CFOの知恵の源泉:どれだけ独自の見解が得られるのかは自分でどれだけ情報を取得し、さらに定期的に見返しをすることで知恵が磨かれていく

時代の波に乗り遅れないために最新の知識を獲得していくことも大事です。
一方で今まで得た知識を繰り返し
確認することで新たな気づきを得ることもあります。


その新たな気づきを与えてくれるネタ元やソースなどはいくつも
用意しておくことで定点観測ができます。

定点観測をすることで継続的な動きを追っていることで見えてくる情報や
自分の考えも構築することができます。

例えば、
・業界レポート
・特定の企業でのIR情報
・本の著者
などです。

特にIRは四半期に一度、決算がでてくるので企業動向を確認できますし
同じ業界の企業の複数社見れば、業界動向まで確認できます。

これを1-2年ではなく、
5-10年続けるだけで圧倒的に業界に強くなれます。

10年も見ていると景況感にもどれくらい左右されるのか、
10年間で伸びる企業、廃れた企業の理由なども独自の見解も
醸成されることになるからです。

もちろん10年間も待っていなくても10年分のIR情報まで見れれば
それだけで一定以上に業界をウオッチできるので、やる価値はあります。


他には自分の考え方を支えてくれるような専門家の書籍です。
どの分野にも書籍は多くありますが、あくまで自分に腹落ちがしやすい、
何度でも読み返したくなるような書籍に出会う必要があります。

専門書籍は一朝一夕にはなかなか身につきません。
時間がかかります。
毎日の業務の中で気づくことや課題感など、
日常の経験で急に書籍の考えと結びつき
大きなパフォーマンスを出せるように日頃からコツコツ読む必要があります。

だからこそ、何度も読みたくなるような書籍に出会うまで
根気よく、同じような内容だとしても目を通し、今までの知識を反芻させることが必要になります。

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