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エッセイ・つぶやき

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#エッセイ

【エッセイ】ふと今の境遇を見つめて思った事

【エッセイ】ふと今の境遇を見つめて思った事

おざますー

最近タガが外れたのか、まだ痛い目にあってないだけなのか、はたまた成長の兆候なのか、"積極性"が増した気がします🤔

それは「ようやく心身の余裕が世間水準まで到達した事」の表れかもしれず、学生時代の自己肯定感が0を割ってコンプレックスに苛まれてた時から思えば見違えるほどです…

言い換えればこの自信は「不毛にしてしばしば過度な比較・競争から脱した時」から日進月歩を辿ってきた様に思えま

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【エッセイ】「従業員に効果的なアメを与えるには何が相応しいか」の話

【エッセイ】「従業員に効果的なアメを与えるには何が相応しいか」の話

さてこれは記録用に呟く事なので、しばらくしたら消しますね。

上司氏のマネジメントに関する解釈でふむなるほどと思えることがありましてね。

ズバリ「従業員に効果的なアメを与えるには何が相応しいか」と言うものです。

私は斯様な事を考えた事はなかったので、強いて言うならボーナスみたいな「金銭的なもの」や個人的なお気持ちとして「ちょっとしたお菓子」くらいしか思いつきませんでした。

しかし氏はそれは付

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【エッセイ】立ちはだかる問題が文明や技術を形作る

【エッセイ】立ちはだかる問題が文明や技術を形作る

最近買った素粒子本を読んでるんですけど、その中でケプラー始め西洋人が原理や法則を導き出せた理由を著者が推測してたんですよ。

東洋では八百万の神々に見られる様な混沌を根本とし、「端的で唯一の何か」は(象徴として)存在しないとされる。

他方西洋では「唯一神を崇める宗教観」が、神的なシンプルさから逸脱する様々な実験結果から完璧な根本を証明する為に「非神的な歪さ」を削らせたのだと。

それ自体私も納得

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【エッセイ】好きでもない仕事をする可哀想な人へ

【エッセイ】好きでもない仕事をする可哀想な人へ

まず前提として「わざわざしなくてもいいんだけど、自分が好きだからやってる事」は必ずしも金になる必要はないと言っておきたい。

胸を張って自慢できる「情熱を注いでいる何か」を持っていれば、それを成長させ続ければ、遠からず結果や評判が伴ってくるというのはわかりやすいと思う。

その最たるもの・好きなことを金にできた人は「運良く時の観衆の琴線に触れる何かを持ってたが故に脚光を浴びて評価を得られた一握り」

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【エッセイ】「資本主義じゃなくて利己的な幼い人が諸悪の根源なのかもしれない」という話

【エッセイ】「資本主義じゃなくて利己的な幼い人が諸悪の根源なのかもしれない」という話

少ない頭で色々考えてきましたけど、やっぱり「低次元の欲に振り回される利己的で幼い人」がいろんなところで害を与えてるのかなと。

仮に「彼らがマズロー心理学に啓蒙されたとしたら」、資本主義さえ様変わりするでしょう。

何せ利他的に正しく扱われれば「革新を誘発する競争心」を刺激されることになりますから。

問題は「その他よりも多くを得ようと排他的・利己的になってしまうこと」なんです。

その象徴として

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【エッセイ】作品における「考えるべきことの段階」が一段上がったかもしれない話

【エッセイ】作品における「考えるべきことの段階」が一段上がったかもしれない話

この1年間で発生したイベント、特に「祖父の死」「初の入院」「失業保険が切れて働かざるを得なくなった事」は「私が世間に向けて発信したいと思わせる動機」になって、現に優先すべき事(診断士の勉強)を中断して創作活動に熱中させてしまっている。

しかしそれは悪い事ではなく、むしろ「不意に訪れるチャンスを無駄にしない為」に良い事でさえあるといえるが、果たして自分の行動を合理化するための口実になってしまって

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【エッセイ】デジャブの元になったデジャブを見た話

変なこと言いますけど、デジャブを体験した時に不思議な感覚に陥ることがあります。

それは「『似た場所を通った時に見た情報を元にそう思った』のか『全く予期せず見た夢を元にそう思った』のか」、またそれに加えて「これがデジャブとは微妙に異なるもので、夢を通してまたデジャブを体験する『デジャブの元になったデジャブ』なのか」というもの。

取り上げたいのは三つ目。
しかし何を言ってるかわからないと思いますが

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【エッセイ】気づきたくない自分の本音の話

【エッセイ】気づきたくない自分の本音の話

この前駅にチャリを置いてきちゃったんで今バスを待ってるんですけど、建物を照らすオレンジ色にもの寂しさを感じてしまった所なんです。

もう時期日の傾きもピークを迎えて年でも仄暗い時期を迎えますが、そんな時に無機質なダウナー系の曲を聴くと心まで黄昏てきちゃう様で…

それは高校生の時にふとダウンロードした無料ゲーム(めちゃ高速で移動する宇宙船?を操作して障害物を避けながら記録更新を目指す、みたいな)を

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【エッセイ】「20歳までに構築された潜在意識は死ぬまで変わらない」という話

【エッセイ】「20歳までに構築された潜在意識は死ぬまで変わらない」という話

大変失礼なことに、私は対人関係で「表面上は良い面をしていても、潜在的・仮面の下では人を疑い見下げる様な態度」をとることがある。

その対象が友人だろうと家族だろうと、良好な関係が必要な同僚であっても、なのだ。

原因は小学生時代まで遡れそうで、思い当る節なら今に至るまでいくらでもあって逆に特定しづらいくらいだ。

つい先日も、後々考えてみると、仕事の同僚に対してそのような態度をとっていたこ

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【エッセイ】トイレにフライバイワイヤーを当てはめたら

【エッセイ】トイレにフライバイワイヤーを当てはめたら

物理接触型の機械制御が今尚第一線で使われてる理由って「電力供給が確立されてないから」だと思うんですよね

さっきトイレに行った時、流そうと思って流すノブを捻ったんですけど、あろうことか回転量が少なくて不発だったんですよ。

そこで閃いた訳です。

「もし閉鎖系で電力が確立されてたら、メカニズムはエレクトロニクスに完全に含まれてしまうのではないか」と。

つまりタイヤの空気圧をたまに確認する様に、サ

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【エッセイ】現代資本主義のアンチテーゼ 「本来主義」の話【読了目安:約20分】

【エッセイ】現代資本主義のアンチテーゼ 「本来主義」の話【読了目安:約20分】

資本主義の悪行を清算しても尚あまりうる恩恵をもたらすと(現段階では)考えている「本来主義理論」
その原初はいつもと同じくフロムから授けられ、近代・現代社会に広く普及した資本主義が引き起こした、それまで知覚はしていてもぼやけていてはっきりと輪郭が捉えられなかった不調和に、まさに青天の霹靂の如く納得と憤りの方向を示してくれたことに端を発する。

時の私は休職の中にもとりあえずは会社に在籍していて、そん

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【エッセイ】「富の再分配の失敗」と「教育・教養の価値」の話

【エッセイ】「富の再分配の失敗」と「教育・教養の価値」の話

ふと考える、何故資本の事が、とりわけ貨幣や預金通帳の残高が高いことが嫌いなのか。

世間一般的な「普通」に頭まで浸かっていた時はその追求が人生の目的だと思っていたし、現実問題その多さが幸福な暮らしを実現するための選択肢の多さに直結することにもなるし、(擬人化するようで気持ちが乗らないが)資本そのものには罪はなく、用いられる者によって資本は顔色を変えるわけだから、それそのものに嫌悪感を抱くのは本来お

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【エッセイ】「人がペットを飼ったり子供を作ったりする理由」の話【読了目安:最短8分】

【エッセイ】「人がペットを飼ったり子供を作ったりする理由」の話【読了目安:最短8分】

「子孫を残す理由は?」「なんでわざわざ動物なんか飼うの?」こうした疑問は誰もが経験したことがあるはずだが、果たして「小学生にでもわかるレベル」で説明することはできるだろうか。

自分が生きている事の証明?
「リスクを冒してでも種を残す」とか「自らの中に宿った命を殺したくない」という母性?
そもそも理由とか意味なんてなくて単なる「成り行き・定め・運命」?

直感的に理解されているかもしれないが、生憎

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【エッセイ】荼毘に付す

【エッセイ】荼毘に付す

浄土宗・南無阿弥陀仏を唱えたお坊さんが祖父を送って行った。

極楽浄土のその音に「果たして祖父は逝った先でどんな極楽を享受するのか」、失礼にも疑問に思われてしまった。

晩年、それもつい5日前まで生きていたその体はそのところどころに悲鳴が上がっていただけに病院を行ったり来たり、親族はその心のどこかに準備ができていたのは言葉にするまでもないのかもしれない。

その子供、私の父が首都圏に出てきてしばら

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