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2024年4月からJR相模線、車椅子を使う人の乗降が、事前連絡なしでもサポート。

こんにちは、翼祈(たすき)です。
春ですね、皆さん。私にとって身近な春は、ダイヤ改正です。

いつも使う電車では、新しく2024年3月16日に桜並木駅という新しい駅ができたこともあってか、電車の時間が変わりました。

朝は少し遅くなりました。帰りは、「まあこの時間なら、早く着いた方だろう」と思っていたら、到着時間が早まっていて、到着の2分前に駅に着いたことになってしまい、「これ少し遅く駅に着いていたら、待たなきゃいけないパターンになるところだった」と焦りました。

この様に私は今年の3月もダイヤ改正に振り回されて、次第に慣れて行くことになります。

そんな電車ですが、JR相模線で2024年4月から、車椅子の人への対応が変わります。

2024年4月からJR相模線で車椅子の人が、事前連絡をしなくても、列車の乗降の介助を運転士などから受けられる様になります。JR東日本横浜支社が2024年2月16日、明らかにしました。JR相模線支社は東京都・静岡県の一部と神奈川県内全域を管轄していますが、今回の取り組みは初のこととなります。

今回はJR相模線の新しい取り組みを発信します。

JR相模線で、車椅子の人への新たなルール

今まで案内や介助を受けるにはJR東日本の専用ダイヤルなどに事前連絡する必要がありました。2024年4月1日からJR相模線では橋本―茅ケ崎間の無人駅7駅も含んだトータル18駅で、駅係員や運転手が携帯式斜路を用い、車椅子の人の乗降を手伝います。運転士はドアの開閉など列車の運行を担いながら、ホーム上や列車内の車椅子の人を把握します。

今回の措置は人は誰もが快適に鉄道を利用できる様に、目指すJR東日本の方針を反映したものです。同様の取り組みは2022年3月から山梨県と長野県の小海線や宮城県の石巻線などで開始していて、今回で12路線目となります。

参考:車いす利用者の乗降、事前連絡なしでも支援 JR相模線で4月から 毎日新聞(2024年)

JR東日本横浜支社の宮田久嗣支社長は2024年2月16日の記者会見で、「専用ダイヤルでの予約は手間もかかり、気軽に車椅子の方に乗車頂くのが困難でした。すべての人に円滑に電車を利用して頂くためは、設備投資は難しくても、ソフト面で車椅子の方に対応できないかと考えた結果、事前予約なしでも介助する運びとなりました」と述べました。

何年か前に、

どこの駅かも覚えていない位前の話ですが、駅員さんが車椅子の乗降を手伝うために、ホームと電車を繋ぐ板を出して、電車に乗せているのを観たことがあります。

私の乗っている電車も随分変わって、数年前から自転車を車内持ち込み可で、自転車を乗せたまま乗車できる様になりました。このことで自転車持ち込み可のマークを貼った広いスペースができました。

この電車は乗ったことがないのですが、JRも減便で利用客を多く乗せるために、座る椅子の数が減って、立つ人が多くなったと聞きました。

私が高校生の時に、女性専用車両ができて、高校での電車通学の時はいつも満員電車で、押し潰されながら乗っていたことをこの記事で思い出しました。

今でも満員電車はありますが、車椅子の人への配慮は、「合理的配慮」というもので、そこが同じ路線の電車であっても、変わったところだと思いました。

車椅子も入院中乗ったことがあって、大変さは理解しています。少しずつですが、この「合理的配慮」が、広がって、当たり前の光景になれば、みんなが住みやすくなるなと思います。


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