CFOのキャリアアップ:仕事の進め方は全体像を把握すること、そしてスケジュール、課題設定をすればこそ安定する
取締役、CXOクラスにプロジェクト説明や指示を受けた業務の取り組みを
説明し、
???が相手の顔に浮かんでいてもそのまま説明を続けるしかなく、
最後に質問を矢継ぎ早に浴びせられた経験はないでしょうか。
経験がない人はプレゼン上手です。
経験がある人は説明の仕方次第でその後の業務の進め方が
とても楽になるので、経営層が何を求めているのかをまとめてみます。
プレゼンがうまくいかない人の多くは、
1.プロジェクトの全体像を冒頭に説明していない
2.プロジェクトのゴールが明確ではない
3.次回の打合せまでに何をするかがわからない
4.いきなり各論から説明する
このいづれかに当てはまることが多いです。
経営層だから、
すでに前提がわかっているだろうなどと考えてはいけません。
一番業務を知っているのは担当している、本人です。
だからこそ、今どこにいて、どこにどうやって向かうのかを
指し示していかなくてはいけません。
いきなり、現状報告ばかりをされても聞き手は全体がわからないので
個別事象の質問ばかりでてきますし、
担当も細かすぎて追いきれていないことばかりになり次回までの宿題が
増えるだけの悪循環に陥ることになります。
逆に
1.プロジェクトの全体像を冒頭に説明する
2.プロジェクトのゴールが明確にする
3.次回の打合せまでに何をするかを説明する
4.今日の打合せで実施したいことを話す
これだけで大きくプレゼンは改善します。
何か質問されて答えられなくてもスケジュールを設定しているので
次回の打合せまでの宿題という形で簡単に整理がつけることができます。
また経営層から質問を受けても、全体に関わる質問に終始するので、
大きな目的からもズレずに進められるため、
プロジェクトの手戻りもすくなるので、パフォーマンスが上がります。