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ダメなことヘタなことの大きすぎる違いを武術の観点を参考に考察してみると。

本日の投稿は昨日の「知らぬが仏で信じ込むことが幸運を招き得がたいご褒美につながることもあるという話。【前編】」というこちらの記事の後編を投稿するつもりでした。(^_^)b


ところがどっこい、思いのほか長文になりそうなのと急な外出をしたために予定が狂ったのでアッサリ挫折してしまい、結局は明日に持ち越しすることにしたのです。😓

ということで、本日は身体の使い方についてお伝えいたします。

武術の身体操法では、駄目なことと下手なことの違いを、しっかりわきまえて稽古に励むことが重要なんですが、その辺のことを生き方論としてお伝えできればと思います。(^_^)b

今回のタイトルを読んだら、何やら武術の稽古の話じゃ無いかと勘違いされそうですが、伝えたいことは武術に限らず一般的な対人関係や仕事・家庭などの人生全般において、私たちが意識しておきたいことなんですよね。^^

どういうことかと言えば、駄目とされることをいくら繰り返しても、上手になることは絶対にないという厳然とした武術の教えを、日常生活でも活かすことができるという話をしたいのです。

ダメと言われるようなことと、下手と言われることには超えられない大きな違いがあって、下手は下手なりに稽古を繰り返せばいつか上手に至ることがあるけど、ダメな稽古はいくら繰り返しても駄目さに磨きをかけるだけ。

駄目さに磨きをかけたところで、決して上手には至れないということです。

現代の武術家として畏敬する達人の中でも特に、黒田鉄山くろだてつざん宗家という方がおられるのですが、この黒田鉄山宗家が道場主を務めておられる振武舘しんぶかんの武術体系は、剣術と柔術と居合術が三位一体であるとして、異次元の身体変化を求めておられるところが特長的なんですよね。

タイトルに掲げた、武術の身体操法では、駄目なことと下手なことの違いをまきまえて、稽古に励むことが重要という話は、この黒田鉄山宗家の教えでもあるのです。

駄目なものはいくらやっても駄目で、下手は下手なりに正しく稽古を積めば上手に至ることができるので、駄目を排除して下手でも上手に至る道をたどるべし、という意味です。

例えると線路が2本あって、駄目な線路は目的地も駄目なので、その線路をいくら速くたどり着こうが、最終地点は駄目のままなんですよ。

下手の線路は上手につながっているので、線路を脱線せずに正しく辿りつけば上手に辿りつけるということです。(^_^)b

武術的には、身体の使い方や動かし方が駄目であると、上達という身体の異次元進化(変化)は有り得ないのですね。

ただ駄目な動きを固めてしまい、駄目のまま熟練したというだけになってしまいます。😓

一方で下手な身体の使い方や動かし方は、正しい稽古を繰り返すことで上手になり、上達という身体の異次元進化をもたらすわけですね。

こんな話になると、眉唾ものだと疑ってかかる人がいるのも承知で書いているわけですが、現代の武術家立ちの中で、達人の域にある方々の術技をご覧になれば、それがいかに常識や科学的な根拠を超えたものであることに驚かれると思います。

お時間がある方は、YouTubeなどで検索してその達人技をご覧になってください。

人間の身体が、鍛えることでここまで得体の知れない進化を遂げて、異次元の動きが生み出せると言うことに、ビックリ仰天すると思います。(^_^)b

これは元をたどれば、駄目ではなく、下手から出発したからこその到達点なんですよね。

先ほどの2本の線路の話で理解いただけたと思うけど、私たちの人生でも取り組もうとしているすべてのことを、駄目であるのかそれとも下手なのかの判断基準で見極めることが、先々の到達地点の景色が変わってくるのです。

ダメな対人関係と下手な対人関係、要するにコミュニケーションスキルにおいて、やっちゃダメなことと下手なことをきちんと分別して、進み出す道を正しく選択すれば、いつかは上手になれるということです。

人のものを盗むとか騙すとか傷つけるというのはダメなこと。
自分の想いが素直に伝えられなかったり、行動で表せないというのは下手なこと。

ダメでさえなければ、下手は下手なりに正しく努力を続ければ、少しずつでも上手になってくるので、最初に踏み出す道がダメか下手かを基準に判断すると良いですよね。(^_^)b

この記事で取りあげた黒田鉄山宗家の武術理論は、これまで何回も目を通していたのですが、武術的な身体の使い方や動きということを抜きにしてこの駄目下手の違いをわきまえることの大切さは、人生にも通じるなと。

まぁ、そんな気づきがあったので、思い立って記事にしてみました。(^_^)b
何かの参考になるようなら嬉しいですが。^^


ってことで、今回は
駄目なこと下手なことの大きすぎる違いを武術の観点を参考に考察してみると。」というダメと下手の大きすぎる違いを人生に活かすという話。🤗
※見出し画像のイラストは、メイプル楓さんからお借りしました。


では!

駄目をやめ  下手から始め  のほほんと


<本日のサブアカの投稿記事がこちら!>


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