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ワタシを作る本

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本を読んで考えたこと、やってみたことの記事をまとめたマガジンです。
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記事一覧

「自分がどう思うか」を大切に

「自分がどう思うか」を大切に

こんにちは!ゆきやまのトコです。

足元が濡れたり走らなかったりで雨は嫌いでしたが、
乾いた空気と土をさあっと潤してくれる感じがして、
最近はそんなに嫌じゃないなあ。
そんなことを思った朝でした。

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最近、物欲の手綱を握る手がおぼつかなくなってきたような気がして、このままじゃイカンと、
小川糸さんの「これだけで、幸せ」を読みました。

「これだけで、幸せ」

その考え方や、小川糸さんに厳選

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これからの10年

これからの10年

こんばんは!ゆきやまのトコです。
今日は朝から気持ちの良い青空でしたね!

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今日で10年。

10年前の今日、夫は岩手県陸前高田市で被災しました。
幸い家族はみんな無事でしたが、
港のすぐ近くにあった家は3階まで浸水し、
家屋内にあったものは一切合切流され、
泥まみれになったそうです。

家の近くの丘の上から、
うわあやばいなあ、きたなあ。
と冷静にその光景を眺めていたと話していました。

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背伸びする気持ち

背伸びする気持ち

こんばんは!ゆきやまのトコです。
昨日との寒暖差がすごい1日でしたね…

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今日、清水の舞台から飛び降りて、
HERMESの腕時計を購入しました。

ドキドキしながら選んだのは、ナンタケットシリーズ。
私史上ダントツで最高額のお買い物です。

選んだ経緯はまた改めて書ければと思いつつ、
今日はこの時計に込めた想いについて、
書き残させて頂きます。

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この春は、私にとってとても大き

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顔で笑って、心は泣いているのかもしれない。

顔で笑って、心は泣いているのかもしれない。

こんばんは!ゆきやまのトコです。
冷たい空気と暖かい日差しのコンビネーションは、新しいことが始まる春を思い出させてくれる気がして、毎年なんだかそわそわワクワクしちゃいます。

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『自転しながら公転する』を読みました。

「本屋大賞ノミネート!」の帯に反応して購入という非常にミーハーな動機でしたが、

わーっとかき乱され、最後はぎゅっと暖かい。

そんな至極の一冊でした。



東京で働

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たった一つの心と体と向き合って。

たった一つの心と体と向き合って。

こんにちは!ゆきやまのトコです。
昨日の雨空と打って変わって、気持ち良い小春日和でしたね。
3歳の男の子とダンゴムシ探しで盛り上がりました。

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堀ママの「自分を傷つけながら生きるなんて、あんたどれだけドMなの?」を読みました。

老舗漢方薬局の4代目かつオネエである堀ママ。
女性の不調や悩みにオネエ言葉でスパッと切り込むInstagramが大人気で、その名言の数々がまとめられ、書籍化さ

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風の時代とnoteの素敵な関係性

風の時代とnoteの素敵な関係性

こんにちは!ゆきやまのトコです。

風はまだまだ冷たいですが、やわらかい日差しにはだいぶ春が感じられるようになってきましたね🌸

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SNSで「風の時代」という言葉をよく見かけるようになったので、気になってyujiさんの『「風の時代」に自分を最適化する方法』を読んでみました。

占星術において、今年はなんと220年ぶりの転換期。
土の時代から風の時代へと移り変わるタイミングなのだそうです

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鳥の目と虫の目と

『アマゾンの倉庫で絶望し、ウーバーの車で発狂した』を読んでいます。

私が見てきた「世界」って、「社会」って、一体なんだったんだろう。

「木を見て森を見ず」とか
「鳥の目」「虫の目」という言葉があるように、
この広すぎて多様すぎて複雑すぎる世界を一度にくまなく見渡すことなんて到底出来ないだろう。

それでも、知らないことや見えていない世界がまだまだ多すぎる。

日頃ニュースやメディアから見えてく

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11月の読書記録

11月の読書記録

11月に読んだ本の記録です。

うち3冊は、noteで読書感想文を書きました。

1.スノーピーク「好きなことだけ!」を仕事にする経営2.旦那が突然死にました。3.空想教室切羽詰まってきた12月はということで、今月は4冊以上の読書感想文を目標に!
やっぱりアウトプットした本とそうでない本とでは、自分の中への残り方が違うので…
大切にしていきたいと思います。

…が、いよいよ社会福祉士の国家試験まで

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「寄り添う」ということについて考えた

「寄り添う」ということについて考えた

経験していない以上、絶対にその気持ちはわからない。
「寄り添う」ということの難しさを考えさせられました。

『旦那が突然死にました。』せせらぎさんの『旦那が突然死にました。』を読みました。

急性心不全である日突然旦那さんが亡くなってしまった。
その時、そしてその後のご自身の経験が、漫画をベースに描かれた作品です。
帯にも書かれている「当たり前は奇跡だ」という言葉の通り、
当たり前の「今日は何もな

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noteの海を

noteの海を

“情報とは自分に発信力がないと受信できないものだと思っているからだ。“

スノーピークの山井社長の著書を読みました。
「経営についてなるべく包み隠さず話している」
という言葉の通り、
以前メーカーに勤務していた身からすると、感動にも等しい取り組みの数々が本当にたくさん紹介されていました。

すごい会社だなあと思って読了間近だったところで、noteを再開して1ヶ月経った私に、ものすごく響く言葉に思い

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楽しいお洗濯ライフ

楽しいお洗濯ライフ

絶賛お洗濯ブームです!

先日、ドラム式洗濯機に買い換えました。
実家のころも、結婚してからもずっと縦型洗濯機を使っていたので、ドラム式洗濯機を使うのは初めてです。ちゃんと使いこなせるようになるためにも、一度お洗濯についてちゃんと知りたいなと思い、こちらの本を読みました。

ナチュラルおせんたく大全結果、目から鱗の連続!

”衣類の汚れを落とすのは簡単なことではありません。繊維の奥深くに入り込んだ

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10月の読書記録

10月の読書記録

今月読んだ本の記録です。
1冊ごとに記事を書けるようになれたら理想だなと思うのですがまだなかなかそこまでは行き着かず…。

先月までは、後に控える読みたい本を横目に、はい次!はい次!!と流れるように本を読んでいました。
けれど今月から、読んで考えたことをnoteを通してアウトプットするように。

まだまだnote自体初心者ですが、正直、読書記録のnoteはさらに難しい。内容の要約もどきと感想を羅列

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グラグラでいいじゃない。|『おとなになるのび太たちへ』を読んで

 劣等感があったから、今の私がある。

自分より"ダメ"な相手の存在に安心し、無意識に下に見てしまう気持ち。おとなの世界にもこういうことはよくあって、それはしばしば"優越感"という言葉で表されます。対して、相手に対して自分が"できない"、"劣っている"と気にしてしまう気持ちの方は"劣等感"といいます。

『おとなになるのび太たちへ』を読みました。その中で、「ぼくよりダメなやつがきた」を選ばれた辻村

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「一汁一菜でよい」ならば

「一汁一菜でよい」ならば

料理は嫌いじゃない。けれど、夕方が近づいてきて、ああ今晩は何を作ろうと考えていると、なんだがか料理がすごく面倒臭いことのように感じられてきてしまう。
そんな私の肩の力がふっと抜ける本に出会えました。

結婚してすぐの頃は、夫はひとり暮らしが長かったこともあって「一汁三菜!あともう一品!」と期待半分、冗談半分に言われることが何度かありました。そして私も最初こそ、主菜が照り焼きだから副菜は…などなど、

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