藤田 雄一郎

早稲田大卒業後、サイバーエージェントに入社。2007年にWEBマーケティング支援事業を…

藤田 雄一郎

早稲田大卒業後、サイバーエージェントに入社。2007年にWEBマーケティング支援事業を行う企業を創業し、2012年に上場企業に売却。2016年11月に株式会社クラウドポートを創業。国内初、貸付けファンドのオンラインマーケット「Funds」を運営しています。

記事一覧

協力者がどんどん増えていく人がやっている、たったひとつの行動

僕らの会社が生き残れているのは、いろんな人たちの協力のおかげです。 「Funds(ファンズ)」を始めるためには金融機関でコンプライアンス業務を経験した人が不可欠でし…

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Fundsの累計募集額が500億円を突破しました

僕らは「Funds(ファンズ)」という資産運用サービスを運営しています。 Fundsは、企業に資金を貸し出す形で投資ができる「貸付投資」のサービスです。簡単に言えば、個人…

藤田  雄一郎
3か月前
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眠っている1000兆円を「スタートアップ」に流せば、日本はもっと良くなると思う

これは、Funds Advent Calendar 2023 25日目の記事です。 いま日本では1000兆円を超える資金が有効に使われていません。ほとんどが預貯金として滞留しています。 日本は…

藤田  雄一郎
4か月前
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男5人箱根の旅館で毎年やってる「1年振り返り会」が有益なのでやってみてほしい

実はもう10年以上、同じメンバーで「1年振り返り会」というものをやっています。 最初は大学時代の友だち数人と「年末に旅行しながら1年の振り返りみたいなのをやろうか…

藤田  雄一郎
4か月前
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スタートアップが大企業と提携することのメリットと具体的方法について

僕らの会社はありがたいことに、さまざまな大企業と提携させていただいています。三菱UFJ銀行や電通、楽天証券、イオン銀行など、どれも日本を代表するような大企業です。 …

藤田  雄一郎
5か月前
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「心理的安全性」をバリューに掲げたけど、ほぼ効果がなかった話

今回は、組織づくりについての話。 現在うちの会社は7期目で、メンバーは業務委託の方を含めると100人近くになりました。 おかげさまで退職率も低く「みんないい表情で…

藤田  雄一郎
8か月前
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業界の素人だったからこそ、シンプルでわかりやすいサービスが作れたんだと思う

起業までのことを書いた前回のnoteは12万PVを超え、多くの方に読んでもらいました。ありがとうございます! 今回は「僕らのサービスがどのように生まれたのか?」について…

藤田  雄一郎
9か月前
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サイバーエージェント辞めて起業したら、どんどんお金が減っていく地獄の3年間が待っていた

いま僕は「ファンズ」というフィンテックの会社をやっていまして、これからもっともっと伸ばしていきたいと思っています。 そこで採用に力を入れているのですが、面接の場…

藤田  雄一郎
10か月前
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「デットファイナンス」の現状と課題 -36億円調達しました-

こんにちは。ファンズの藤田です。この度、36億円の資金調達を実施しました。スタートアップ冬の時代と言われる非常に厳しい状況の中、我々を信じて投資をいただいた株主の…

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2022年Funds振り返り

こんにちは。ファンズ株式会社代表の藤田です。Funds Advent Calendar2022の最終日ということで、またまた久しぶりのnote更新となってしまいました。 さて、もうすぐ年の…

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Fundsのこれまでとこれから

※ これは「Funds Advent Calendar 2021」19日目の記事です。※ こんにちは。ファンズ代表の藤田です。Funds Advent Calendarの19日目ということで、久しぶりのnote更新で…

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金融に新たな付加価値を、そして未来の不安に、まだない答えを。 -クラウドポートは「ファンズ株式会社」に社名変更いたしまし…

Fundsの藤田です。 この度、社名を株式会社クラウドポートからファンズ株式会社に変更しました。経営リソースを自社サービスの「Funds」に集中することで、事業活動を効率…

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貸付けファンドのオンラインマーケット「Funds (ファンズ)」をリリースしました。

はじめにクラウドポート代表の藤田です。本日、2018年1月8日に「Funds(ファンズ)」というサービスをリリースしました。Fundsとは”事業資金を借りたい企業と個人をつなぐ…

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協力者がどんどん増えていく人がやっている、たったひとつの行動

協力者がどんどん増えていく人がやっている、たったひとつの行動

僕らの会社が生き残れているのは、いろんな人たちの協力のおかげです。

「Funds(ファンズ)」を始めるためには金融機関でコンプライアンス業務を経験した人が不可欠でした。「そういう人はいないかな……」と思っていたところ、大手金融機関でコンプライアンスオフィサーを務められていた河野さんが入社してくれました。

そもそも起業できたのは、共同創業者の柴田さんがいたからです。彼は大型の資金調達を経験してい

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Fundsの累計募集額が500億円を突破しました

Fundsの累計募集額が500億円を突破しました

僕らは「Funds(ファンズ)」という資産運用サービスを運営しています。

Fundsは、企業に資金を貸し出す形で投資ができる「貸付投資」のサービスです。簡単に言えば、個人のユーザーが企業にお金を投資し、返済のタイミングでユーザーのもとに利息がついて戻ってくるというものです。

このFundsですがおかげさまで、このたび個人ユーザーからの募集額が500億円を超えました。そして、会員も10万人を突破

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眠っている1000兆円を「スタートアップ」に流せば、日本はもっと良くなると思う

眠っている1000兆円を「スタートアップ」に流せば、日本はもっと良くなると思う

これは、Funds Advent Calendar 2023 25日目の記事です。

いま日本では1000兆円を超える資金が有効に使われていません。ほとんどが預貯金として滞留しています。

日本は世界で見ても圧倒的に預貯金の多い国だというのは聞いたことがあると思いますが、これはやはりもったいないことだと思っています。

誰が預貯金をしているのかというと、ほとんどがご高齢の方。この層の方たちはお金を

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男5人箱根の旅館で毎年やってる「1年振り返り会」が有益なのでやってみてほしい

男5人箱根の旅館で毎年やってる「1年振り返り会」が有益なのでやってみてほしい

実はもう10年以上、同じメンバーで「1年振り返り会」というものをやっています。

最初は大学時代の友だち数人と「年末に旅行しながら1年の振り返りみたいなのをやろうか」というノリで始まったのですが、「40人のビジネスパーソンが絶賛した1年の振り返り完全マニュアル」という記事を読んでからは、このフォーマットに沿ってやることにしました。

この振り返り会のおかげで僕自身も、会社も、そして参加している友だ

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スタートアップが大企業と提携することのメリットと具体的方法について

スタートアップが大企業と提携することのメリットと具体的方法について

僕らの会社はありがたいことに、さまざまな大企業と提携させていただいています。三菱UFJ銀行や電通、楽天証券、イオン銀行など、どれも日本を代表するような大企業です。

とはいえ、僕らはまだサービス開始4年目のスタートアップ。

そんな僕らが、なぜこれらの大企業と提携させていただけているのか?

今回はスタートアップが「大企業と提携することのメリット」と「提携する際の具体的なノウハウやコツ」について書

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「心理的安全性」をバリューに掲げたけど、ほぼ効果がなかった話

「心理的安全性」をバリューに掲げたけど、ほぼ効果がなかった話

今回は、組織づくりについての話。

現在うちの会社は7期目で、メンバーは業務委託の方を含めると100人近くになりました。

おかげさまで退職率も低く「みんないい表情で働いてますね」と言っていただくことも増えました。心理的安全性も高く、「組織をよくするために自ら積極的に動く」というカルチャーが醸成されていると自負しています。

ただ、ずっと平和でいい感じだったのかというと、そんなことはありません。当

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業界の素人だったからこそ、シンプルでわかりやすいサービスが作れたんだと思う

業界の素人だったからこそ、シンプルでわかりやすいサービスが作れたんだと思う

起業までのことを書いた前回のnoteは12万PVを超え、多くの方に読んでもらいました。ありがとうございます!

今回は「僕らのサービスがどのように生まれたのか?」についてお伝えしようと思います。

おかげさまで僕らのサービス「Funds」は「初心者でも安心して投資ができる」「シンプルでわかりやすい」と多くの方から言っていただいており、累計募集額も400億円を突破しています。

僕らが運営しているの

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サイバーエージェント辞めて起業したら、どんどんお金が減っていく地獄の3年間が待っていた

サイバーエージェント辞めて起業したら、どんどんお金が減っていく地獄の3年間が待っていた

いま僕は「ファンズ」というフィンテックの会社をやっていまして、これからもっともっと伸ばしていきたいと思っています。

そこで採用に力を入れているのですが、面接の場面などでよく「なんでこの会社作ったんですか?」とか「どうやってこのサービスができたんですか?」と聞かれます。

まだ僕らは志半ばだし、成功もしていません。過去を振り返るようなフェーズではないのですが、採用担当から「これまでのストーリーをき

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「デットファイナンス」の現状と課題 -36億円調達しました-

「デットファイナンス」の現状と課題 -36億円調達しました-

こんにちは。ファンズの藤田です。この度、36億円の資金調達を実施しました。スタートアップ冬の時代と言われる非常に厳しい状況の中、我々を信じて投資をいただいた株主の皆様には心より感謝申し上げます。お預かりした資金は大切に使わせていただきます。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000158.000023781.html

せっかくの機会なので、Fundsにつ

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2022年Funds振り返り

2022年Funds振り返り

こんにちは。ファンズ株式会社代表の藤田です。Funds Advent Calendar2022の最終日ということで、またまた久しぶりのnote更新となってしまいました。

さて、もうすぐ年の瀬ということで2022年のFundsを少し振り返ってみたいと思います。今年のトピックを中心に、今後の展望みたいなところも少しお伝えできたらなと思います。

はじめに当社は固定利回り投資「Funds」というサービ

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Fundsのこれまでとこれから

Fundsのこれまでとこれから

※ これは「Funds Advent Calendar 2021」19日目の記事です。※

こんにちは。ファンズ代表の藤田です。Funds Advent Calendarの19日目ということで、久しぶりのnote更新です。忙しさにかまけてだいぶ情報発信をサボってしまいました。。来年は言い訳せずに情報発信がんばりたい。。

せっかくの機会なので、ここ最近のFundsの状況や今後のFundsみたいなと

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金融に新たな付加価値を、そして未来の不安に、まだない答えを。  -クラウドポートは「ファンズ株式会社」に社名変更いたしました-

金融に新たな付加価値を、そして未来の不安に、まだない答えを。 -クラウドポートは「ファンズ株式会社」に社名変更いたしました-

Fundsの藤田です。

この度、社名を株式会社クラウドポートからファンズ株式会社に変更しました。経営リソースを自社サービスの「Funds」に集中することで、事業活動を効率化し、一点突破でブレイクスルーを目指します。

今回の社名変更は、ちょうどFundsのリリースから1周年というタイミングでもあります。良い機会なので、簡単にこの1年を振り返ると共に、今どんなことを考えているのか、これからどんなこ

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貸付けファンドのオンラインマーケット「Funds (ファンズ)」をリリースしました。

貸付けファンドのオンラインマーケット「Funds (ファンズ)」をリリースしました。

はじめにクラウドポート代表の藤田です。本日、2018年1月8日に「Funds(ファンズ)」というサービスをリリースしました。Fundsとは”事業資金を借りたい企業と個人をつなぐ貸付ファンドのオンラインマーケット”です。なぜこの事業をはじめようと思ったのか。その背景や想いを伝えたいと思い記事を書くことにしました。少し長いですが最後までお付き合いいただけたら幸いです。

我々が解決したい課題我々は資産

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