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#ショートストーリー
面倒な会社 #ワールドブルー物語
「僕は愛殺文が投下される前の時代に飛んできておじいちゃんを唆す悪いやつらをいなかったことにしているんだ。
それがおじいちゃんの為にもなるからね。
すべては緑多き未来オールグリーンのために」
……へえ。未来から来た……ねぇ。
重役しか入れないという最上階のエリア。
ワールド・ブルー株式会社の社長蒼広樹の孫であり、部長であるマイトンの口から物騒な話が飛び出した。
この会社が作っているという武器と
ブログライターの日常 #ワールドブルー物語
「挨拶で世界を笑顔に!ワールド・ブルー株式会社」
喫茶店でブログの更新を終え、休憩するために動画サイトを見ていたら、広告が挟まれた。
たいていの人は名前を聞いたことがある「ワールド・ブルー株式会社」。
「挨拶で世界を笑顔に」を理念とした大手企業だ。
元々は『挨拶製造機』という機械を作ってた小さな会社だったらしい。
いつも広告はスキップしてしまうのだけど、今いるのはそのワールド・ブルー株式会社近く
金魚鉢 #シロクマ文芸部 【ショートストーリー】【今日の短歌】
「金魚鉢クリームソーダ、お待たせしました」
友人が働いている童話の世界のようなカフェ。
人気なのは数種類のフレーバーがある「燃えるかき氷」らしい。
とても興味があって別の友人を誘い、予約を取って行ってみた。
その友人はかき氷を食べることができないとのことで、他のメニューから選んだのは「金魚鉢クリームソーダ」だった。
「うわー!可愛い!!」
頼んだ友人よりも、私の方がテンションが上がってしまった
【ショートストーリー】タルトを買いに
桜が散って葉桜となり暖かな今日この頃。
この時期によく見かけるのは、モッコウバラとパンジーとドウダンツツジ。
あちこちの家の花壇や壁が賑やかだ。
家の庭も先日父親が園芸店に行って、プランターに色とりどりのパンジーが植えられた。
何度名前を言っても母親が覚えることのできない、ゴルデルゼというバラも咲き出した。
でも私は父が買ってきた大ぶりなバラより、祖母の家に咲いていたつるバラが好きだった。
以前、
チョコレート『#54字の宴』
こんにちは。羽根宮です。
櫟 茉莉花さんの『54字の宴』に参加する二回目の投稿です。
前回はシロクマ文芸部さんと同時参加するために、お題の「チョコレート」から始めた54文字を書きました。
今回は単独です。
シロクマ文芸部さんと分けるために、二回に分けて投稿しました。
ちなみに前の投稿はこちら
気圧変動とか気温差に弱くて、メンタル的にも起き上がれなくなることがあります。
最近は以前ほどではない
ごはん杖【毎週ショートショートnote】
僕の家の近くには外国から来た人がいっぱい通っている大学がある。
学校に通うために日本に来た人を「りゅう学生」って言うんだって、母さんが教えてくれた。
インター……なんとかスクールっていう学校も近くにあって、駅とか公園とかに外国の人が多いから、ここに住むことにしたんだって。
母さんは僕に「海外で活躍できる人になってほしい」って言ってる。
だから英語を習い始めた。まだちゃんと話せないけど、少しは意味