野原 綾

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野原 綾

INFJ-A。人はみな自分の先生。noteで人生旅行中。読書は歴史とノンフィクションが好きです。趣味の一番は土いじり。植物との相性はとてもいいかも。お気楽ですが無責任ではありません。 ♡Dear my friends and my sweet heart♡

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【気仙沼市階上中学校 卒業式答辞 全文】 今日は未曾有の大震災の傷も癒えないさなか、 私たちのために卒業式を挙行して頂き有難うございます。   ちょうど10日前の3月1…

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絆とか言う言葉は手垢が付くほど、感傷的に使われたが、 それは何かの関係性の後に生まれてくるもので、 (どうしてそんなに夢を見たいのか)と、思った記憶がある。 人間…

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デコトラのフロントガラスの端から端まで、 黒の筆文字フォントで書かれて、 背景の銀色がピカピカ輝きまくっていた言葉だ。 トラック野郎め。 笑わせてくれるじゃないか…

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12か月の園芸日記*7月14日

花畑の様子 モッコウバラのシュートが、乱雑に伸びている。 必要なシュート以外は、好きなように剪定してしまう。 夏の花も、この梅雨で勢いが落ち着いた気がする。 …

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朝顔の、緑で贅沢なカーテン

この時期、緑のカーテンには憧れ続けてきた。 通り道で、庭の法面を使って、 高く高く、ヘブンリーブルーの青の見事な朝顔カーテンがあった。 昨年までの話。 家主の加…

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昨日の記事は字数制限があったので。 こおりつく 世界はいつも 凍れる日常 溶かすあなたの 熱いまなざし 冬の季節感を、現在のこの抗いがたい世界にスライドして詠ん…

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冬の恋歌*雪も氷も人間関係もクール

こおりつく   世界はいつも    凍れる日常      溶かすあなたの         熱いまなざし クールはかっこいい。 かっこいいは、ダサいの反対。 面…

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さよならだけが人生だ*毎日note330日を前に

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夏の部で選ばれていたものの、秋の部にも投稿しようと思いつつ、 締め切りを逃してしまいました。 その代わりと言ってはなんですが、 自分が参加した春と夏の部では投票し…

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私と花に、雨が嬉しい季節

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こんなタイトルにしたからいけないのね・・・と後悔。 書き込みたいことが多すぎて。 「思い出して考えがまとまらなかった」のは、 それだけでなくて、十代の方のお通夜…

野原 綾
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子供たちに残す未来*祈りをつなぐ島国に生きる

子供たちに残す未来*祈りをつなぐ島国に生きる

【気仙沼市階上中学校 卒業式答辞 全文】

今日は未曾有の大震災の傷も癒えないさなか、
私たちのために卒業式を挙行して頂き有難うございます。  

ちょうど10日前の3月12日、
春を思わせる暖かな日でした。

私たちはそのキラキラ光る日差しの中を、
希望に胸を膨らませ、通いなれたこの学舎を、
57名揃って巣立つはずでした。  

前日の11日、一足早く渡された、
思い出のたくさん詰まったアルバム

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雑感

雑感

絆とか言う言葉は手垢が付くほど、感傷的に使われたが、
それは何かの関係性の後に生まれてくるもので、
(どうしてそんなに夢を見たいのか)と、思った記憶がある。

人間関係がそれだけ希薄なせいだとか、
物語というものが、必要な場合もあるけれど、
この場合は邪魔をしていると思った。

個人同士の支援のマッチングアプリを利用して、
思いがけないものをお譲りいただいたことがあるが、
しばらくアプリ内を眺めて

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昭和生まれのちょい悪男?

昭和生まれのちょい悪男?

デコトラのフロントガラスの端から端まで、
黒の筆文字フォントで書かれて、
背景の銀色がピカピカ輝きまくっていた言葉だ。

トラック野郎め。

笑わせてくれるじゃないか。

「昭和生まれのちょい悪男」

随分前の話だ。

そのおじさんは手術の必要があり、入院したのだという。

術後は、ナースステーションの真ん前にある回復室に移され、
丁寧な管理を受けることになる。

「そう言えば」と思い出して話し始

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ジンジンが止まらない朝の思考

ジンジンが止まらない朝の思考

蜂に刺された。

人生で初めての経験。

もしかしたら強力な虻かもしれないけれど、すごい衝撃。

娘が一歳未満で刺されたことがあった。

家の中の茶こぼしに入っていたのだ。

軽いのでおもちゃ代わりに手に取って遊ぼうとしたら、
火が付いたように泣きだした。

もちろん小さい蜂だとは思うが、あの時の心配が蘇り、
あの時の思いを共有する。

痛いという言葉では足りない。

「熱い!」という感じ。

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12か月の園芸日記*7月14日

12か月の園芸日記*7月14日


花畑の様子

モッコウバラのシュートが、乱雑に伸びている。

必要なシュート以外は、好きなように剪定してしまう。

夏の花も、この梅雨で勢いが落ち着いた気がする。

バーベナのハンプトンは、
いわば、赤紫のコキア的な働きをしてくれるので助かる。

水仙その他もろもろの枯れた葉を、一面隠してくれている。

木槿がとても綺麗。

木槿というよりハチスと呼ぶ人の方が多い。

ピンク色の八重が咲き、バイ

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朝顔の、緑で贅沢なカーテン

朝顔の、緑で贅沢なカーテン

この時期、緑のカーテンには憧れ続けてきた。

通り道で、庭の法面を使って、
高く高く、ヘブンリーブルーの青の見事な朝顔カーテンがあった。

昨年までの話。

家主の加齢か体調か、興味を失ったせいか、今年は作っていない様子。

もしやご近所の賞賛が足りなかったとか?

法面を抑えた見上げるコンクリートの壁が、すっぽり隠れるほどの見事さ。

楚々とした青がとても素敵。

今年こそは、と思ってしつらえた

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恋は闇を求めて愛は光を求める

恋は闇を求めて愛は光を求める

昨日の記事は字数制限があったので。

こおりつく 世界はいつも 凍れる日常
溶かすあなたの 熱いまなざし

冬の季節感を、現在のこの抗いがたい世界にスライドして詠んでみたやつ。

「今だけ金だけ自分だけ」の風潮を、
大きな声で叱咤する人がいても、声が聞こえない現実。

それらは、時に、カッコ悪くてダサくて古臭くて重い。

軽さを求められてるのは、情報量が多すぎて選び取れず、
自分の世界が構築できず

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冬の恋歌*雪も氷も人間関係もクール

冬の恋歌*雪も氷も人間関係もクール


こおりつく

  世界はいつも

   凍れる日常

     溶かすあなたの

        熱いまなざし

クールはかっこいい。

かっこいいは、ダサいの反対。

面白いことは大抵非日常で、つまらない毎日の繰り返し。

人は攻撃も中傷もやめないし、むしろ楽しんでいる風に見える世の中。

テレビを付ければ、笑わなければいけない番組。

興味がなくても友人との会話は無理に付き合う。

日常の自

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さよならだけが人生だ*毎日note330日を前に

さよならだけが人生だ*毎日note330日を前に

井伏鱒二さんの名訳が、どんどん体の中に取り込まれる言葉となる。

3の数字は好きなので、3が2つ並んでなんだか嬉しい330日。

自分の記事は、自分だけしか読んでいないような気がする。

そう思うことで、
「さよなら」、は毎日、
今日の自分が昨日の自分にしているような感覚になる。

それもいいんだけど。

慣れというものは怖いと思う。

何がどうだった、というようなことがあったわけではないが、

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AIによる石〇構文メーカー試しましょう!

AIによる石〇構文メーカー試しましょう!

この時のスタジオとのやり取りの構文ですね。
素早い方がいらっしゃいます!

対面ではないインタビュー、緊張の場面であること、
キャラの際立ちのほか、さまざまなすれ違いもあるはずですが、
それとこれとは別だということで、試してみました。

記者: 花火大会は毎月行うと楽しいと思うので、市で企画して欲しいのですが?

市長: 毎月の花火大会ですか?そもそも、なぜ花火大会が楽しいと考えるのですかね?

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【お題】勉強*10代が生きる刹那を思う

【お題】勉強*10代が生きる刹那を思う

東京都知事選挙が終わった。

選挙後に噴出するあれこれの話題でも、
「選挙前にやるべきだったのでは」とか、
「討論会がなされるべきである」とか、
お祭り騒ぎの後は、さまざまな反省や意見も出てくるのは興味深いが、
選挙のあり方について、いよいよ考えるべき時が来たと思った。

投票率が低いのと、期日前投票は狙われるとか、
ムサシがどうだという問題はさておいて、
一番目を見張ったのは、大健闘と言われる石

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読んで、言葉に耳を傾けて、知る

読んで、言葉に耳を傾けて、知る

夏の部で選ばれていたものの、秋の部にも投稿しようと思いつつ、
締め切りを逃してしまいました。

その代わりと言ってはなんですが、
自分が参加した春と夏の部では投票しなかったので、
今回は7つの句に投票しました。

それで気づいたこと。

読んで、意味が分かるものと分からないものがある。

読んで、情景が見えるものと見えないものがある。

文章も、言葉遊びの類も結構自分本位に書いてるんだな、と思った

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私と花に、雨が嬉しい季節

私と花に、雨が嬉しい季節

なぜかというと、
梅雨時期は、花や樹木の植え替えがとても楽なので。

畑のお野菜にも「いいお湿りですね」と、挨拶を交わす。

いえ、人間同士で交わすのですよ。

野菜に声を掛けてる人間も多いのですが。

先日のお休みは朝から雨。

だけど天気予報は8時から10時までは、
雨の確率40パーセントというので、そこに願いを定めた。

少しぐらいなら全然へっちゃら。

霧雨を全身で受け止める。

花のよう

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感情労働者は懺悔する

感情労働者は懺悔する

日々のさまざまな刺激は、人それぞれ「勉強」と言ったり、
「労働」と考えたりすると思う。

労働者には「肉体労働者」の他に「頭脳労働者」がいるらしい。

らしい、と書いたのは、その区別はおそらく分かっているけれど、
肉体労働者も頭脳労働は必要だし、
頭脳労働者も肉体労働は必要だと思う、不確かさからだ。

と、ここまで書いて、あるサムライ業の女性の方との話を思い出した。

「それって男の仕事でしょ?」

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チョコレートの甘い誘惑

チョコレートの甘い誘惑

お中元とかいう季節。

いつもお世話になっている方を思い浮かべる、そんな時期。

季節行事になっているのかも知れないし、
単なる商業ベースのひとつなのかも知れないし。

でもきっと何かのきっかけや理由やタイミングに使いやすい。

人はなぜチョコレートを食べるのだろう。

疲れた時に無性に食べたくなるから。

人はなぜアイスクリームを食べるのだろう。

その冷たさに心惹かれる季節もあるから。

人は

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みんな・いつも・普通・常識*追記

みんな・いつも・普通・常識*追記

こんなタイトルにしたからいけないのね・・・と後悔。

書き込みたいことが多すぎて。

「思い出して考えがまとまらなかった」のは、
それだけでなくて、十代の方のお通夜に参列する予定があるから。

きっと本人はそんなことないと思う。

目の前の世界が「普通」だったはずなので。

だけどいくつも年を重ねた私にとっては、
地震や津波で怖い思いをして、
工事だらけの、荒れた景色の中で子供時代を過ごして、

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