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デジタルカメラで切り取る日常

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#デザイナー

写真データ納品の形についてこだわる、など。

写真データ納品の形についてこだわる、など。

デザイナーですけれど、写真撮影もやってます。
で、撮影したデータはウェブ納品することが多いのですが、DVDでも用意します。
こんな感じで。

あるいは、こんな感じで。

デザイナーっぽさは大事にしたいなと思うわけでして、こんなふうにパッケージ化して納品します。
ぺろっとディスク1枚渡されるだけでは味気ないし、PCにデータを吸い込んでポイされる気がします。

それはなんだか寂しいなあ。

と、勝手に

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忘れ去られた、あるいは知られていない技術、製版。

忘れ去られた、あるいは知られていない技術、製版。

クライアントとの打ち合わせのために出かけて、ふと目に止まった袖看板。
おっ? と思って見てみたら営業されている。
まだMacがデザインの現場に入っていない頃、製版の方達が担う領域はとても重要でした。

写植屋さんがなくなり、版下屋さんがなくなって。
製版屋さんも業態を変えざるを得ない時代があったのですけれど、事業規模に対する現場への投資がデカい業種のひとつだったので、稼働している企業さんがあるとい

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旅先の道の駅でステキなロゴに出会うと嬉しい件。

旅先の道の駅でステキなロゴに出会うと嬉しい件。

いや、もう、タイトルの通りです。
「あ、コレ、自分には創れないぞ」というものに出会うと、とくにものすごく嬉しいのですよね。

ロゴを創るだけなら仕事場で試行錯誤すればいいんですが、道の駅となるとそんな軽いお話では済まない場合があるんです。

言っちゃ悪いけどガッカリロゴに出会う確率は高い。

その理由はすごく明解。

予算の原資が税金だから

「安価であればあるほどいい」というのが、公共事業につい

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夕景ノスタルジー

夕景ノスタルジー

夕暮れ時というのはズルいですね。
なにをやってもいい感じになっちゃう(笑)
ここ半年、壊れてるD5300と、壊れてる古いレンズで動画を撮って、YouTubeにアップしてみたりしてるのですけれども。

古いマニュアルフォーカス時代のレンズを使っているので

「あの頃の色」が出て面白いなあ

とか思っています。

当時のニッコールは「あっさり色」が特徴でした。
キヤノンの「こってり色」、コンタックスの

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ときどき路上に現れる、透かし彫り。

ときどき路上に現れる、透かし彫り。

あるいは異世界への扉。
もしくはATフィールド。

ただの日常にも、フォトジェニックな瞬間が現れたりするので、カメラは手放せないのです。
スマートフォンでは表現できないものがあることは、デザイナーなら知っているよね?
と、謎の声が聞こえます。

RAWで撮ったつもりが、JPEGだったのはなんでだろう?
と、Macにデータをコピーしてから気づいたのでした。
ものすごく歳をとったX-M1ですからね。

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チグハグな町の色を思う、など。

チグハグな町の色を思う、など。

街によっては景観条例というものがありまして。
それはそれは厳しい運用がされているとか、いないとか。
わかりやすいところでいうと、京都市内。
顔色の悪〜い看板やら、控えめなサイズのロゴやらに遭遇します。

で、この条例の運用ルールが
部外者にはさっぱりわかんないんですよね。

面積で処理してるのか、
色で処理してるのか、
ベースが白地だったらいいのか、
はたまた
役所の人の胸三寸なのか?

デザイナ

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クリエイターは、ダジャレがお好き?

クリエイターは、ダジャレがお好き?

デザイン業界(とくに広告)に入ったとき、ものすごく感じたんですよ。

ダジャレ、多くない? 多すぎない?

表現案に必ずひとつは入ってるダジャレ。
クリエイティブディレクターが、まるで歌謡曲のように口ずさむダジャレ。
「業界はベタな人たちの巣窟か」と真剣に思ったんですけれども。
この歳になると、いつのまにか考え始めてるのが、ダジャレ。

なんじゃこの自然な流れー!!?

と震えました。
アイデアの

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旅先で歴史を見る、など。

旅先で歴史を見る、など。

仕事半分、趣味半分。
仕事仲間でもある友人と出かけた先で、
味のある歴史的な石碑というか、
呼び名さえわからないものを見かけまして。

これが何を示すものか、
いつ埋められたものか、
何の意味があるのか、
さっぱりわからなかったのですけれども。
「縣」の字が普通に使われていた時代の古さでありながら
ちっとも色褪せていない力強さに、
なんだかとても圧倒されてしまったのでした。

自分の仕事は3ヶ月も

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