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Une Semaine à Zazie Films

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週刊ザジフィルムズ通信
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#ハッピーオールドイヤー

Une Semaine à Zazie Films 週刊ザジ通信【1月24日㈬~1月31日㈫】

Une Semaine à Zazie Films 週刊ザジ通信【1月24日㈬~1月31日㈫】

気がつけば2月。2024年も12分の1が終わってしまった、ということです。この調子でアッという間に年末が来てしまいそうで、理由もなく焦ります…。

今週は、引き続き先週から取りかかっている5月公開の新作の作り込み作業が続いています。2月中旬の情報解禁を予定しているので、具体的な作品の詳細については今しばらくお待ち頂くことになりますが、邦題、キャッチコピーが決まり、試写状の文面も完成。チラシ、ポスタ

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Une Semaine à Zazie Films 週刊ザジ通信【3月22日㈬~3月28日㈫】

Une Semaine à Zazie Films 週刊ザジ通信【3月22日㈬~3月28日㈫】

日曜の夜、親しくさせて頂いている他の配給会社の方からLINEが入ってきました。「noteを読んだのですが、カンヌのアパート決まりましたか?うちの会社で予約したうち、一つ余ってるんですが…」。そういえばその後についてお伝えしておりませんでした。某予約サイトで日々検索を続け「まあこれなら許容範囲なのでは?」という、会場から徒歩15分(実際も15分なら有難いんですが…)の、値段もリーズナブルな2ベッドル

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Une Semaine à Zazie Films 週刊ザジ通信【9月21日㈬~9月27日㈫】

Une Semaine à Zazie Films 週刊ザジ通信【9月21日㈬~9月27日㈫】

映画館探訪シリーズ第2弾、という感じで、先週の菊川 Strangerに続き、今年初めに下北沢にオープンした、シモキタ・エキマエ・シネマ『K2』に出かけてきました。個人的には若い頃から下北沢という街にあまり縁がないので(友人に付き合って芝居を観に行くために訪れることが、年に一度あるかないかくらい)行きそびれていましたが、先週菊川まで遠征したのに、なぜ下北沢には行かないのか?と言われそうなので(被害妄

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Une Semaine à Zazie Films 週刊ザジ通信【5月11日㈬~5月17日㈫】

Une Semaine à Zazie Films 週刊ザジ通信【5月11日㈬~5月17日㈫】

『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』のバズ・プーンピリヤ監督(『バッド~』公開時は、“ナタウット・プーンピリヤ”表記でしたが、今回は元々の監督の愛称“バズ”を正式にクレジット表記に用いています)の新作『プアン / 友だちと呼ばせて』が8月5日㈮から、新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座他でロードショーが決定した、というニュースが先週12日に情報解禁になりました。バズ監督の才能にほれ込んだ『花様年華』、

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Une Semaine à Zazie Films 週刊ザジ通信【12月22日㈬~12月28日㈫】

Une Semaine à Zazie Films 週刊ザジ通信【12月22日㈬~12月28日㈫】

ザジフィルムズ2021年最後の番組、“奇跡の映画 カール・テオドア・ドライヤー セレクション”が、先週末25日の土曜日に渋谷のシアター・イメージフォーラムで始まりました。何かとお忙しい年末の時期にもかかわらず、多くのシネフィルの方々がご来場下さって堅調なスタート。中高年の男性層がメインですが、20代、30代と思われる若い男女も混じって幅広い客層。「その監督の名前、聞いたことはあるけど…」という方に

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Une Semaine à Zazie Films 週刊ザジ通信【9月22日㈬~9月28日㈫】

Une Semaine à Zazie Films 週刊ザジ通信【9月22日㈬~9月28日㈫】

まだまだ先だと思っていたのですが、10月30日の『MONOS 猿と呼ばれし者たち』の公開まで、ほぼ一ヶ月。先週はロサンゼルスのアレハンドロ・ランデス監督とzoomで繋がって、オンライン取材が行われました。間にほんの数分間の休憩を挟みつつ、新聞、ウェブメディア等向けに、数時間に渡るインタビュー。最後まで緊張を途切らせることなく、しっかりインタビューにお答え下さいました。今後、各媒体に順次掲載されます

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Une Semaine à Zazie Films 週刊ザジ通信【9月15日㈬~9月21日㈫】

Une Semaine à Zazie Films 週刊ザジ通信【9月15日㈬~9月21日㈫】

第43回ぴあフィルムフェスティバルも、いよいよ9月25日まで。ナワポン・タムロンラタナリット監督の特集上映“タイからの新しい風”も、明日23日12:30~の『ハッピー・オールド・イヤー』上映をもって終了です。まだ空席あります!今後しばらくは『ハッピー~』をスクリーンでご覧になれる機会はないと思いますので、未見の方、再見されたい方、ぜひこの機会に!オンライン、こちらから座席予約が可能です!

平日昼

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ジャック&ベティ前で乱闘(嘘です)Une Semaine à Zazie Films 週刊ザジ通信【9月8日㈬~9月14日㈫】

ジャック&ベティ前で乱闘(嘘です)Une Semaine à Zazie Films 週刊ザジ通信【9月8日㈬~9月14日㈫】

私事で恐縮ですが、先週の当通信の最後で触れた通り、9月8日の夕方2回目のモデルナワクチン接種完了しました。1回目は熱はちょっと上がっただけでしたが、倦怠感が酷く、本調子に戻るのに数日を要しました。で、2回目。1回目からそれなりに副反応が出たので覚悟はしていましたが、案の定翌日の午後からグングン熱が上がって、最高値38.4℃。その後は解熱剤を服用して、上がったり、下がったりを繰り返し、丸2日間寝倒し

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Une Semaine à Zazie Films 週刊ザジ通信【4月21日㈬~4月27日㈫】

Une Semaine à Zazie Films 週刊ザジ通信【4月21日㈬~4月27日㈫】

4月25日、東京、大阪、京都、兵庫に緊急事態宣言が発令されました。今回は都の要請が、1000平米以上の商業施設は「休業要請」、1,000平米以下の商業施設は「休業協力依頼」と分けられたため、休館に入った劇場がある一方で、時短、座席を限定して営業を続けることを決めた劇場もあります。

前回、「クラスターが発生した前例はないのだから、上映は続けて欲しい」と書きましたが、感染力が高いといわれている変異種

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Une Semaine à Zazie Films 週刊ザジ通信【4月7日㈬~4月13日㈫】

Une Semaine à Zazie Films 週刊ザジ通信【4月7日㈬~4月13日㈫】

昨年の6月6日から東京・岩波ホールを皮切りに全国順次公開を予定していた弊社配給のイタリア映画『わたしはダフネ』ですが、メインの上映館である岩波ホールさんと相談の結果、1年公開を延期することにしたのは、ちょうど去年の今頃でした。その後もコロナ禍は一向に収束の気配を見せませんが、そうこうしているうちに新たな公開日である7月3日がヒタヒタと近づいてきてしまいました。二度目の公開延期、なんて事態にならぬよ

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Une Semaine à Zazie Films 週刊ザジ通信【3月31日㈬~4月6日㈫】

Une Semaine à Zazie Films 週刊ザジ通信【3月31日㈬~4月6日㈫】

今日は、Staff Oが半休。娘さんの入学式だそうで。例年なら入学シーズンの今時分は、まだ桜の花も残っているけど、今年は咲くのも散るのも早かったので、都内のソメイヨシノはほぼ葉桜、入学式に桜の花びらが舞ってないのは、ちょっと寂しいかも。式自体は、コロナ禍も2年目になる今年はシステマチックになってるみたいで、父兄の参加は記念写真撮影のみ。サクッと終わったのは良かった、とのこと。

私は、と言えば日曜

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Une Semaine à Zazie Films 週刊ザジ通信【3月24日㈬~3月30日㈫】

Une Semaine à Zazie Films 週刊ザジ通信【3月24日㈬~3月30日㈫】

弊社と縁の深い監督、と言って筆頭にあげられるのは、やっぱりアニエス・ヴァルダ監督。3月29日は、そのヴァルダ監督が亡くなって丸2年の命日でした。2019年3月29日のことは、当noteのザジフィルムズの30年を振り返る連載“Histoire De Zazie Films”の6回目で詳しく書きました。よろしければ読んでみて下さい。また連載の19回目にもヴァルダ監督との、買付けの際のやり取り(『顔たち

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