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ニューバランスのインソールをダナーフィールドに入れる。

こんにちは!一人ハイカー、一人ワンダーフォーゲル部のaishiです。
今回はニューバランスのインソールをダナーフィールドに入れたお話。

先日はダナーフィールドを履いて奥多摩にある奥多摩むかし道を歩いてきました!
距離は10km位ですが基本的には舗装路が多めで道中には綺麗なトイレもあるので普段山歩きをしない方にもおすすめです。

普段山歩きをする時はそれなりのトレッキングシューズを履いて歩くのでダナーフィールでがっつり歩く事はあまりないのですが、今回は舗装路が多めのコースなのでスニーカーライクに履けるダナーフィールドで歩いてみました。
この時はインソールはダナーフィールドに入っている純正の物。
可もなく不可も無くです。街履きなら問題なし。
靴下はフィット感とクッション性を出すためにダーンタフとモンベルのトラベルソックスの二枚履きです。

ファッションでブーツを履いている方はフィット感が出ない、足がつかれる、足の脛が履き口と擦れて痛いという人は登山用の厚い靴下を履いてみてください。
普段ファッション用の靴下だと中々本格的な厚手の靴下という物が無くて選択肢から外れている方も多いですが、登山用の厚手のウール靴下を活用するとブーツがより履きやすくなります。ただファッション的に活用するには値段は少し高いと感じる人も少なくないのでまずは普通のスポーツハイソックスやブーツソックスを二枚履きして厚みをだして履いてみるのも良いと思います。
ただファッション用の靴下は綿混の物が主流で蒸れやすいので長時間履いて歩くには注意が必要ですが。

ダナーフィールドは奥多摩むかし道のようなあぜ道や里山、舗装路を歩くのに良い靴ですね。防水性もそこそこあるので水たまりや湧き水や涸れ沢を渡るのも問題なし。とても気持ちよく歩けました。

今回はこのダナーフィールドにニューバランスのインソールLAM35689(旧RCP280)です。
靴屋の店員が取り敢えず勧めてくるインソールです(笑)
まあその理由もわかりますが。

ちなみにニューバランスのインソールでベーシックな物は以下の4つ。
品番が変更になりましたね。カッコ内が旧品番

1.LAM35689 (RCP280)
2.LAM35688(旧RCP150)
3.LAM35687(旧RCP130)
4.LAM35716(旧RCP900)

ざっと各インソールの機能、違いを紹介します。

1.LAM35689 (RCP280)
足が当たる表面に高い防滑性を発揮するナノフロントを使ってあるので
靴の中で足が滑りにくくなっており、TPUスタビライザー(赤い部分)が入っていて土踏まずと踵をサポートしてくれています。またかかと部分にはABZORBというクッション素材が入っているのでクッション性もあります。
このニューバランスインソールシリーズの全部のせみたいなもので代表する商品です。運動する人、よく歩く人には最適です。
またどうしても海外製のスニーカーなどは足の幅が狭めで幅に合わせるとどうしてもつま先が余りがち。そうなると歩いた時に前に滑って足が痛くなったり、疲れやすくなったりするのでこちらのナノフロントとスタビライザーが使ってありフィット感が高く足が中で滑りずらいのでオススメです。

なお土踏まずが高いハイアーチの方は試し履きの段階でスタビライザーがサポートしている感が無いという方もいらっしゃいますね。
そういう方でも長時間歩いたり、運動していると段々土踏まずの筋力が落ちてきて土踏まずが落ちてきてから効果を発揮する場合もあるので長時間運動する方は一度試してみるのもありかもしれません。

2.LAM35688(旧RCP150)

ざっくり言えば上のLAM35689 (RCP280)から高い防滑性を発揮するナノフロントを排除した製品です。アーチサポートとクッション性があれば中の滑り止めはいらないよ!もう少し安くして!という方におすすめ。
まあ実際そこまで激しく運動しない、高低差のある場所を歩かない、普段からフィット感をあまり求めていない方にはこちらで十分です。
長時間の立ち仕事の方はこちらから入るのも個人的にはおすすめです。

3.LAM35687(旧RCP130)

こちらもざっくり言えば上のLAM35689 (RCP280)からTPUスタビライザー(赤い部分)と踵のABZORB(クッション素材)を排除して足の滑りを抑えるナノフロントを搭載した製品です。一応クッション性のあるEVAが裏面に張ってあるのでクッション性もそれなりにはあります。
上記アーチサポートが入った物を試してみてそこまでサポート感の必要を感じない方はこちらを試してみると良いでしょう。
ちなみに土踏まずをサポートしてくれる機能性インソールにはデメリットもありまして、あまりに常用しすぎると土踏まずの筋肉が衰えてしますという事もあるようです。
なのでそういう事が気になる方で普段履きに入れたい人はこちらを試してみるのもオススメです。身体の発育期の高校生位までのお子さんはスポーツする時はアーチサポートが入ってクッション性の高いLAM35689、普段履きはLAM35687と使い分けてみるのも良いかと思います。
成長期のお子さんはどうしてもサイズの大きい靴を履きがちになるので中で足が動きにくいこちらの商品はおすすめ。外反母趾や足指の変形防止対策になりますよ。勿論ちゃんと靴紐を締めるのも大事です。
中高年の方は足の筋力を考えて様子を身ながら色々試してみると良いですね。

4.LAM35716(旧RCP900)

こちらの商品は上記3商品とはすこし毛並みの違った割とベーシックなインソール。足が当たる面に豚革を使用して吸湿性を高めてあるので足の臭いが気になる方には良いと思います。
またクッション性の高い高機能スニーカーを履いている方であればそこまでインソールにクッション性を高めなくても良いのでこういった足触りの良い、臭いのしにくいインソールを入れて上げるのも良いと思います。

以上各インソールの特色でした。
昔は自分も靴の量販店でアルバイトをしていて靴も好きなので割とインソールも色々試してみたのですが、立ち仕事はクッション性が低くても疲れますが高すぎてもフニャフニャしてそのバランスを取るために筋肉を使ってより疲れてしまったり、足が太くなってしまったりするんですよねぇ。
なので靴もインソールもクッション性だけに注目するのではなくいかにバランスよく足をサポートしてくれるか?自分に合うものを選ぶかがポイントになってきますし、場合によっては使い分けるのをおすすめします。

長々とニューバランスのインソールのお話をしましたがやっとここから本題(笑)
ダナーフィールドに今回僕はLAM35689 (RCP280)を入れる事にしました。
理由としては今まではダナーフィールドでがっつり歩く事がそんなに無かったので純正のインソールでも十分だったのですが、ファッションブーツとしてだけじゃなくもう少し野外活動用にも活用してやりたくなったので。
そうなると少し純正のインソールは頼りないのでやはり変えたいところ。
個人的にインソールが良いと舗装路を含めた里山歩きで荷物を背負って15km超えても足裏が痛くなったり腰にきたりはしづらくなったりとかなり違いが出てきます。

LAM35689 (RCP280)
裏面
LAM35689 (RCP280)のXLサイズとダナーフィールド28cmの純正インソールと重ねてみるとほぼぴったり!カットする前に入れたい靴に入っているインソールを重ねて形をとって少し大きめに切っていくのが良いですね。インソールが無い場合や取れない場合はざっくりとでも良いので大きめで型紙を作りましょう。
ダナーフィールドにピッタリでした!
少し歩いた感じフィット感も上がりましたね!

山歩き用のトレッキングシューズにはシダスやホシノのインソールを入れてますが効果覿面です。※街歩きと山歩きでは当然シューズもインソールも求められる物が違ってきます。

本格的なトレッキングシューズは舗装路を歩くと歩きづらかったり疲れたりするので舗装路多めのところを歩くにはダナーフィールドのような比較的ソールもアッパーも柔らかくてスニーカーライクに履けるブーツに機能性インソールを入れて歩くと快適だと思います。
東京の奥多摩には登山とはまた違ってハイキングコースも充実しているのでこういうところを気持ち良くあるくには最適ですね。
またダナーフィールドで歩きに行くのが楽しみになりました。

もし山歩きをした事が無い方はあまり難しく考えずに、お気に入りのシューズをしっかり履いて、おやつやお弁当を持って山頂を目指さないハイキングにお出かけしてみてはいかがでしょうか?街とはまた違った楽しさがあって世界が広がりますよ!

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