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手作りごはん移行時の目安と注意点

市販のフードから手作り食への意向には不安が伴うと思います。
以前、ごはんの適正量は、その日の運動量や体型を見て判断するとお伝えしましたが、目安と何よりも大事な注意点についてのリマインドです。

1.ドライフードから完全手作りごはんへの移行

目分量で比較して、ドライフードの時の3倍の嵩から始めてみます。
肉または魚:野菜:炭水化物 = 1:1~3:0~1の割合です。
3倍の嵩になるため、量を食べれない子はちょっと大変。
ムリせずカロリー高めのドライフードを併用することもおすすめです。

2.ドライフードと手作りごはんの併用

ドライフードはたんぱく質や脂質が多いため、ドライフードをお肉として扱い、その同量から3倍量の野菜をあげる。
活動量の多い子やパピー、寒い冬は産熱エネルギーとして炭水化物をあげることもおすすめですが、ドライフードの原材料に米や小麦などが入っていれば不要と考えます。

3.手作りごはんの内容変更

量は同量で様子を見て、体型や体調・毛艶などを1週間単位で観察しておおまかな適正量を把握します。

4.トッピングやごはん変更時の注意点

色々な腸内細菌を育てて強い身体を作るるために、色々なものを食べさせてあげることをおすすめしますが、ごはんを変えることで体調が急変する子もいます。
以前の「ドライフードのトッピング」の記事にも書いた通り、抗炎症薬や抗がん剤を使用している仔は、腸内免疫システムが正常に働いていないため、特にほんの少しの野菜が命取りになったりします。
野菜を食べてたことがない仔は特に野菜の量を米1粒くらいを恐々と試してみるイメージ。
生野菜は特に薬効が強いので注意です。

また、ネットでもいろいろな情報があるので、いいと言われているものをたくさんあげたくなってしまいますが、あげすぎには要注意。
「癌」も病ダレに品が山盛りと書くように、過剰な摂取は病気のもと
(おやつも1日のごはんのひとつと考えて、ジャーキーやヤギミルクなどは控える または その代わりにごはんの量を控えましょう)
プラスプラスで色々とあげることも大事ですが、余剰しているものを断捨離していくことをまず考えると簡単です。

明日からは食材それぞれのもつ力について、薬膳と栄養の両方からご紹介します♪


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