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20代の時に読んでいた本 #1
今年で35歳となり、公認アスレティックトレーナーとなって10年が過ぎました。
最近ふと駆け出しの頃はどんなことに興味があったのか、
どんな本を読んでいたかと考えるときがありました
色んな同業者の方に聞いたり、調べたりしながら本屋さんに行っては専門的な情報がわんさか載っているのに心躍らせていました
今はSNSなどで簡易に情報が取れてしまうなかで、書籍から得られる情報もとても大事に感じます。また
【肉離れへのコンディショニング】 どんなエクササイズを選ぶのか -骨盤制御編 -
今年も約半分ほどになりましたが、プロスポーツでは複数選手のハムストリングス肉離れでの戦線離脱報道が出ています
個人的にも関わることが多いスポーツ傷害の一つです
再発率が非常に高く、毎年シーズン内で負傷やコンディショニング不良に悩まされる選手も少なくないと思います
また患部のハムストリングスだけでなく、
野球などではその影響が投動作・投球メカニズムに影響をきたす可能性があるといわれています(1
下肢傷害と方向転換について part1
スポーツにおける方向転換時に下肢への負荷がとても高いことは言うまでもないことであり
同局面は傷害の発生率も高いことが分かっている
そのなかでもACL損傷を含む膝関節捻挫は多くみられ複数の軟部組織を一度に損傷し、重症度によっては競技復帰に長期を有する場合もある
膝関節捻挫の予防・防止を念頭においた働きかけは多くのスポーツチームで取り組まれているが、「方向転換スキル向上へのアプローチ」以外とな
私のアスリハ -肩関節外傷- Part2
Part1はこちら
前回は固有感覚刺激と回旋筋腱板へのアプローチに関して話しました
次にポイントとしているのは「肩甲帯」としての安定性です
急性の負傷でも慢性の痛みにしても要因となるのは肩甲上腕関節だけでなく、胸郭や体幹部との関係性の破綻によるものが大きいと思われます
上腕骨の位置に応じて肩甲骨が追従してポジショニングできることは重要であり各ポジションでしっかり筋が活動し全体として安定して
私のアスリハ -足関節捻挫 - part2
part1では主に荷重制限があったり、足関節を積極的に動かすのが難しいフェーズでのアプローチを中心に書きましたが、今回は炎症も軽減され少しずつ患部である足関節の運動を行っていく時期にフォーカスした内容にしたいと思います。
フェーズのテーマとしては可動域の獲得、固有感覚刺激の入力、患部周囲筋の活性化などが中心になるかと思います。
まず可動域の獲得に関してですが、背屈制限が発生するケースが多くそれ
私のアスリハ - 足関節捻挫 - Part1
足関節捻挫は競技問わず頻発するスポーツ外傷かと思います。
十分な回復が得られないまま復帰することが現在でも多く見受けられ、
ジュニア・シニア問わず再発、後遺症や他部位への影響に悩んでいるアスリートは多いのではないでしょうか
今回足関節捻挫を受傷した選手へのアスレティックリハビリテーションで私が重要視しているものを中心にシェアしていきます
初期段階においては状態によりますが、「免荷」や「荷重
私のアスリハ -肩関節外傷- Part1
肩関節外傷のアスリハで私が注意していることやコンセプトについてお話ししたいと思います。少しでも参考になれば幸いです。
スポーツにおける肩関節外傷にはいくつかあり
・腱板損傷 ・肩甲上腕関節前方脱臼 ・肩鎖関節捻挫 などが頻度が高い上位ではないでしょうか。
可動域に制限がある場合はそれの改善を優先しつつ、初期段階で取り組まれる多くはローテータカフの活動性改善と固有感覚刺激を入れることではないでし
内的注意と外的注意 -Part2-
Part1はこちら
次に内的注意(Internal Focus、以下IF)の臨床的な活用について考えてみたいと思います。
多くのリサーチでは運動の転移やスポーツパフォーマンスへの影響から運動指導やコーチングに外的注意(External Focus、以下EF)を用いることを推奨するものが多いのですが、それはあくまでEFによる効果が必要なケースとなります。
Part1で紹介したように同じ課題にお
内的注意と外的注意 -Part1-
Part2はこちら
数年前から運動指導において注目されてきた
内的注意(Internal Focus、以下IF)と外的注意(External Focus、以下EF)
その二つの臨床への応用を自分なりにまとめます。
まず一般的な定義ですが、Jason Vance (https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/?term=Vance+J&cauthor_id=1569523
ACL(前十字靭帯)と認知機能
ACL再建からの競技復帰には膝関節伸展筋力やKTPなどの動揺性の計量、Hop testの健患差が用いられてきました
そういった「ある程度の目安」がある中で再断裂のケースは後を絶ちません
上記の検査が意味を持たないわけではなく、スポーツ復帰に対して単純に必要十分ではない可能性があります
そこを埋める一端であるかもしれない"認知機能"についての個人的な考察を↓
その人がもつ認知能力と運動時の力