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☆あと読み☆

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あとで読み返したいお話。
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#フォロバ100

美しさの原点って何だろう

「威義即仏法 作法是宗旨」

禅にはこの様な言葉があります。
僧侶が威義、つまり着物の着方や立ち振る舞いを気にして外見を整えるのは、他人から良く見られたいという「欲」のためではなく、仏法に即して「真っ直ぐ生き抜く」ための実戦で、ひとつひとつの行いに自己が現れると考えられているからだという。

つまり、他人の目を気にすることによって、外見を通して現れる自己の生き方を意識するためだと教わりました。

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汚部屋から脱出するために必要なこと

汚部屋から脱出するために必要なこと

単身赴任も10年を過ぎると、それなりに生活上手になってきます。
特に最近では、掃除機をやめてクイックルワイパーにしたところ、あれだけ苦手だった部屋の掃除が好きになりました。週に1度程度しかできなかった部屋の掃除、今では日に2度しているのです。自分でも信じられない変化です。

学生時代の自分の賃貸部屋は杜撰だった。
そもそも掃除機がなかったからな。まぁ、友人の部屋に比べたら、それでもマシな方だったか

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「得」と「徳」のバランスを整えると

「得」と「徳」のバランスを整えると

僕の通っていた小学校でも二宮金次郎のコンクリート像があった。
どうして金次郎というのか知らないが、本名は二宮尊徳のはず。江戸時代後期に「報徳思想」を唱えた農政家だと教科書に記してあったと記憶しています。

軍国主義の中で「至誠報徳」の教えを皇民化政策に上手く利用され、薪を背負って歩きながら勉強する姿が昭和のはじめ頃にバズったのです。

二宮尊徳について全然詳しくありませんが、唱えた有名な言葉が素敵

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「スミマセン」から「ありがとう」へ変えるだけで世界が変わる

「スミマセン」から「ありがとう」へ変えるだけで世界が変わる

「スミマセン」が口癖だった30代の僕。
先輩から気づきを貰って気持ちが爽快になった経験があります。

「これやっておいたから」
「いつもスミマセン」

「これ良かったら食べて」
「いつもスミマセン」

今考えると笑っちゃいますけど、これ実話なんです。
僕は何かと「スミマセン」が口癖になっていたのです。

ある日、駅で脇見していた人とぶつかってしまった時も「スミマセン」って言ってしまった。僕が悪い訳

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この季節になると思い出す、少年時代の深刻な悩み

この季節になると思い出す、少年時代の深刻な悩み

この季節になると思い出すことがあります

「運動会」

もうしばらく参加してないなぁ。息子が小学生の頃に参加したのが最後。
朝早くから場所取り争奪戦。大人の醜い運動会はもっぱら朝から始まるんだ。

僕が小学生の頃なので、今から40年も前の話です。
僕が通っていた田舎の小学校は、全校生徒が630人程の中規模の学校で、7つのエリアから集団登校していました。

運動会の時期になると、子供だけでなく大人の

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『学問のすすめ』から学ぶこと

『学問のすすめ』から学ぶこと

努力は人の運命さえも変える
努力あれば 今日の愚か者も 明日の賢人になり得るし
努力を忘れれば 富める勝者も 貧しき弱者に変わるかもしれない

福沢諭吉の言葉です。
福沢諭吉は「学問のすすめ」の中で、今日よりも明日がより良い日であるために、その先もずっと、より良い社会があり続けるために学問が必要だと説いています。

僕は自信を失いかけた時は、この「学問のすすめ」を読むことにしています。九州中津の下

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30代の僕に欠けていたもの

30代の僕に欠けていたもの

大学を卒業して10年くらい。
そこそこ経験を積んで、知識もそれなりに蓄積されている。
給料だってそこそこ増えて、ちょっとだけ昇進もした。

そんな30代だった僕に、50歳代の僕から処方箋を出したい。
30歳代は若かった。確かに勢いがありました。
でも、上手くいかなたったこともあります。
何故だろう。
あの頃はどれだけ考えても分からなかったし、何も見えていなかった。

あの頃、自分では気づかなかった

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勇気ある「敗者」は「強者」である証明

勇気ある「敗者」は「強者」である証明

世の中には似通った言葉で溢れています。
「弱者」と「敗者」もそのうちの一つですね。

「敗者」は「弱者」なんだろうか?
何かにチャレンジして上手くいかなかった。そんな場合、勝負事であれば「敗者」になってしまいます。では「弱者」とは何か。

何事からも逃げていて行動を起こさない者を「弱者」と位置付ける。
そう考えると、この両者には大きな違いがあります。

挑戦した結果としての「敗者」は、何も行動を起

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15歳のボクへの処方箋

15歳のボクへの処方箋

「どうせ大人なんて何を言っても分かって貰えないし」
そう考えるお前の気持ちはよく分かるが、判断するのはもう少し後になってからでも遅くない。

よく聞け!15歳の時の僕。
今、お前はガムシャラに頑張っていて、とてつもないストレスを抱えているはずだ。3年後に迫ったソウルオリンピックに向けて、自分の新たな決意を決めている頃だろう。

勉強だってそうだ。朝型に切り替えたんだよな、ちょうどこの時期に。毎朝3

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