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ボタンダウンシャツとネクタイと歴史
昨今のエセマナー講師や知識の伴ってないスーツ量販店の店員、聞きかじった情報を垂れ流すyoutuberなどによって「ボタンダウンシャツにネクタイをするのは間違い」という間違った情報がネット上にも溢れるようになってしまった。これは非常に残念な事である。
こういった情報を金や影響力に変える人々はその情報の質や正確性は二の次に自分で調べる事も、歴史を学ぶこともせずに「さも有り難い常識のように」上辺だけを
「ふらり。」 #6 東京
イマジナリーフレンドが100人いる主人公、
学文(まなふみ)のふらり、ふらり小説。
学文は古びた喫茶店の古びたテーブルの一角で氷の溶けかかったアイスコーヒーを一口飲んだ。
向かいに座る連れの表情は暗い。彼は東京に来てから3年が経つという。彼は東京が嫌いだという。東京の人間が嫌いという。
学文は思う。まあ合う合わないがあるのは仕方が無い。学文自体も地方出身者だ。
東京は自然も無いし、質も対し