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日記

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1000文字程度の日記です。
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2021年6月の記事一覧

2021.6.29 アニメと三味線

2021.6.29 アニメと三味線

「ましろのおと」というアニメを見ています。三味線弾きの高校生が死んでしまったおじいちゃんの作った曲を再現するために腕を磨く物語です。「三味線? それ美味しいの?」と思っている人でも「さっき三味線買ってきたヨ」となるくらい引き込まれるアニメです。主人公・雪の心の揺らぎが音に反映されるところなど、青春!成長!無限の可能性!と興奮します。

 アーティストが何を思いながら演奏しているかわかる音楽アニメが

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2021.6.28 講話と詐欺

2021.6.28 講話と詐欺

 清水の中学校で職業講話をしてきました。50分が二本、計100分話して少し疲れました。先生たちはこんなことを毎日何時間もやっているのですね。頭が下がります。
 どんなことを話したかというと、マジシャンに限らず社会に出れば必要になってくる能力の話や、指の運動を交えた「思い込み」の話、学校で勉強する意味などについてです。話の最後に、ただの〝奇妙な服装のおじさん〟になることを避けるため、申し訳程度に手品

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2021.6.27 毒と蒟蒻について

2021.6.27 毒と蒟蒻について

 今日は読書会がありました。人の考えを聞くのって楽しいですよね。作者の夏目漱石に対して、「説教臭くて嫌だ」や「夫にしたくないよね」等の辛辣な意見が出て、漱石先生に同情しました。8年ぶりの再会もあってエキサイティングな一日でした。

 知人と話していて出てきた、謎食べ物のお話。
 死者を出しまくっているフグを、それでも食べようとした日本人のチャレンジ精神にも驚かされますが、石川県白山市には「フグの卵

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2021.6.26 美女とGについて

2021.6.26 美女とGについて

 夏目漱石『草枕』を読んでいます。中学か高校で読んだきりで、めちゃめちゃ久しぶりの再読(明日の読書会の課題図書なのです)。お話としては、ひとりの画家が温泉地に旅をし、そこで出会った宿の若女将に霊的な美しさを感じてなんやかやといった感じ。冒頭の

智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。

がとくに有名な作品です。漱石の芸術論が満載で、蘊蓄おじさん的

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2021.6.25 継続のコツについて

2021.6.25 継続のコツについて

 寝落ちしました。毎日書いていた日記に穴が空きました。まあ、いいか……について書きましょうか。
 数少ないぼくの特技の一つは「継続」です。「さあ、これを趣味にしてみようかな」と始めると、5、6年は最低でも続けます。どれも「気が付くと続いていた」といいますか、「やめるのが苦手」というほうがしっくりきます。中学のころ始めた手品もすでに20年続いて、今では仕事になってしまいました。早くやめたいです。

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2021.6.24 チョコミントと職業講話について

 今、チョコミントアイスを食べながらこの日記を書いています。ぼくはチョコミントが大好きです。チョコミントが嫌いな人の多くは、「歯磨き粉の味みたいで受け付けない」と言いますが、ぼくはむしろチョコミントの味を再現するため、チョコを食べた直後に歯磨きをするような子供でした。大人になって思う存分チョコミントを食べることができて幸せです。大人になった甲斐があるというものです。その気になれば一日三食チョコミン

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2021.6.23 長い日記と言い訳とゲーテについて

2021.6.23 長い日記と言い訳とゲーテについて

 今日はいろいろありました。3Dプリンターがプリントする様子を見たり、空中撮影用のドローンを借りたり、職業講話の内容をでっちあげたりしました。詳しく話すとどれも長くなりそうなので、簡潔に、短くまとめてみましょう。たまには簡潔な日記があってもいいものではないかと思います。でも、簡潔ってすごく難しいですよね。

 ご存知のように、ぼくの日記はいつも長すぎます。ブログを書いていたころからしばしば指摘され

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2021.6.22 ブックオフと心中と世界中が夕焼けについて

2021.6.22 ブックオフと心中と世界中が夕焼けについて

 読書会で使う『草枕』が行方不明なので、仕方なく電子書籍をダウンロードしました。古典作品のほとんどはいわゆる「青空文庫」として無料ダウンロードできるのです。オットクー。やはり夏目漱石の文章は流麗で淀みないですね。しかし、なんだかしっくりこない。きっと漱石先生は自分の作品がデジタルデバイスで読まれることを想定していなかったのでしょう。Kindle上に配置された文章は、どこか居心地が悪そうです。という

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2021.6.21 鳥貴族とオムライスと壁について

2021.6.21 鳥貴族とオムライスと壁について

 昨夜は表現者のたまごが集まるイベントに顔を出してきました。参加者はみんな20代の、役者やダンサーばかり。なかには高校生までいました。一人浮いているおじさんは静かに気配を消していました。最近のアートイベントや演劇の宣伝力の弱さについて話し合って、盛り上がったところでお開きとなりました。楽しいイベントでした。
 解散後、安定の鳥貴族で美術家のMさんとお話をしました。Mさんとは彼女がまだ高校生の時に、

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2021.6.20 ソーシャルデザインとファラオと20代について

2021.6.20 ソーシャルデザインとファラオと20代について

 今日も張り切って生きましょう。生きてるだけで丸儲けです。儲けたい。

 さて、昨日はソーシャルデザインの勉強会に参加してきました。ソーシャルデザインとは、言ってしまえば「楽しい街をつくっていこうぜ!」ということです。〝過去の日本は「経済の豊かさ」を求めて短期的な目標達成に固執してきたが、これからは「生活の豊かさ」を基軸に長期的な街づくりをしていくべき〟という観点から、川根本町で行われている街づく

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2021.6.19教育と○ンコと言語学について

2021.6.19教育と○ンコと言語学について

 思考は常に移り変わっているものです。こうやってぼくが何を書こうとしていたのか忘れたのも、早すぎる思考の波に飲まれてしまったからなのです。諸行無常ですね。ROMANTICが止まらないような話題だったのに残念です。明日のぼくに期待してください。

 尚、今日一日の予定はこのようになっています。
 午前:SBS学苑(カルチャースクール)で講師
 午後:コミュニティデザインの勉強会に参加
 教えたり教わ

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2021.6.18立てこもりと一億円と和牛の気持ちについて

2021.6.18立てこもりと一億円と和牛の気持ちについて

 ネットカフェに男が立てこもっているらしいですね。彼はなんでそんなことしてしまったのでしょう。立てこもり事件の検挙率は100%と聞いています。成功率の低さは調べればわかるではないですか。ネットがあるんだから。きっと、最初はカッとなって人質をとってしまい、冷静になったころには後戻りできないほど大ごとになっていたのでしょう。友達と喧嘩して謝ることができず、ますます気まずくなっていく二人の関係に似ていま

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2021.6.17傷みやすい家と可愛い女の子と5000兆円について

2021.6.17傷みやすい家と可愛い女の子と5000兆円について

 今日から思いついたことを積極的に言語化していこうと思います。言語化はしょうじきめんどいです。めんどいからするのです。人の住んでいない家が傷みやすいように、使っていない思考はいずれ死ぬのです。死ぬにはまだ早いので、できるかぎり頭使います。できるかげり言葉にしまうす。秋田らやめます。このように誤字脱字多いことをご了承ください。30分くらいでささっと書いて、可能な限り1000文字に収めるようにします。

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