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出版できる本を書くために意識することは需要と供給

誰でもビジネス書の著者になれる!出版の教科書 松尾昭仁
を読んで勉強になったことを書きます。

このnoteは

・本を出したいと思っている同志の方々
・著者は何を考えて本を出版しているのかを知りたい方々
・noteを書く内容に困っている方々

に情報を提供する目的で書いております。
もちろん私は出版をしたことはないので、経験者の言葉ではありません。

新たな試みとして、それぞれのnoteは誰のどんな問題を解決するのかということを意識する目的で、このような冒頭を書かせていただこうと思います。
理由は下記に明記しておりますが、それを意識することで、需要を意識することに繋がると考えたからです。

私が本を出版したい理由



本書の冒頭には、どんな人でも著者になることができて、出版のメリットはこんなところということが説明してありました。
私としては、すでに本を出したいという意思はあるので、こちらについては割愛させていただこうと思います。
本を出したいという意思に関してはこちらをご参照ください。

未経験でも出版できるのか?
と、不安を抱いる私にとって非常に勇気づけられる言葉がありました。


「実績のある著者は、数多くの出版社から依頼が相次ぎ、(中略)実績のある著者だけでは、刊行点数をカバーできないのが現実なのです。そこで、編集者は新人著者に白羽の矢を立てます。ビジネス書の世界ではネームバリューが全てではないからです。(中略)「1冊も本を出していない人こそ、出版のチャンスがある!」と言っても過言ではないのです。」

次は、どんな内容で本を書くかというところですよね。

読者がビジネス書に求める実利

ビジネス書から得る情報や役に立つ知識を学びたいという気持ちから、本を購入してくれるのです。読者がビジネス書に求める「実利」は、おもに次の3つに分類できます。
①欲や快楽、夢や希望を叶えるため
②恐怖や苦痛から逃れるため
③時間を短縮するため
出版企画書を作成する前に、まずはこれらを押さえておく必要があります。

以前私は、いしかわゆきさんの書かれた、「書く習慣」という本からチェックリストを作成いたしました。
誰にも書く題材は存在し、その題材を呼び起こすため1つ1つ確認していくチェックリストです。

確かに、とにかくどんなテーマでも筆を走らせるということは、書く習慣には大切だと思います。

本は書きたいことを書けばいいと思っていました。
しかし、出版業界も、紙の本が衰退傾向のさなか、お金を出して本を出すわけですから、それを回収したいと思うものですよね。
見方を変えないといけない。

本を書こうと思ったら、どんなテーマでも書いていいというわけではない。
誰かに伝える、対象を意識した文章を書くということが必要と感じました。

自分の中にある、供給できる物と
社会が望んでいる、需要がうまくマッチするところ
に活路はあるのではないかと思います。

では自分の中にある、供給できる題材はなにか?

何を供給するか?

①これまでの人生で、あなたがいちばん「時間」をかけてきたものは?
②これまでの人生で、あなたがいちばん「お金」をかけたものは?
③これまでの人生で、あなたがいちばん「情熱」を注いできたものは?
これらの質問に対する答えが、あなたの出版企画のテーマになります

私は、これらの自分の強みが何なのか?を、再考する必要がありました。
現行では育児について多く書いている傾向にあります。
それは、今自分にとってHotな話題だからです。
ここに今、情熱と時間をかけているから文章を綴ることが可能なのでしょう。
この強みである部分が、他の読者の参考になるという点で強みをテーマにしていくのはニーズとしてマッチしていると思います。

自分が強みと感じている部分や実際に他者から認められる強みを本にするのは内容としていいですよね。

しかし、弱みも裏を返せば本になりうるということも本書では紹介されています。
例えば、
メンタルや仕事術に弱みを感じている人が同じような弱みを感じている本に出会ったら、
その弱みに寄り添うような本になりうる。
また、それを克服して解決したとあったら需要になります。
その弱みを解決したいと思っている人であれば、買ってくれるのはずですよね。

ペルソナは適切か?

時間、お金、情熱を注いできたことや伝えたいコンテンツがあっても、「読者ターゲット」 が定まっていなければ、せっかくのコンテンツを読者に届けることはできません。その本を 手にとって読んでみたいと思う人がいなければ、出版する意味がないからです。

さらに、読者ターゲットは「自分のために書かれた本だ」と思うくらいニッチなほうがいいとも説明されています。

ペルソナとよく言われますが、そのペルソナを本をよく読むターゲットにする必要もあると感じます。

ターゲットを絞るうえでもうひとつ注意すべきなのは、本をよく読む層に絞るということです。
先述したように、本を読む習慣があまりない建築現場で働いているような肉体労働者に 向けて、「ガテン系で1000万円稼ぐ法」というテーマで書いても苦戦するのは必至です。 また、専業主婦をターゲットにビジネスの本を書いても、まず手に取ってもらえないでしょう。

ガテン系が本を読まないということは、偏見かもしれませんが、
確かに読者層が多いかと聞かれると、そうではないですよね。
需要と供給がマッチしていることが重要なのでしょう。
本を読むという需要が多い層に、それを送り届けることが、売れる本を作る著者かもと、編集者の方に思わせるコツなのかもしれません。

更には、スタートアップでは、「誰のどんな問題を解決するのか」ということをよく聞かれると聞きます。
ビジネス書もまた然り、
「誰の、どんな問題を解決する本なのか」ということを意識する必要があるのではないかと感じました。
また、出版を意識するにかぎらず、noteにもこの考え方は応用可能ではないかと思うわけです。
1つ1つのnoteの記事が、「誰のどんな問題を解決するのか」、そういったことを考えていくのが、「スキ」を増やしたり、「フォロー」が増えていくことにつながっていくのか、と、
また、その積み重ねが出版につながっていくのではないかと思います。

販促もするの?

商業出版は、出版社にとって投資ビジネスです。だから、損はしたくない。売れる本を出したいというのが本音です。

本を制作するための有利な条件はたくさん書けという箇所も非常に勉強になりました。
何万人に推薦してもらうことが可能だとか、メールマガジンで推薦していただける約束がある、またSNSで告知してもらえるなど。

SNSやブログの活用法についても、
今すぐ作って、ファンを集める、その後そこに告知をする。
ファンが多ければ多いほど、本を制作するための有利な条件になりますよね。

これまで、販促は出版社がやってくれるものだと思っていました。
しかし、そうではなく、SNSでの広告や、自ら書店に手作りPOPを書店に飾ってもらうという事もすることがあるとのこと。

確かにメールマガジンで何万人の登録者がいる人の書籍は売れそうなきがしますし、同様にSNSで何万人のフォロワーがいるという人は更に売れそうな気がします。
自分のnoteをより多くの人に知ってもらいたいと思いTwitterをこの機会にはじめてみましたが、こちらも伸ばさなければならないなと気持ちを新たにしました。

出版に至るには、様々な道があることも知りました。
・持ち込み、紹介、インターネットで応募する
・知り合いから紹介してもらう
・出版記念セミナーに参加する
・著者スクールに参加する

医学書の著者は知り合いにいますが、その先生に聞くことも近道になるのでしょうか?
しかし、出版したいのは医学書ではありません。
私が人生が変わったなと感じる本は医学書ではありません。
もっと広く読んでもらえるような、本を書いてみたいのです。

最後に

また、こちらの本には、編集者さんからの言葉も書いてありました。

「本」というものは、すべてのメディアのなかで最も「個人」に寄り添った、信頼性の高 いメディアだと思っています。
だから、本のなかの「たった1行」が読者の胸に深く刺さり、その1行が人生を変えることさえあるのです。
ビジネスの延長として本を出される方もいらっしゃいますが、本の先にいる読者の人生が 変わる、そんなすてきな作品づくりに携わるのだということを、著者になる方には強く意 識してほしいと思います。
いい本を作ろうと思ってエネルギーを注いだ本は、「1行の重み」 が変わることで、確実に読者に届きます。
本が広がることで、著者の方の人生も、大きく変 わってきます。
「たった1行」をおろそかにしない、そんな著者さんになってほしいと思います。

noteをきっかけに、文章を綴るようになりましたが、
果たして、1行1行を推敲して、おろそかにしていなかったかというと、そうではなかったと思います。
自分のおもむくままに、書き連ねていたという所が本音です。
しかし、この編集者さんの言葉には非常に感動しました。
それは、事実自分も本によって、人生が変わったなと感じている一人だからです。
過去の自分のような読者に、人生を変えるようなきっかけを与えるのであれば、それくらいの覚悟を持って文章を書き連ねなければならないことを痛感しました。

Todoまとめ


・需要と供給を意識する
・対象はよりニッチに
・たった1行をおろそかにしない

このようなTodoをこれからのnote作成にあたり意識していきたいと感じました。

自己分析や分析などに関しては別の機会にでもと思います。

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