- 運営しているクリエイター
#サッカー
ライバルの拠点まで整備。「求められる立場」を目指し、つくばFCはどこまでも
事業の大きさだけでは、はかれない価値もある。
彼らのビジネスはなぜ、注目されているのか。
気鋭の起業家たちにスポットライトを当てる連載「スモールビジネスという生き方」。
第2回は、茨城県の「つくばFC」代表、石川慎之助さんの物語です。
つくば市内の音楽ホール。
中学校の吹奏楽部を集めたコンクールの客席に、異彩を放つ集団がいた。
日焼けした顔。引き締まった体。
そしてそろいのポロシャツの胸に
「やっぱり、私はJリーグで働きたい」 2年・菊地彩花
高校2年生の夏、アメリカ留学から帰国した。
夢に一歩近づいたと思った。
早稲田大学政治経済学部に合格した。
また、夢に一歩近づいたと思った。
ア式蹴球部に入部した。
またまた、夢に一歩近づいたと思った。
「Jリーグのフロントになること。」
11歳、鹿島スタジアムでエスコートキッズをしたとき、選手目線で見たスタジアムの光景が鮮烈だった。
人気チーム・浦和レッズとの試合ということもあり
『社会とサッカー』 01 2019年のおさらい記事12個
サッカーというスポーツの力は、その競技の中で完結することはない。使い方によって本来の力が発揮され、私たちの暮らす社会に変化を起こす。環境問題、あらゆる差別、子どもの不当な機会格差、移民難民の権利などに対してクラブ、施設、選手、サポーターにできることがある。変化の大きさを自分の尺度だけで計ってはいけない。その変化はあなたにとって重要でなくても、当事者には自己の存在意義や生死に関係するほど影響力の大き
もっとみる