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夏の低山、熱中症対策と冷たい甘酒

こんにちは!一人ハイカー、一人ワンダーフォーゲル部のaishiです。
今回は熱中症対策と冷たい甘酒のお話。

6月も半ばになり気温が高くなって来ましたね!
低山を歩いていると蒸し蒸しして中々身体に応えます。
毎年この時期くらいから低山でハイカーやトレランの人は割と熱中症になっている人も少なくないようですね。
低山で活動している方は人それぞれ熱中症対策はしていると思いますが、この時期の自分の熱中症対策をご紹介したいと思います。

1.ソフトボトルに水を入れて凍らせて保冷バッグに入れて持って行く

まずはある程度耐久性の高いアウトドア用のソフトボトルに水を入れて冷凍庫でそのまま凍らせます。
※凍らせる場合はソフトボトル一杯に水を入れない。膨張するので。

これは凍らせたソフトボトルを保冷剤代わりに使っているんですね。
凍らせたソフトボトルを保冷バッグに入れて、その中にお好みでゼリー飲料や痛みやすい昼食、凍らせた手ぬぐいやタオルを入れて持って行くと便利です。
これのメリットは保冷剤は効果が無くなったらデッドウェイトにしかなりませんが、凍らせた水なら予備の飲料にもなるし最悪ソフトボトルに入った水なら必要なくなれば捨ててソフトボトルも丸めて小さくできます。
また保冷バッグに入れて頻繁に出し入れしなければ6~8時間位の山行であれば半分以上凍ったままという事も多いので万が一熱中症で倒れた場合でも胸に入れるなどして身体の熱を下げるのにも使えますし、登山帰りに麓やサービスエリアや駅などで暑さによる痛みが気になるお土産でも保冷バッグに入れて持ち帰るという事もできて便利ですよ。

水道水をソフトボトルに入れて冷凍庫に入れて置くだけなので楽ちん。
飲料用にも考えている場合は前日に冷凍庫から出して冷蔵後に入れておくか、保冷バッグから取り出してザックのサイドバッグに入れておくと山行中に良い感じに溶けて氷水になってくれます。

2.粉末のポカリスエットとフリーズドライの甘酒を持っていく。
自分が熱中症対策で持って行くのは粉末のポカリスエットとフリーズドライの甘酒です。真水だけでは皆さんも御存知の通り血中や体内のバランスが崩れて無駄に水を消費する割に体内に水分が保たれる事なく排出されてしまう事が多いです。
塩分や糖分などバランス良く取れるのはやはりスポーツドリンク。
持ち運びや保存、調整などを考えて粉末のポカリスエットを活用しています。

そしてもう一つがフリーズドライの甘酒。
人によっては冬に飲むイメージも強いかもしれませんが、甘酒も「飲む点滴」と呼ばれている程バランス良く栄養補給する事ができます。
勿論過度な期待は駄目ですが疲れている時に飲むとリフレッシュ出来るしエネルギーになるのが実感できます。
しかも夏の暑い時期に冷やして飲むと美味しいんですよね。
小難しい事は置いておいても真夏に飲むと胃に栄養分や水分をゆっくり染み込ませてくれるイメージです。


先程の1で紹介した凍らせたソフトボトルの水で作ったり、サーモボトルに入れた氷水で作ってやると美味しいですよ。
またフリーズドライの甘酒なら軽いので遭難時やトラブルの時に飲む用にザックに入れておくのもアリです。
トラブルが起きた時には気が動転しやすいので腰を下ろして補給食など食べて来を落ち着かせるのが定石ですがそういう場合は甘酒おすすめです。
疲れて動けなくなったお子さんなんかでも飲みやすいと思いますよ。
自分はフリーズドライの甘酒を活用していますが、パックに入った物だとすぐに飲めるので場合によってはそちらも活用すると良いですね。

森永のフリーズドライの甘酒(4つ入)
1年以上は日持ちするので管理もし易いですね。
フリーズドライなので軽くて持ち運びや保存に便利。
水でもどる。夏は氷水で作った甘酒は美味しくてエネルギー補給にもなり暑さで疲れた時は身体が動くようになるのが実感できておすすめ。

最後に給水方法
自分の給水のやり方は以下の通り。
暑い時期でそれなりの距離を歩く場合や不慣れな人がパーティーに居る場合は水は多めに持っていきます。
メインは2リットルのハイドレーションに水道水を満杯にして持っていきます。
普通はハイドレーションは歩きながら直接チューブを口に持っていって給水しますが自分は持ち運ぶ水道代わりにしていてハイドレーションには口はつけません。
クリアボトルを持ち歩いているのでそちらに水を移し替えて給水します。
これのメリットは…
1.常に真水を持ち歩いている安心感。
2.クリアボトルに移し替える事によって代替の水の残りが分かる。
3.ポカリスエットの粉をクリアボトルに入れて飲んだり、真水を飲んだり使い勝手が良い。また怪我をした時などはハイドレーションの水をかけて傷口を洗い流したり手を洗ったり、手ぬぐいに少量水を含ませて涼をとれたりできます。

今はモンベルのクリアボトル500mlをメインに使っています。
暑い時期は500mlや350mlのサーモボトル(保冷保温ボトル)に氷を入れて持っていって歩く時に水をハイドーレーションから移して飲んでたりします。

夏の給水は自分でもかなり色々試してみていて、自分が面倒に感じないスムーズなやり方で効果的な方法を探しています。
これは人によってより良いやり方が変わって来るので常に自分がやりやすい影響補給と給水方法を探して見てください。

低山だと動いている時は気づかす身体に熱がこもってしまっている場合があるので休憩時にしっかり身体の状態をチェックしましょう。
そして汗冷えを感じず熱が抜けないように感じたら冷たい物を飲んで扇いで身体に風を送り身体を冷ますようにしましょう。
暑い時期は意識して休憩の時はザックを下ろす、帽子を脱ぐ、
首元を緩める、ズボンのベルトを緩める、登山靴の靴紐を緩める(場合によっては脱ぐ)をして排熱を心がけましょう!


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