漫才(花吹きジェニー)

○まだまだ暑いね
●本当に9月とは言えまだまだ暑いですからみなさんも水分とってくださいね
○あ、やめて下さい。僕地雷なんですよ
●え、何が地雷?何か気に触る事言いました?私
○僕ね、自分が暑いと思ってる事に共感されるのが『自分だけの暑さ』だと思ってたのにそれが土足で踏み躙られるみたいで嫌なんですよ
●はぁ!?暑さに共感されるのがいや?どういう事ですか?
○いや、所詮暑さにとっては俺も沢山いる男の1人なんですよ
●いや、それはそうでしょ。気温ですからね。
○遊ばれてたんですよ!!だってそうでしょう!?あれだけ熱くヒリヒリした夏だったのに
●熱くヒリヒリ?ちょっと待ってください…この人ただ日焼けしてるだけですね。日焼け止め塗ってくださいよ。
○夏には日焼け止めなしで直に触ってほしいの。そうじゃないともう満足出来ないの!
●なんの話ですか?季節変態?
○あ〜ぁ結局アタシ遊ばれてただけか。こんなに焼いちゃってさ!ほんとバカみたい。
●何か始まりましたよ
○貴方がいないとこんなに寒い…あの時は楽しかったな。スイカ割り、セミ取り、ラジオ体操。
●趣味が小学生すぎるだろ。すみませんね、こんな小学生連れてきて。あと夏終わったらそれは寒いだろ。
○よっ、どーしたんだよ
●誰か出てきたみたいですよ
○聞いたぜ、夏の奴に遊ばれたんらしウィンターな。俺がその隙間埋めてやるよ
●語尾ダサぁ!冬の擬人化ダサすぎる
○あ、ハイ
●なんでアンタが冷めてるんだよ、いや冬だけに冷めてるみたいになってるけど!上手いこと言ったみたいになってて恥ずかしいけど!
○会場も冷え切ってるみたいだね
●アンタにすべらされたんだよ、自動的にすべらされるシステムってなんなんだよ
○冬だけにすべらされるんだ、へー
●コイツ死体蹴りえげつないタイプかい
別にかけてないから
○ソースはかけてるんですけどね
●かかってない、意味が全くかかってない!!全く上手くないから
○ソースだけに美味しくないって事?
●会話してくれよ、ソース漫才してるんじゃいんだから。結局アタシは暑い時なんて言えばいいんですか?
○一言も喋るな
●厳しすぎるだろ、いい加減にしろ
○話なんねぇな、ちょっと表出て喧嘩しようぜ
●OK、こいつぶっ飛ばしてきます。さよならー!

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