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自分は無力だと感じたときの考え方3選【前編】

こんにちは、よすです。

自分はなんて無力なんだと感じる瞬間ってありますよね。

  • 自分と同世代の人のめざましい活躍をみたとき

  • 自分の努力が報われないとき

  • 自分には特筆すべき能力がないと改めて自覚するとき

しかし、実はその悩みはあなただけの悩みではなく普遍的な悩みです。
そして、それは日頃の思考習慣によって生まれている、思考のノイズです。

今回は「自分は無力だ」という思考のノイズがなぜ生まれるのか、そして代わりにどう考えればいいのかをみなさんに共有したいと思います。

1. 自分がコントロールできるものに集中しよう

コントロール幻想が、無力さを生む

人間には物事をコントロールしたい、コントロールできるはずと思う傾向があります(コントロール幻想)。

例えば、多くのエレベーターで、「閉」ボタンを押しても実は意味がないことはご存知でしょうか?すべてのエレベーターがそうかは分かりませんが、「閉」ボタンはただの飾りである場合があります。なぜわざわざ飾りのボタンをつけているかという詳しい歴史はさておき、意味がないと分かっていてもなぜか押してしまいますよね。

歴史的に見ると雨乞い、追儺の儀式、世界平和への祈りなどがあります。
他、身体的・精神的な暴力で他人の行動を変えようとする行動や、到底不可能なことでもなんでも「努力すればなんでもできる」と思い込む行動もコントロール幻想に入るでしょう。(あなたが死に物狂いでがんばったらUFOを呼べると正気で思いますか?)

この人間のコントロール幻想が無力さを生む原因のひとつではないでしょうか。

例えば、「他人が自分のことをどう思うか」をこちらの都合で変えることはできませんが、「自分が優秀になれば、あの人は必ず評価してくれるはず」と思うことで不幸が生まれます。あの人があなたを評価しないのは、本当にあなたの無力のせいなのでしょうか?あなたが何をしているのかをあの人が知らないだけの可能性はありませんか?仮に無力のせいだとして、あなたが努力して優秀になったら正しい評価を得られる根拠はどこにあるのでしょうか?

どこにもありませんよね。
報われない現実を自分の無力のせいだとただ短絡的に思ってしまっていたり(利用可能性ヒューリスティック)、「こうすればこうなってこうなるはず」という幻想(ストーリーのワナ、自信過剰のワナ)で自分の無力感を強化してしまっているだけなのかも知れません。

「いや、私はうまくコントロールできました」と思った人は注意です。いつもそうなるとは限らないはずです(帰納的推理のワナ)。

行動を取捨選択しよう

コントロールできないものをコントロールしようとする努力は無力感を生みます。
では、僕たちにできることは

  • コントロールできないものを諦める

  • コントロールできるものをコントロールする

ことではないでしょうか。

なので、あなたが自分の行動を自覚して、コントロールできないものをコントロールしようとしている行動をやめることが第一。

そして、例えば、本を読む、野菜を食べる、掃除する、筋トレする、絵を描く、文章を書くなどの

  • 具体的で

  • 世界に即反映されて

  • 自分にとって意義がある

行動に集中すれば無力感からは無縁になるはずです。

なぜなら、無力感が入り込む隙がないからです。


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