閑話休題 住所を喪うな

実家との不和、半同棲男との破局、声優挫折の三つ巴は、今思えばかなりの瀬戸際でした。まず何より経済面です。

半同棲男との破局はそのまま半同棲解消という流れになります。同じ屋根の下にいるということすら反吐が出そうだったので、30分くらい歩いた所にあったネットカフェに毎夜行っていたのですが、もう少し状況が悪化したらネットカフェ難民になっていた可能性が。

夢を挫折していた私は働く意欲を全く失っていました。飲食業バイトの掛け持ち。正社員でも何でもないから勿論社会保障とかもない。鬱マックス時は効率も悪く、変なミスもたくさんやらかし、しかも接客業だというのに始終泣いていた(鬱だったから理由もわからず、止める事も出来ない)明日から来なくていいと言われても何らおかしくはない状況でした。

意欲は失っていたけれど家賃だけの収入は得ようと思っていたのは正解だったといえます。
性格上やってはいけない接客業を、飲食のホール業から調理補助、スーパーレジ打ちに変えたのも正解でした。(レジも接客業だが、ホール業に比べたら一人、あるいは一つのグループに接客する時間が圧倒的に少ない、雑用も少ない)

一時的の同棲者が見つかった事も、その後結婚という道を選択したのも正解でした。

ラッキーでもあり、感謝でもあります。

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はじめに;辛い、この状況からぬけだしたい、変わりたいと思っているからこそ、ここに辿り着いた。それにまず気が付いてください。

はじめに;この記事に辿り着いた貴方はきっと、今辛い立場にあるでしょう。でもこれは私の事なので貴方の役には立たないかもしれません。でも少しで…

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