋(現代)医学。

オランダからの医学「蘭

もっとみる