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セクマイとして生きる

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セクマイとしての生きづらさ、与えられた恵みに関する記事をまとめました。
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記事一覧

個別の召命について

個別の召命について

 修道院を辞めて約3年が経った。
 昨日、友人に修道院での生活が辛かったという話をし、友人から「辛かったねぇ。」と声をかけてもらった。
 その友人も神学校に入っていて辞めた背景があり、教会の古い慣習の中で自分を見失った経験があった。
 これを期に、私自身の召命を改めて振り返って見たいと思う。ちょうど、辞める識別をした時にシスター達に書いた手紙があるのでそれを公開することにする。
※性暴力についての

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パンセクシュアルとして生きること

パンセクシュアルとして生きること

あー!もうムカつく!
なんで世の中こんな勘違い野郎が多いんだ!

冒頭からキレててすみません。
最近、暇すぎてやや真面目なマッチングアプリで、あるトライをしています。
と言うのも、自分のセクシュアリティをカムアウトした上でマッチングする人はどれぐらいいるだろうか?というものなのだけど。(後からカムアウトするのも面倒だし)
これが面白いぐらいカムアウトしてない場合と差が出る。他の人より足あといっぱい

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交換日記への返信。〜平和とモヤモヤの間で〜

交換日記への返信。〜平和とモヤモヤの間で〜

 久しぶりに開いてみたら、rとkが更新していたので私もしてみる。公開しているけど、どうせ私達以外読んでいるものでもないし。
 私の近況はといえば、本日をもってパートから正職員になった。給料は変わらないし、なんなら新卒のときの給料よりも低く賞与も昇給もないが、人間関係がよいし、出勤時間が曖昧で、かつ週4日だけ働けば後は仕事のことを考えなくて済むのが魅力的な職場だ。
 鬱の調子も、今のところ落ち着いて

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「輝いてる」と言わないで

「輝いてる」と言わないで

人は、誰でも自分のフレームからしか人を見ることができない。当たり前だ。私も自分のフレームと格闘するしかないのだけど、誰かの狭いフレームに入れられるとたまらなくなる時がある。

小さい頃は、「大人の指示に従うべき存在」として見られるのが嫌だったし、学校に行けば「勉強しに来ている存在」として見られるのが嫌だった。小さい私はちゃんと自分の意見を持っていたし、学校には友人に会いに通っていたに過ぎなかったの

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