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東洋医学の基礎知識「五行説」

今日も寒い1日でした。
午前中は書類の受取などで出社だったので空太はのびのびお留守番。
子供のころお留守番したのはワクワクだったのを思い出します。
くるみがお世話になった先生に、あんまり過干渉になると心(メンタル)が原因で、皮膚炎や原因不明の病気になるから気をつけてとアドバイスをいただき、空太はどこでも誰とでもひとりでも大丈夫な強くて自由な子に育ってます。

とにかく空気が乾燥していて、体表も体内も乾燥。
乾燥が原因で喉が痒くなったり、乾燥した咳をしているヒトもわんこも多くなる季節。
潤いを補ってくれる白きくらげ・豚肉・百合根・白ごま・リンゴ・枸杞子などもおすすめです。

1.五行説

昨日の「陰陽論」と一緒に耳にすることが多い「五行説」。
まとめて「陰陽五行説」ということも多いです。
中国医学の理論を支える自然観のひとつで、万物は「木(もく)」「火(か)」「土(ど)」「金(きん)」「水(すい)」の5要素からなっていると考える思想です。
東洋医学の世界では、自然現象や人体の組織や器官・精神活動などの変化を、五行説を用いて説いています。

春は緑・夏は赤・土用は黄色などその季節におすすめな食材も色合いがあっていて本当に東洋医学は奥深い!

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2.五行の特性

※占いで「水」のヒト、「火」のヒトというのもこの理論。
①「木」
上へ上へぐんぐん成長して、絶えず上や外に広がるイメージ。
伸びやかで円滑。
②「火」
炎が上に向き、空気の上昇や流動を引き起こすイメージ。 
炎上や発熱。
③「土」
万物を生み出し、育て養う力のイメージ。
養育・受納・変化。
④「金」
清涼感・洗えばすぐキレイになるイメージ・
清涼・清潔・粛静。
⑤「水」
下に向かって流れ出る 冷たく、潤すイメージ。
滋潤・潤湿・下行

3.五行配当表

臓腑や組織の生理現象や病理現象を幅広くまとめたものが「五行配当表」。
すべては「木火土金水」で全体像をとらえることが可能です。
体内は東洋医学で定義される5つの臓器(五臓)がお互いにバランスを取って仕事をしています
また五臓のサポート役が五腑で、お互いに繋がり協力し合いながら仕事をします。
そして五臓は五志・五気・五季の影響を受けてバランスが取れなくなると病気になると考えます。

※今は「秋」なので「金」の列
五気の「燥(乾燥)」の影響を受けて肺や大腸が乾きやすく、その結果乾いた咳が出たりコロコロ便になったり。
あと秋は物悲しいというのもこの五行配当表から見て取れます。
(もちろん全体像をとらえる手段であり完ぺきなもので臨機応変な活用が大事)

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「気・血・水」のお話につづく・・・
東洋医学では検査結果(数値)に基づいた診断というよりも、患者さんそのものを診ていくので、数値に現れない原因不明の症状などの解決策になることも多々。
ヒトにもわんこにももっともっと広まってほしいです。

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