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お気に入りの図解

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自分の書いた図解の中で、お気に入りのものやよく思い出すものなどをまとめました ※他の方の図解は「もう一度見たい図解」マガジンにまとめてあります
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2023年11月の記事一覧

【図解1916】内容が多いほど「表現のノイズへの配慮」が必要

【図解1916】内容が多いほど「表現のノイズへの配慮」が必要

【グラフ型】1つのスライドの中で伝えたい内容が多ければ多いほど、受け手の脳には負担がかかる。

そこに多すぎる強調表現や不規則な色使いなどの表現面でのノイズが加わると受け手の脳の許容量を超えてしまい、受け手は情報を読み取ること自体を諦めてしまう。

伝えたい内容が多いほど、表現のノイズへの配慮が必要。

官公庁のスライドを見ていて感じたことを図解にしたものです。

ちなみに見たスライドは経済産業省

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【図解1911,1912】「反面教師 × 抽象化」で学びを拡げる(12/18図解差し替え)

【図解1911,1912】「反面教師 × 抽象化」で学びを拡げる(12/18図解差し替え)

【ツリー型】他人の悪い言動を見聞きした時、まずは反面教師的なエピソードとしてそれと同じ行動をしないように直接的な学びを得る。

そこから一歩踏み込んでその反面教師エピソードの学びを抽象化し、それを似た事例へ拡大することで、さらに多くの学びを得ることができる。

「反面教師 × 抽象化」で学びを拡げよう。

【ツリー型】たとえば駅のホームでよく聞く「駆け込み乗車はおやめ下さい」のアナウンスなら、まず

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【図解1909】noteの図解化は「2者の気持ち×構造」が必要

【図解1909】noteの図解化は「2者の気持ち×構造」が必要

【ベン図型】noteの図解化には「作者の気持ちがこもった図解元のnote」「図解者がその気持ちに共感すること」「図解にできる構造があること」の3つが必要。

構造は図解の本質だが、それだけではない。noteの図解化には作者と図解者、2者の気持ちも必要。

noteの図解化について、感じたことを図解にしたものです。

今週は下の2つのnoteの図解化を投稿しましたが、そこに共通しているのは「作者の方

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【図解1907,1908】「仮説として抽象化」すれば聞く意欲を保てる

【図解1907,1908】「仮説として抽象化」すれば聞く意欲を保てる

【グラフ型】抽象化が得意な人は、話の途中で「ああ、これはあのパターンの話だな」と"答え"として抽象化し、その後の話を聞く気をなくしがち。

しかし、抽象化した内容を「仮説」としてとらえれば、自分から質問をして仮説を検証するなど、その後の話も意欲を持って聞ける。

「仮説として抽象化」すれば聞く意欲を保てる。

「抽象化が得意な人、他人の話を聞かない問題」についての図解です。

今までもこの問題につ

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【図解1899】世界は「自分の中」にある

【図解1899】世界は「自分の中」にある

【包含型】世界は自分の外に無限に広がっている。

しかし、自分が実感を持って「世界」として認識できるのは、日々の出来事などを五感を通して知覚し、それを解釈して形成された「自分の中の世界」のみ。

ある意味では、世界は「自分の中」にある。

人間と世界について感じたことの図解です。

世界は広大で、我々一人一人が知っているのはほんの限られた部分です。

そして、その限られた部分を限られた見方(視覚以

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【図解1898】呼吸を見守ると感じるでは「自分の範囲」が違う

【図解1898】呼吸を見守ると感じるでは「自分の範囲」が違う

【特殊型】マインドフルネス(健康法としての瞑想)の時、呼吸を「見守る」と意識すると身体に任せた自然な呼吸をできる。

これは「見守る自分」と「呼吸する自分」が擬似的に分かれ、見守る自分は外から見守るだけで呼吸に手出しはしないため。

これに対し呼吸を「感じる」場合、「感じる自分」も「呼吸する自分」も大きなくくりの「自分」の中にあるので、つい呼吸を感じるだけでなくコントロールしようとしてしまう。

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【図解1896】一般論のコメントをする時も「まず具体で聴く」

【図解1896】一般論のコメントをする時も「まず具体で聴く」

【特殊型】人の話を聞くとき、話の初めの方から「ああ、これはあのタイプの話だな」とよくある話として抽象化して聞き、「上から目線」で一般論としてのコメントを返すと相手の反感を買いやすい。

まず相手と同じ具体の目線で内容と相手の気持ちを受け取め、それから相手と共に抽象化して「横から目線」でコメントを返すと、それが結局は一般論のコメントに落ち着く場合でも相手の納得感が高まる。

たとえコメントは一般論に

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【図解1894,1895】過去の「いつか」は現在の「今、ここ」

【図解1894,1895】過去の「いつか」は現在の「今、ここ」

【線表・タイムライン型】過去に夢や目標を「いつか、どこか」と思い、ついに念願かなって達成しても、それは現在(達成時点)の自分にとっては「今、ここ」。

夢や目標に近づくための行動や工夫自体も楽しいが、在りし日の「いつか、どこか」を存分に味わうためにも、「今、ここ」を感じる力を高めたい。

目標達成と「今、ここ」への感度について、感じたことを図解にしたものです。

私がnoteを始めたのは5年前(2

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【図解1888】無意識の判断は「発言から逆算」してみる

【図解1888】無意識の判断は「発言から逆算」してみる

【プロセス型】無意識の判断(論理構造の判断や抽象化など)は「自分がなぜそう判断したのか」を言語化するのが難しい。

こういう時は、「自分がした発言」の意味を考え、そこから逆算すると「無意識にした判断」を理解しやすくなる。

無意識の判断は「発言から逆算」してみるとよい。

無意識の抽象化や論理構造の判断について感じたことの図解です。

抽象化や論理構造の判断(図解も含む)は判断自体がほぼ無意識に行

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【図解1887】いいと思ったところは「重ねて伝えて」OK

【図解1887】いいと思ったところは「重ねて伝えて」OK

【グラフ型】他人に良さを伝える時、「これは他の人がもう言ってるし、あらためて言うまでもないか」とつい自分にブレーキをかけてしまうことがある。

しかし、言われる側に取ってはいいところは何度言われてもうれしいものだし、また重ねて言ってもらうことで「特にいいところ」がわかるというメリットもある。

いいと思ったところは重ねて伝えてOK。

「相手のいいところは遠慮せず、どんどん重ねて伝えていいよね」と

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【図解1886】チキンライスも「ギョーザに合う」はず

【図解1886】チキンライスも「ギョーザに合う」はず

【ツリー型】チャーハンはギョーザに合う。ならば、同じ「味付きごはん」のカテゴリであるチキンライスもギョーザに合うことが期待できる。

食事時の何気ない一コマから生まれた図解です。

先日、チキンライスのおかずにギョーザを選んで食べようとしていたとき、妻から「チキンライスとギョーザって合うの?」と聞かれ「あ~、チャーハンと同じ『味付きごはん』だから、まあ合うんじゃない?」と答えました。

発言した後

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【図解1881~1883】おかわりしてほしいなら「少なめ」に出す

【図解1881~1883】おかわりしてほしいなら「少なめ」に出す

【グラフ型】インドカレーなど元々の量が多い食事の場合、通常の量を提供するとそれだけでほぼ満腹になってしまい、おかわりという選択肢がなくなってしまう。

最初の食事をあえて少なめにして出すと、その日の体調にあわせてそこでやめたりおかわりしたりという選択肢が生まれる。

最初は少なめに出すと、おかわりしてほしい店員さん、もっと食べたいお客さん、両方幸せになれる。

インドカレー屋で、少し物足りなかった

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【図解1879,1880】道草には「遠回り」が必要

【図解1879,1880】道草には「遠回り」が必要

【マトリックス型】いつもと違う道を選んでも、それが「別ルートの最短距離」なら効率重視の「最短距離の呪縛」からは逃れられず、気持ちの余裕はできにくい。

あえて遠回りしてこそ、道草の「心の余裕」ができる。道草には「遠回り」が必要。

道草について、感じたことを図解にしたものです。

道草をすると心のゆとりが生まれるものですが、「いつもと違う道」を通っても心のゆとりが生まれる時と生まれない時があります

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