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(自己診断)鬱病から抜け出すまでの録ー光を求めてー

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はじめに;この記事に辿り着いた貴方はきっと、今辛い立場にあるでしょう。でもこれは私の事なので貴方の役には立たないかもしれません。でも少しでも何かの参考になれば、きっかけになればそ…
はじめに;辛い、この状況からぬけだしたい、変わりたいと思っているからこそ、ここに辿り着いた。それに…
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(自己診断)鬱病と書いた理由

プロローグ

単純明快です。医者に行かなかったからです。薬も処方されてもらってません。行ったのは自ら探して、ここなら信用できると思ったセラピストのところです。だから保険も効かなくて一回1万円くらいしましたが、この時はお金は二の次に考えてました。

自分で自分のこの辛さを自己分析したところ、やはり家が貧乏だったというのも出てくるのです。お金がないが口ぐせだった母親でしたから、なるべくお金を使わせない

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拒絶

これから、鬱病が一番酷かった時の出来事や内面等々書いていきます。正確にはNOTEを始めてすぐくらいに書き始めた話を加筆、修正した再編ですが、時折時系列が前後します。

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男性Tと男性K 

男性Kの話

この鬱初期くらいから二人の男性が私の前に現れます。TとKです。
声優を挫折した後に、何とか今までやってきた事を活かした職はないかと探しているうちに偶然にも見つけ、登録し、する事が叶った某電気メーカーの店頭PRのMCの仕事でお会いした人です。一番夢に近しい仕事が出来た瞬間だったのかもしれません。

Kはその時の仕事で私達(二人いたので)担当にあたった人です。某電気メーカーの人ではなくて

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その時、何かが音を立てて切れた。

人によっては、特に男性陣によってはとても身勝手な話として感じるかもしれません。今思い返してみれば100%私が悪い、ということは決してないのですが、当時の私の心境から相手を攻める言葉しかつづる事が出来ませんし、またあえてそうした文章にしていくのでどうかご了承下さい。

半同棲状態の男から結婚拒否されてからも、色々話はした・・・と思います。これもだけど時系列ははっきりしないです。Kとの一瞬の煌めきの前

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第二章

家族

ここでこの話をします。後々の私の精神状態に大きく関わってくるので。

本物の心理テストという本を買った時に不完全家族とか家族との距離と役目みたいな話が出てきて、それに自分を中心にして、家族の距離感と大きさを単純な図にしてみましょう、みたいなのがありまして、やってみました。

私を中心に一番近くに据えたのは父親。私の丸より大きめの丸を書いて線で繋ぐ。次に近いのが弟。父親と同じか、少しだけ父親

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第三章;過去を巡る

中学時代

鬱の原因究明に、過去に、遡りをはじめました。・・・中学生の時でした。夢見が酷かった時代。今思い出せるのは、通学途中に用水路があるのですが、その葦の生えた用水路縁(へリ)に惨殺されたシェパードが十数匹転がっていた夢。血が流れていた。電線に引っかかってだらりと垂れ下がっているのもいた。そんな夢。空に巨大な掃除機があるかの如く空に吸い込まれそうになるのを電柱などにつかまって必死に耐えている夢

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あるものを数える −非識字− 

鬱MAX時。新しく入ったバイト先で、言われて卵の数を数えたのだが、いくつまで数えたのか忘れてしまう。そして何度も数える。やっと数が把握出来た。そして卵の数を数えるのすら出来なくなった自分を嘆いていました。

少し時が過ぎて、ある程度仕事をこなせるようになって、でも相変わらずバイトの時間が終わるともうする事ないから控室でボロ泣きし、本屋で心理系、精神系、自己啓発系本を片っ端から手に取り、気になった物

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あるものを数える

無い事を嘆くのではなくてあるものを数えてください。

沢山の本を読み漁っていたとき、パソコンで検索しまくっていたとき、そしてセラピストの人に言われたことの中にも必ずあった共通項が三点ほどありました。

その一つがこれです。

周囲を見渡します。そういえば家出て一人暮らし(正確には半同棲)した時は赤帽で引っ越しました。電化製品は全てこっちで買いました。勿論私の貯金で。礼金、敷金その他諸々、貯金はゼロ

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閑話休題 住所を喪うな

実家との不和、半同棲男との破局、声優挫折の三つ巴は、今思えばかなりの瀬戸際でした。まず何より経済面です。

半同棲男との破局はそのまま半同棲解消という流れになります。同じ屋根の下にいるということすら反吐が出そうだったので、30分くらい歩いた所にあったネットカフェに毎夜行っていたのですが、もう少し状況が悪化したらネットカフェ難民になっていた可能性が。

夢を挫折していた私は働く意欲を全く失っていまし

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業と輪廻転生

聞いた事ある人もいると思いますが。業とはその人の背負ってしまった課題みたいなもの。超えなければいけない何か。輪廻転生は生まれ変わり、というやつですね。

皆さんは疑問を持った事はありませんか?自分の生まれついた環境について。

私は思ってました。何故お金持ちの家に生まれて来なかったのだろう。何故あの両親の子供として生まれたのだろう。

どこだかに、生まれてくる両親を選んだのは自分自身だっていうのが

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第四章;結婚しよう

鬱抜けの最終章です

鬱が快方に向かう頃に結婚しようと思いました。私,、本質は結婚に向いてない性格してます(笑)。
それがいじめの要因も重なって結婚に興味ありませんでした。

いや、夢(声優)破れたら結婚してくれると思った相手が実は私と結婚する意志はなかったのです。

私は(今も)戸建て持家が欲しいのですが、あくまでも自分が稼いで建てる気でいました。そうした人が当時は近く(て遠かった)にいたからで

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