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Fundsの累計募集額が500億円を突破しました

僕らは「Funds(ファンズ)」という資産運用サービスを運営しています。

Fundsは、企業に資金を貸し出す形で投資ができる「貸付投資」のサービスです。簡単に言えば、個人のユーザーが企業にお金を投資し、返済のタイミングでユーザーのもとに利息がついて戻ってくるというものです。

このFundsですがおかげさまで、このたび個人ユーザーからの募集額が500億円を超えました。そして、会員も10万人を突破しました。本当にありがとうございます!

このnoteでは、500億円を突破した節目に、直近1年で印象に残っている取り組みを振り返ってみたいと思います。

①イオン銀行、みんなの銀行との提携

8月にイオン銀行、12月にみんなの銀行との提携を発表しました。

イオン銀行との取り組みではファンド販売に加えて、イオン銀行を借り手とした「イオン銀行お買い物応援ファンド」をリリース。多くの方に投資いただき大変人気のファンドになりました。

みんなの銀行との取り組みでは、「みんなの銀行/Circle」の世界観に合わせたデザインでサービスページを構築。デジタルネイティブ世代に向けて新しい資産運用の選択肢を提案することができました。

②「業界初」のファンド予約機能をリリース

ファンド予約機能をリリースできたのも大きな一手でした。

Fundsではこれまで、人気商品がすぐに売り切れてしまうという課題がありました。せっかく口座を開設して投資しようと思ったけど「商品がない」という状態が続けば投資する気も失せてしまいます。これは当社だけでなく、他社のプラットフォームでも同様の状況があり、業界全体の課題でもありました。

Fundsはファンド予約機能を設け、予約さえしておけば商品が出たときにちゃんと通知が来てファンドが優先的に割り当てられるようになりました。いちいち毎回サイトを見に行かなくてよくなった。

外から見ると伝わりづらいかもしれませんが、僕らとしてはすごく大きな一歩だったかなと思います。

③法人投資家もFundsを使えるように

法人投資家向けの米ドル建てファンドの取り扱いを開始しました。

いままでは個人の投資家を相手にサービスを展開してきました。今年は個人だけでなく、大口の法人投資家に対して米ドル建てのファンドを提供することができるようにもなりました。

今後は個人だけに限らず、大口の法人投資家、機関投資家にもFundsを使ってもらえるようになります。

④「VERY」とのタイアップ

ファッション誌「VERY」さんとのタイアップ企画も実施しました。

VERYの読者は主婦層が多く、資産運用に興味関心のある方々がたくさんいます。だけど投資に対して抵抗感があったり、よくわからないという方が多い。そういった方たちに対して値動きのないFundsは取り組みやすくて、ちょうどいいサービスと感じていただけたようです。

「VERY」さんとは、雑誌を軸にしつつ、SNSやリアルのイベントも実施。いろんな媒体を駆使したマルチメディアな取り組みができました。

⑤「ボイス オブ ステークホルダー」

ファンズに関わってくださっているVCや企業、個人投資家の声を記事にまとめる「ボイス オブ ステークホルダー」という取り組みも開始しました。

みなさんの声を聞いて感じたのは「ファンズはいろんな人に支えられているのだな」ということ。

ちなみに、CFO前川さんのお母さまにも記事に出ていただきました。前川さんのお母さまはFundsのヘビーユーザーでもあります。

「社員が親にもオススメできる商品を売っていること」という事実は、僕たちの資産であり競争力です。それを外部に示すことができたのも、すごく意義のあることだなと思います。

株主に関しても、実績のあるVCの方から客観的な評価の声をいただきました。僕らのような金融のサービスは「信頼」が命。だけどやっぱり自分たちでいくら言っても説得力がありません。

この取り組みを通して、Fundsを外から支えてくださっている方々の声を発信することができたのはすごく意味があったと思っています。

500億円を運用して、損したのは0人

500億円を突破して「嬉しいな」と思うことがあります。

それは「ひとりも損していない」ということ。

サービスを開始してからこの5年間1件もデフォルト(債務不履行)が起きていません。これまで当社サービスを利用した投資家の方々みんなの資産がプラスになっています。もちろん「投資サービス」ですので、これが未来永劫続く保証はありません。ただ、ここまでの5年間誰にも損をさせずに運営できたことは、メンバー全員の努力の賜物でありとても誇らしく感じます。

特に普段はなかなか光が当たりにくい審査チームの皆さんにはとても感謝しています。前提が「倒産を出さないのが当たり前。出たら大問題」という非常に責任が大きな部門。5年間やってきて1件もデフォルトを起こしてないのは1件1件真剣に向き合い審査をしてくれいている証左かなと思います。

「爆発の前夜」をむかえている

ファンズの組織は現在100名を超えてきました。

採用担当の頑張りもあり、すごく順調に拡大しています。運用額の増加ペースも上がってきています。募集額が「100億円から300億円」までは1年3ヶ月かかったのですが「300億円から500億円」は11ヶ月で達成できました。

もちろんまだまだ課題だらけなのですが、振り返ってみると信頼をひとつずつ丁寧に積み上げてきた結果が「大手企業との連携」や「ステークホルダーの方々の支え」になっているのかなと思います。

「予約機能」や「大口投資家向けのファンド」は、これからに向けたいい仕込みになりました。

いまは爆発の前夜みたいな感覚です。

ほかにも水面下で新規事業の芽が出てきたり、大型のプロモーション企画を進めていたり、大ネタをいろいろ準備しています。

今年は「ファンズ、来たな」と言えるような1年にしていきます。


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