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肩甲骨周辺の筋肉が凝り固まっていると代謝も悪く肩こりや体調不良の原因に

肩甲骨が大事だという話は、過去にも何度か記事にしたことがあると思いますが、慢性的な肩こりに悩まされているとか、体調がすぐれない主な原因になっていることがあるのが、肩甲骨まわりの筋肉の凝り固まりなんですね。

自分で意識して肩甲骨を動かせる人はともかく、そうでない人は肩甲骨とまわりにある筋肉が一体化したようになって、肩甲骨の動きそのものを阻害してしまうという悪影響も出てしまいます。😓

また、肩甲骨周辺の筋肉を活発に動かせるようにするだけでも、代謝をアップさせ血流やリンパの流れを促進して、体調不良の要因になっている深層筋の凝り固まりをほぐして、体調を改善させる効果が期待できるのですね。

スポーツや武術・武道において、腰(骨盤・仙骨)と股関節の働きに大きく影響をおよぼす腸骨筋と大腰筋という、一般的には腸腰筋と呼ばれている筋肉の重要性は、誰しもが否定しないほどの常識となっています。

体の下半身においては、脊柱から繋がり上体を支えている仙骨と、仙骨と腸骨(骨盤)を繋ぐ仙腸関節、腸骨と下肢を繋ぐ股関節と、上体と下肢を連動させている屈筋の腸腰筋が、大事な働きをしています。

武術の達人だった人が高齢になっても威力のある技や、敏捷な動きができるというのも、この腸腰筋の働きが衰えていないから可能なことなんですね。

この下半身の運動機能と並んで、スポーツや運動の場面以外に、日常生活でも大事な働きを持たされているのが肩甲骨なんですが、この肩甲骨まわりをじゅうぶんに活かして生活していない現代人が、けっこういるのですよ。

肩甲骨まわりの筋肉をゆるめてほぐすことができれば、肩こりにもなりにくく肩甲骨もじゅうぶん働くようになるので、少ない力で大きなパワーを引き出す合理的な体使いも可能になるので、ぜひ活性化させたいのです。

最初は肩甲骨といっても、あまりピンとこないかも知れませんが、左右の肩甲骨を交互に上下動させたり、両腕を前で絞ったり後ろに引いたりして背中を丸めたり反り返ることで、肩甲骨を開いたり閉じたりするといいですよ。

肩甲骨って、昔から「かいがら骨」などと呼ばれていて、思っているよりも大きい骨なんですが、鎖骨の肩のところの突起部分から肩甲骨なんですよ。

鎖骨との関節部分を肩鎖関節けんさかんせつといい、上腕骨との関節を肩関節けんかんせつと呼ぶのですが、肩甲骨は言ってみれば上体の骨格の中で肩鎖関節けんさかんせつで繋がっているだけのヤジロベエみたいな存在なんですよ。😅

それも肩関節けんかんせつで腕をぶら下げた状態でのヤジロベエですから、自分が思っている以上に自由に動かせなければおかしいのです。

まぁね、パントマイマーの人やダンスの上手い人なんかは、この肩甲骨を上手に動かしていますけどね。🤣

あなたも今日からさっそく、肩甲骨を意識して上下左右に動かせるようにがんばってみてください。

始めは動く様子がなくても意識して続けることで、少しずつ動くようになりますよ。

ぐりぐりと左右交互に上下動や開閉運動ができるようになったら、あなたの慢性肩こりは解消しているはず。

まずは騙されたと思って試してくださいね。🤗


ってことで、今回は
肩甲骨周辺の筋肉が凝り固まっていると代謝も悪く肩こりや体調不良の原因に」という肩甲骨を動かせるようになると体調も良くなる話。(^_^)b
※見出し画像のイラストは、メイプル楓さんからお借りしました。


では!

健康は  肩甲骨で  のほほんと


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