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漫才(スキンヘッダーハリー)
○どうも〜スキンヘッダーハリーです
よろしくお願いします
●(何か動作を繰り返している)
○おい!おい!!
お前「すいませんねぇ、こんな奴連れてきて」の素振りすんな!!あんまいないよ!?そこの練習する人
●9999、10000…!!
○そんなやってなかっただろ!
●(睨む)
○なに見てるんだよこのヤロー
●いやカッコいいなと思って
○え!ありがとう!!嬉しいけど因みに今のの何処がカッコよかった?
漫才(花吹きジェニー)
○まだまだ暑いね
●本当に9月とは言えまだまだ暑いですからみなさんも水分とってくださいね
○あ、やめて下さい。僕地雷なんですよ
●え、何が地雷?何か気に触る事言いました?私
○僕ね、自分が暑いと思ってる事に共感されるのが『自分だけの暑さ』だと思ってたのにそれが土足で踏み躙られるみたいで嫌なんですよ
●はぁ!?暑さに共感されるのがいや?どういう事ですか?
○いや、所詮暑さにとっては俺も沢山いる男の1
天動説的同性愛(急)
甘ったるい香料がナオの鼻を突く。薄く開かれた視界に入るのは見慣れない家具の配置に壁紙。他人の領域にいることをナオの五感が感じ取っていた。人の部屋に入るなんて何年ぶりの事だろうか、とぼんやり考える。
少女を見て服装が変わっている、とまずナオは思った。そのことについて触れてあげようか、という考えが脳内をはしるがうまく言葉を紡ぐことができなかった。女の身体を倦怠感が押さえつけている。なすがままに思い
天動説的同性愛(破)
湘南の街で飲食店を探し出すのにそう苦労はかからなかった。2人でこじんまりとした清潔そうなレストランの戸をたたいた。普段はファストフードで食事を済ませてしまうことが多い、と道すがら語っていた少女は物珍しさからかその日に焼けた顔をさらに紅潮させメニューに見入っていた。
「ナオさんこれっ、これなにかな?アラビアータってかいてある」
「ちょっと辛いトマトソースのことだよ、辛いの大丈夫?」
「うん、あんま