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2021年4月の記事一覧

ヴィブラフォンが活躍するビッグバンド6選!!あの独特の金属と伸びのある音が入るだけで途端にオシャレになる不思議な魅力をもった楽器

ヴィブラフォンが活躍するビッグバンド6選!!あの独特の金属と伸びのある音が入るだけで途端にオシャレになる不思議な魅力をもった楽器

はい、ビッグバンドファンです。今日はちょっと渋めな楽器「ヴィブラフォン」に注目して、ヴィブラフォンが特徴的なビッグバンドについてまとめてみました。

不思議な魅力の楽器、ヴィブラフォン楽器そのものに関してはwikiにも詳しく解説されていますが、由来は残響や共振(ヴァイブレーション)に起因すると言われているそうです。

音の余韻をコントロールするダンパーペダルによってロングトーンを演奏する事が可能で

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迷走期のBilly Joelが面白い

迷走期のBilly Joelが面白い

これは衝撃だった

ドラマーのミドリン(Soil&PimpSessions)に「Billy Joelが昔やってたAttilaってバンドを知ってる?」と教えられて初めて知った。Billy Joelはてっきり"Cold Spring Harbor"(1971)が最初のレコーディングキャリアと思っていたから、そんなキャリアがあること自体に驚いた。そして音を聴いて更に驚いた。このAttilaというグループ

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音楽と芸術は、救いになる                   ――YOSHIRO広石との対話

音楽と芸術は、救いになる ――YOSHIRO広石との対話

インタヴュー・文/大石始  
写真/白井晴幸

『YOSHIRO 世界を驚かせた伝説の日本人ラテン歌手』(焚書舎)がかなりの反響を巻き起こしている。1940年生まれの日本人ラテン歌手、YOSHIRO広石さんは1965年にベネズエラのテレビ局に招かれて南米へ渡ると、長年に渡ってラテンアメリカ各国のステージに立ち続けてきた。煌びやかなテレビのステージもあれば、場末のナイトクラブもあった。そして日本に拠

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♪ハードでヘヴィーな「主婦の道」♪

♪ハードでヘヴィーな「主婦の道」♪

歪(ひず)みが際立つゴリゴリのエレキ、重厚なベース、パワフルなドラム、ドスの効いたボーカル、打首獄門同好会全員一斉スタートで送る、全主婦への応援歌、「シュフノミチ」!

歌詞に込められた主婦たちの苦労、闘い、家族愛。
そう、これは今日も丹念に掃除機をかけている主婦たちへのエール。

(主夫/主婦)は攻める 不死身の如く 迫り来る家事に その身焦がして
(主夫/主婦)は守る 愛する家族を そして極め

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Jeff Beck「Wired」(1976)

Jeff Beck「Wired」(1976)

ジェフ・ベックが、ビリー・コブハムの「Spectrum」からインスパイアされて制作したのが「Blow By Blow」という素晴らしいギターインストアルバム。そこから更にフュージョン色を強めていったのが今回ご紹介する「Wired」です。
「Blow By Blow」発表後、ジェフはスタンリー・クラークの「Journey To Love」の制作に参加し、そこから更にインスパイアされ「Wired」の制

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タイの音楽がすごい。お気に入りのタイ・インディー 10組を紹介!

タイの音楽がすごい。お気に入りのタイ・インディー 10組を紹介!

こんにちは!
HOLIDAY! RECORDS の植野秀章です。
2014年からおすすめの国内インディーズバンドをCD販売、
SNSや各メディア出演で広める活動をしています。

前回の台湾バンド特集に続き、今回はタイのバンドを紹介します。

流行りなのでしょうか?
ローファイ感、浮遊感のあるドリームポップ・サウンドを鳴らす良質なアーティストが多い。

それからParinam Musicというレーベ

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Laura Nyro「The First Songs」(1967)

Laura Nyro「The First Songs」(1967)

ローラ・ニーロについては、最初に彼女のカバー集「Gonna Take a Miracle」を聴いたのですが、いろいろな方々からオリジナルアルバムも聴くべしとの御指示を頂戴し、次に聴いたのが彼女のファーストアルバムでした。

ポップス大好き人間の私としては、もう①「Wedding Bells Blues」で大満足です。ローラ自身のファーストシングル曲ですが、これはもちろん1969年にフィフス・ディメ

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メロウなピアノ・レゲエ

メロウなピアノ・レゲエ

ボブ・マーリーが、メッセージ性の高いレゲエを携えて、アメリカ・イギリスなどジャマイカ国外に向けてメジャー・デビューしたりと、ジャマイカ音楽の音楽性が硬派になっていった1970年代前半。
ハリー・ムーディー(Harry Mudie)というプロデューサーが率いるレコード・レーベル、ムーディスク(Moodisc)は、時代とは真逆の甘美で華麗な音楽にこだわるという、逆に硬派なスタイルを貫いていました(笑)

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