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今不登校にあるみなさんへ 不登校の対策論 親編 6
成績はどうなる? 進路について考える時に避けて通れないのが成績です。現在の高校受験ではほとんどの受験方法で中学校の成績が関係しています。そして、中学校の成績は単純に定期テストだけで決められていません。授業での理解や態度といった普段の授業の状態とテストの点数とを合わせて成績が決められています。
こういったことはおそらく保護者の方も学校から説明を受けているでしょう。子ども達も成績どうつけられるか先生
今不登校にあるみなさんへ 不登校の対策論 親編 5
子どもとのコミュニケーションについて 漠然とでさえお子さんと進路の話をするというのはとても難しいことでしょう。仮に不登校じゃなくたって、年ごろの子どもと突っ込んだ話なんてなかなかできないものです。不登校のお子さんと進路の話をするというのがさらに難しいことは容易に想像がつくでしょう。
これは逆に考えてください。子どもと進路の話が何となくできるというところまで親子関係をもってくいくことが大きな目標
今不登校にあるみなさんへ 不登校の対策論 親編 4
病院にはいかなきゃダメ? 不登校で昼夜逆転しいつも沈みこんでる。これはひょっとしたらうつ病かもしれない。そんな風に思われる方もいるかもしれません。
不登校になって我が子が何か変だと思ったら病院に行くべきでしょうか? これは難しい問いです。
しかし、ここまで読んでくださった方には強力な協力者が浮かぶはずです。医療機関の受診を考えた時は、スクールカウンセラーや教育相談センターの相談員に相談してみま
今不登校にあるみなさんへ 不登校の対策論 親編 3
学校との距離を保とう かなり強調してお伝えしたいことです。お子さんと学校との距離に関わらず、親御さんは学校とのやり取りを密にすべきです。
これは後に出てくる適応指導教室やフリースクールに通うことになったとしても同じです。たとえ学校に行かなくても、親子が学校にいい印象を持っていなくても、お子さんがその学校の一員であることには変わりありません。また、学校は様々な行政の支援や情報の窓口となる場合もあり
今不登校にあるみなさんへ 不登校の対策論 親編 2
生活リズムや勉強に手をつけるのは大変 生活リズムと勉強。不登校になった子どものどこを変えるべきかと考えて、学校に行かせる以外に真っ先に思いつくのはこの二つではないでしょうか。しかし、この二つは最も難しいところです。
まず生活リズムについて。考えてみてください。みなさんは仕事が休みで特に予定もない土日にいつもと同じ時間に起きられますか? 大半の人は首を振るのではないでしょうか。何もない日に朝早く起
今不登校にあるみなさんへ 不登校の対策論 親編 1
前章では社会や学校といった広い視点での不登校の改善案について書いていきました。この章では目の前の一人の不登校について、親、本人がどんな対策を取っていくといいか書いていきたいと思います。
不登校が急増しているのが中学校で不登校の多くが中学生な為、ここから先の文章は主に中学生の不登校生を対象に書かれていますが、小学校の高学年でも充分に応用が効くかと思います。
一部の教育関係者から「学校なんかい
九十年代に私の不登校社会改革案を実際にやった国があった!
不登校の急増が九十年代の経済不安に端を発したものであるならば、その将来不安を軽減する政策こそが不登校問題の改善に必要であるというのが私の提案です。
ここまでを書いてから偶然に分かったことなのですが、実は九十年代に私が提案した経済不安に対して子育て等への支援を充実するという対策を実行した国があったのです!
それはスウェーデン。高福祉の国で知られるスウェーデンですが、何もかもが昔からそうだったわ
不登校に対してどうあるべきか 学校のこれから論 2
究極の不登校のなくし方 出席の定義を改める さらにこの成績細分化を発展させていくことで不登校ゼロが見えてきます。それは出席も細分化させるのです。
出席と欠席の間に色々な形を持たせるという意味で出席の細分化なのですが、これだと分かりにくいですね。出席の多様化といった方が分かりやすいでしょうか。
学校に行くと当然出席になります。それ以外にも適応指導教室やフリースクールに行くと名目上は出席になります
不登校に対してどうあるべきか 学校のこれから論 1
・学校はどう変わるべきか もう一つの不登校ゼロ
では、学校はどう変わるべきでしょうか。 先に書いたとおりの社会変革が起きれば、学校の在り方も自然と変わっていくでしょうが、ここでは社会の変革があったにしろなかったにしろという想定で、私の思う不登校ゼロ学校改革案を述べていきます。
成績のつけ方を変える 不登校の定義のところで欠席の多さ等の理由で成績がつかないことがあることを書きました。成績がつか