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シミジミdrinking ポツポツdrinking

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昭和歌謡が流れて、ひとりポツンとくつろげる大衆酒場を探しに、お遍路を続けています。
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カリスマさん

カリスマさん

 新年早々、大変な災害、事故が立て続けに起こり、浮かれた気分が一瞬のうちに吹き飛んでしまった感のある2024年の幕開けでした。

 なんだかふざけた文章を書く気が起こらずだんまりを決め込んでいましたが、復活です。

 とにかく、一刻も早く日常が戻ってくれることを祈るしかありませんね。

 芸能界しかり、スポーツ界しかり、かつては「カリスマ」としてもてはやされた方々が、一瞬のうちにその評価、印象が1

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立ち飲み道

立ち飲み道

 中高年にとっての「ディズニーランド」と言っても過言ではない、それは魅惑の「立ち飲み屋」!

 気軽にふらりと入店するお客を優しく迎え入れ、安価で美味しい逸品料理、そしてホッピーなどのカジュアルドリンク!

 老いも若きも、ニートも社長さんも、ここでは身分も何も関係ないのです。

 嫌なことがあっても一杯。
 嬉しいことがあったらなおさら一杯。

 明日、よりエネルギッシュに活動するための「給油所

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川崎せんべろ隊が行く

川崎せんべろ隊が行く

「せんべろ」の虫が騒ぎまして(苦笑)、友人と立ち飲み屋巡りをしようではないかと、川崎の街に降り立ったのでありました。

 川崎は知る人ぞ知るせんべろ、立ち飲みのメッカですが、あまり土地勘はなく(友人は川崎在住なのですがね、善良なカタギの店しか知らないご様子なのです。って、これから紹介する店が、輩臭プンプンというわけではありません)、「せんべろnet」なるサイトを頼りに、京急川崎駅近くの、繁華街から

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理せいフォーエバー

理せいフォーエバー

 10年以上にわたり、淋しい極悪中年(オレのこと)の「隠れ家」「愚痴り場」「から騒ぎ場」として存在し続けてくださった、西新宿五丁目の串揚げ屋「理せい」が、いよいよ閉店なのです。

「店、閉めるんだよね」と大将から聞かされてからは、毎晩涙で枕を濡らし、ああこれからはどうやって生きていけばいいのだろうと途方に暮れたりもしましたが(まあ、大袈裟だわな)、これまでのお礼も兼ねて、最後の理せいを友人と一緒に

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野毛で酔っ払ったちょっと前の話

野毛で酔っ払ったちょっと前の話

 今頃ゴールデンウィークに行ったときのことを書くなんて、鬼が怒る(って言うのかどうかは分からんが)のかもしれませんが、まあ、久しぶりに気の置けない友人達と昼間っから酔っ払った記念、ということでアップさせていただきますね。

 行動制限がなくなって、連休中の横浜みなとみらい方面など、幸せそうに振る舞う(笑)家族連れでいっぱいだろう(実際に、ガンダム関連とか東京MERだとかの映画のイベントで賑わってい

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立ち飲み、昼飲み、一人飲み

立ち飲み、昼飲み、一人飲み

 週末はいつも、天気の許す限り、ウォーキングという名の「徘徊」を続けているワタクシでありますが、行動制限がなくなった今、都内あちこちの「昼飲み」できる、イカした居酒屋を巡るというミッションがプラスされたのでありました。

 歩いて歩いて、一心不乱に、気が狂ったように歩き続けたその先にある、魅惑の昼飲み!

 「ベスコングルメ」の居酒屋バージョンですな(笑)。

 たとえ飲み過ぎてその日1日がダメに

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2023年、春の浅草

2023年、春の浅草

 隅田公園の満開の桜です。

 昨年は幾分峠を越えた時期の花見になってしまいましたが、今年は天気は今ひとつではあったものの、写真のような、見事に咲き誇る桜を愛でることができました。

 夕方にやっと雨が上がったという感じだったので、さすがにシートを敷いて宴会をする輩はおらず(禁止だったのかな)、ゆったりと、しみじみと、ポツポツと、友人達と昔話などしながら、至高の一時を楽しみました。

 

 しか

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贅沢な時間

贅沢な時間

 都心でも雪が積もった金曜日、私は約30年振りに会う友人達との宴会のために、上野あたりに参上したのでした。

 あっ、30年振りというのはそのうちの一人で、あとは毎年、なんだかんだと飲んでいる友人達なのですがね。

 この会の言い出しっぺは、現在大船渡に住んでいる同級生で、そのために私は店を選んだり有休を使ったり、ああ、平日ですと有休を使わない限り19時スタートの宴会には間に合わんので、まあ、いそ

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還暦的シミジミdrinking

還暦的シミジミdrinking

 第八波は峠を越えたのかどうなのか、また新しいタイプが台頭してきたというニュースもありますし、まあ、心おきなく乾杯する日はまだまだ遠いのかもしれませんが。

 そうこうするうちに、己の「オッサン化」は歯止めが利かず、このワタクシが、「毎日酒を呑むなんて無理で御座いますわぁ」状態に陥ってしまっているのであります。

 友人達と呑むのは楽しいし、ストレス発散にもなりますし、これはこれで大好きなのですが

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PCR検査を受けてきたぞ

PCR検査を受けてきたぞ

 ついに、我が職場の同じシマにコロナ感染者が出てしまったのでした。

 というか、これまでよくも踏ん張ってきた、というものかもしれません。
 会社の別フロアは満遍なく感染者が出ていましたからね、我が編集部は一時の「岩手状態」だったのかもしれません。

 同時期に二人が感染したのでクラスターか、と一瞬ドキリとしましたが、それぞれご家族からの感染のようなので、私は濃厚接触には当たらず。
 まあ、念のた

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カスタムビールを飲んでみたぞ

カスタムビールを飲んでみたぞ

 来年、2023年のトレンド予想として、「カスタムビール」なるものが提示されており、これは2022年のヒット商品第一位を獲得した「ヤクルト1000」をいち早く愛飲している、いわば「トレンドリーダー」「インフルエンサー」の私としては(笑。私を殴りたいですか)、試してみるしかありません。

 先日初めて伺った、新宿三丁目駅に直結した立ち飲み屋にラインナップされていて、「ビアボールとはなんぞや」と思って

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車力門通りの片隅で

車力門通りの片隅で

 四ツ谷近辺にお勤めの「飲兵衛」にとっての「聖地」、車力門通りからちょっと入ったところにある、「のんき」という居酒屋さんに、会社女子達(通称yochyガールズ。いま勝手に命名)を引き連れて潜入です。

 我々は予約をしてから伺ったのですんなり入店できましたが、金曜日ともあって19時にはすでに満席状態という人気店。
 敷居が高すぎず、それでいてセンスを感じる外観。そして外から店内の様子が丸見えなので

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ポン酢サワーの悦楽

ポン酢サワーの悦楽

「せんべろnet」なるサイトで紹介されていて、おや、こんな店知らなかった、テリトリー内なのに……と鼻膨らませて暖簾をくぐったのがここ、幡ヶ谷にある串揚げ屋さん「名代」というお店です。

 このお店、「ポン酢サワー」発祥の店、なんだそうです。
 かつて健康診断の第二次オーディション(再検査、のことですね)で、「酢を飲みやがれ、このヤロー!」と恫喝され(言葉遣いはフィクション)、泣きながらリンゴ味やら

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浅草酒場放浪記

浅草酒場放浪記

 誕生日は浅草で過ごす、というのが昨今のトレンドです(ウソ)。

 台風接近で時折ものすごい雨が降る東京。

 流石に浅草も人はまばらで、きっと友人たちとゆったりできるだろうと目論んでいたのですが、なんのなんの、結構な人出です。

 みんなヒマねえ。

 まあ、その中に我々もしっかり含まれているのですがね(苦笑)。

この日はいつもの「ホッピー通り」の酒場ではなく、まるごとにっぽんの跡地(ああ、ま

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