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社会

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#陰謀論

一流のアイデアの出し方

一流のアイデアの出し方

凶悪犯が増えている

いきなりだけど「凶悪犯罪」というと、どういう犯罪を思い浮かべるだろう?ぼくなどはつい連続殺人やら通り魔のような非常に凶悪なたぐいを思い浮かべてしまうんだけど、警察庁の出している「警察白書」によれば、凶悪犯とは

とされているので、けっこういろんなものがふくまれる。

そしてこの凶悪犯が増加傾向にあるらしくて、同白書によれば2023年は前年からなんと27%増なのだそうだ。

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「いい人」ってほんとにいい人?

「いい人」ってほんとにいい人?

スポーツのいいところの1つは「結果がはっきりと出る」という点だ。

負けは負けであり「なぜ負けたのか」という点を掘り下げて次に生かさなければ次も負けてしまう。そうやって負け続けたら引退しなければならない。

ビジネスも同じで、結果は数字にはっきりと出る。そこから目をそらして

などとアバウトなことを言っていたら倒産する。

技術で生きている人たちにも同じことが当てはまり、腕の良い技術者と腕の悪い技

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もしかして足を引っ張っているんじゃないか

もしかして足を引っ張っているんじゃないか

あなたには何か応援しているものがあるだろうか。もしあるならば

と感じるときはないだろうか。ぼくは最近、そう思うことがある。

たとえばいま日本シリーズ「ヤクルトオリックス戦」をやっているが、かりにどちらかのチームのファンがスタジアムで騒ぎを起こして試合が中断したりすれば、それは応援しているチームの足を引っ張っているのと同じだ。そんなことはないだろうけど。

1.陰謀論の足を引っ張るのは陰謀論者

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今いちばんだいじなのは争わないこと

今いちばんだいじなのは争わないこと

この先、世の中が悲惨になるとしたら理由は一つしかない。みんながカッとなったらおわりだ。そこで

ということをイベルメクチンを例にして書いてみる。

イベルメクチンというだけでカッとなる人もいそうだが、もう1回言っておくと、この記事のメインテーマは

という点にある。いきなりカッとならないでほしい。

・・というふうにおなじことを2度書いたけど、映画『原発をとめた裁判長 そして原発をとめる農家たち』

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最も害をもたらすものが無知である

最も害をもたらすものが無知である

これは後藤新平のことばである。こないだNHKで見たんだけど、しみるなあ。。。

後藤新平というのは、明治から大正に活躍した医師で政治家で、その先見の明と器量の大きさを疑問視する人は、まあいないだろうといわれるほどの立派な人だ。

数々の名言を残しているけど、中でも有名なのがこれ。

たいていの人が聞いたことあるのではないか。かれはほかにもいろんな名言を残しており、たとえば、

とかね。そしていま、

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陰謀論は現代の神話なのか?

陰謀論は現代の神話なのか?

「神話」とは、文字通り

のことだ。

さらに言うと、「大昔から語り継がれてきた、宇宙や民族の起源を説明する物語」といったところだろうか。あんまり詳しくないんだけど、まあこんなところが妥当な線だろう。

一方で、神話にはもっとカジュアルな意味あいもある。たとえば、新幹線の「安全神話」とかヒクソン・グレイシーの「不敗神話」とかね。

が神話と呼ばれる。

新幹線だって事故は起きたし、ヒクソンが不敗だ

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うらばなしを好きな人というのはどういうひとなのだろう

うらばなしを好きな人というのはどういうひとなのだろう

うらばなしを好きな人というのはどういうひとなのだろう。でもゴシップ雑誌が売れているということはきっと好きな人が多いのだろうな。

ぼくはうらばなしが好きではないが、それは人間が高尚なのではなくて、そこまで情報処理能力が追いつかないからだ。オモテの話だけで手いっぱいなのである。

たとえば、ぼくは映画を見るのがとても好きだけどネットフリックスには加入していない。仕事の関係でやむをえず1か月だけ無料加

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人というのは、これほど感情に流されやすい生き物なのか

人というのは、これほど感情に流されやすい生き物なのか

「バーズアイ」は鳥瞰と訳されるが、かんたんにいうと空を飛ぶ鳥の目でものを見るということだ。なかなか簡単なことじゃない

テレビでみるサッカーは、俯瞰の位置から撮影されていることがほとんどだ。そうすると、

などとなまいきなことを思うわけだが、しかし、近所のサッカー場でフェンス越しに見る場合、選手と同じ地面の高さから見るわけで、そんな簡単なものじゃないとわかる。

サッカー場は、上背のある選手が22

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廃墟ブームに思うこと

廃墟ブームに思うこと

廃墟マニアとか廃墟ブームというのがある。いま始まったことではないが、ブームが起こったのは21世紀に入ってからだ。軍艦島あたりが有名だ。

ぼくにはそういう趣味はないが、心霊やオカルトは好きなのでやや通じるところもあり、廃墟マニアの気持ちが多少はわからないでもない。

ただし、わかる「ときもある」というくらいだ。

廃墟のようなうらぶれた場所に足を向けたくなる時というのは、心が疲れている時である。

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趣味をつきつめると陰謀論になる

趣味をつきつめると陰謀論になる

趣味というのは、不思議なものだ。趣味をつきつめていくと、

この世にフリーメーソン的なネットワークはあるな・・

というトンデモな結論に行きついてしまう。なぜそうなるのかを説明してみよう。

趣味は社会のウラ側のネットワークだからである。

わかりやすいのは『釣りバカ日誌』だ。

主人公の浜ちゃんは、おもて向きは建設会社のヒラ社員だが、ウラでは釣りの名人である。そして相棒のスーさんは、おもて向きは

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日本ではスピ陰謀系を無視していい

日本ではスピ陰謀系を無視していい

ここ数年、分断ということがさかんに言われる。昨年の米議事堂乱入事件などは最たるものだ。

大統領選挙で不正が行われたと信じているグループと、「そんなバカなことはあり得ない」と信じているグループが分断している。

話し合いの余地などない。

分断は、やがて新型コロナウイルスワクチンの問題に飛び火した。ワクチンを打つとマイクロチップが埋め込まれると本気で信じている人たちと、「そんなバカなことはありえな

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「インターネットは世界を質的に変えた」と思う

「インターネットは世界を質的に変えた」と思う

いま『全貌ウィキリークス』という本を読んでいるんだけど、いまさらなんでウィキリークス?と言われると答えはない。

しばらく前(1年くらい?)に、ウィキリークスの重要性を再認識されるような出来事があり、おさらいしようと思って本を買ってそのままにしていた。

ただし、それをなぜ今日読み始めたのかというと自分でもよくわからない。

こんな風に買ったまま一度も目を通していないままの本はいくらでもあるし、ベ

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ヒトとは知恵のついたライオンなのか?

ヒトとは知恵のついたライオンなのか?

植物はみな太陽の方向を向こうとするし、ぐんぐん伸びようとする。みな「生きたい」欲求があるんだなとということを感じさせられる。

植物だけではない。どうぶつもおなじで、ライオンがシマウマを狩るのも「生きたい」だし、シマウマが逃げるのも「生きたい」だ。ライオンは生きたいから牙をむき、シマウマは生きたくて逃げる。方向性が真逆のようだけど生きたいという点は同じだ。

人間も基本的にはライオンやシマウマと変

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この程度のことで分断が生じているのがバカバカしい

この程度のことで分断が生じているのがバカバカしい

オリンピックでメダルを取るのは周りから見てもすごいことだが、本人にとってもすごいことである。おそらく周りが思っている以上に本人にとっては大変なことだったはずである。

まわりが「金メダルすごいな~」といっているのに、当人が「じつはたいしたことじゃないんだけど・・」などと思っていることはありえない。

外国語だってそうであり、「いいなあ」などと言っている周囲の想像を通り越して本人はずいぶんな道のりを

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