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転職先は一緒に働く「仲間」で決めよう!


【Co-WARCサイトオープン】

WARCに所属している公認会計士・税理士の皆さんで組織された会計コンサルチームであるCo-WARC(コワーク)のサービスサイトがオープンしました。
是非御覧ください。


はじめに

転職の際、転職者は様々な要素を総合考慮して、転職先を決定します。
すべての点で優れている転職先というものはなかなか存在しないので、いずれも一長一短あり、悩むことでしょう。
その上、今まで慣れ親しんだ職場から離れて、知らないことばかりの環境に飛び込むので不安も大きいと思います。

この不安を乗り越えるためには、それ相応の理由や根拠が必要になってくるので、転職先の年収、福利厚生、ネームバリューなど、転職前に把握しやすい客観的な根拠を探して、それを理由に転職先を決定していくことが多いかと思います。
転職者の立場では得られる情報に限界があるので、それ自体は致し方ないことです。

しかし、私は、今後一緒に働くことになる「仲間」で、転職先を決定すべきだと考えている派です。

どんな人間が同僚であろうと気にならない人とか、そもそも人間関係にさほど興味がないという人については経済的メリットで決めて問題ないと思いますが、おそらく半数以上の人は「人間関係」で悩みやすかったり、パフォーマンスに影響が出たりするはずです。

そこで今日は、転職先を「仲間」で選ぶべきだという考えについて、少し詳細に語っていきたいと思います。

なお、今回の記事の主な読者は、転職を検討している20代~30代半ばの若手専門職を想定しています。


1.「仲間」の範囲

まず、「仲間」の範囲から考えていきます!

私はベンチャー業界にいるので、とても狭く小規模なコミュニティの中で仕事をしています。
大手企業のように何千人(場合によっては数万人)もの社員がいるわけではないので、役員や他部署の人間にもすぐにコミュニケーションが取れますし、取らないといけない規模の組織です。
そのため、仲間の範囲も広く解する必要があります。

そこで本記事でいう「仲間」には、同僚・上司だけでなく、役員や他部署の人間まで含めて考えます。
大手企業への転職では、主に同じ部署の同僚と上司、そして頻繁に関わることになる他部署の同僚くらいを入れておけば良いと思います。


2.なぜ仲間で決めるべきなのか

ではなぜ「仲間」で転職先を決めるべきなのか。

端的に理由を述べれば、良くも悪くも、自分の人生に対する影響が最も大きいからです。

人間関係で悩んだり、苦労した経験がある人はよく分かると思いますが、人間関係の問題は解決が非常に難しく、かつ、長期的に悩まされる問題です。

いじめ、パワハラ、セクハラなどのような代表的な問題を始めとして、大小様々な問題がありますが、いずれも人間の感情が絡む以上、簡単には解決できません。
そして、手段を誤れば弱い立場の従業員が不利になることが多いので、我慢せざるを得ないケースの方が多いです。

しかし、我慢はストレスとなって少しずつ体に蓄積していきます。
そして、いつかは溢れ出てしまうものです。

それが怒りとなって外部に表出されるならまだ良い方で、大抵は体調不良となって表出します。
心が限界を迎えてしまうと、回復するのに数年以上かかってしまうことも多いので、けして軽視できない論点です。
私の知人でも、そういうケースを何度か見てきました。

ゆえに私は、たとえ年収が200~300万円高かろうが、福利厚生が優れていようが、仲間がダメだったらその職場は地獄だと思っています。

人生は一度きりで、健康な体も一つしかありません。
だからこそ、環境は大切で、職場も仲間の質で選ぶべきだと思っています。

もちろん、年収や福利厚生も大事ですので、その要素を捨てるという話ではありません。
あくまでも総合考慮することは変わらずで、一緒に働く仲間がどんな人なのかという点がより重要度が高いというお話です。

この見解は、大人しい性格の人、気が弱い人、他人に気を使う人などについてより妥当する見解だと思います。
気が強い人、我が強い人、他人と口論をすることになんの躊躇いもない人などは、どちらかと言うと人間関係を悪化させる側にいるので、仲間がどんな人だろうといつもどおり戦えば済む話なのですが、上記のような大人しい側にいる人は、常に我慢を強いられる側にいます。
そういう人たちにとっては、仲間の質がより重要で、むしろそれを最重要視して転職先を選んでもいいくらいです。
自分の身を守るためにも、転職先を選ぶときは仲間に注目すべきだと思います。



3.どういう仲間を探すべきか

では、どういう仲間を探せば良いでしょうか。

この点については、各人の価値観によって大きく異なってきます。

例えば、私の場合は、自分が専門職であるがゆえに、同じ分野の専門性が高い人達や違う分社の専門家と一緒に働くことを好みます。
私は、知識が豊富な人や、特定の分野に深く精通した人などを尊敬しますし、その人達から得られるものが多いので、一緒に働きたいと感じます。

そして、穏やかな性格をした人が好きなので、そういう人が多い組織を好みます。
したがって、私にとっての良い仲間とは、専門性が高く、かつ穏やかな人たちです。

これを機に、どのような仲間が自分にとって良い仲間なのかという論点について、深く考えてみると良いと思います。
自分の価値観について日頃はあまり考えないはずなので、言語化しようと思ってもなかなかできないことが多いです。
転職という稀にしか発生しないイベントのときにこそ、自分の価値観と向き合うチャンスです。

以下、ただの例示ではございますが、設問を記載しておきます。
仲間にするならどういう人がいいか、という視点から回答してみると、自分にとっての良い仲間の定義が明らかになるかもしれません。

  • 自分より専門性が高い人たちと一緒に働きたい

  • 組織の中で自分が最も専門性が高い存在でありたい

  • 同僚とは忌憚のない意見交換をしたい

  • 同僚とは常に仲良く穏やかに接していたい

  • 優秀な上司や同僚から様々なことを教わりたい

  • 他人に教えてもらうより自分が教える立場でありたい

  • 素直で従順な部下がほしい

  • 自分の意見をストレートに言ってくれる部下がほしい

  • 自分で考えて行動してくれる部下がほしい

  • 自分がミスをしてもすぐにカバーしてくれるような部下がほしい

  • 部署が異なっても相互に協力できる同僚がほしい

  • トラブルが発生したときに誰の責任なのかを明確にする組織がいい

  • トラブルが発生したときに全員でカバーし合う組織がいい

  • 優秀で謙虚な上司がほしい

  • 優秀で厳格な上司がほしい

  • 無能でもいいから自分を放置してくれる上司がいい

  • 自分を信じて任せてくれる上司がいい

  • ビジョナリーなCEOと一緒に働きたい

  • ロジカルなCEOと一緒に働きたい

  • 即断即決で意思決定できる経営陣と一緒に働きたい

  • 性格が穏やかな経営陣と一緒に働きたい

  • 責任感が強い経営陣と一緒に働きたい

上記のように、上司・部下・同僚・役員などに分けて自分の中で様々な問いを立てて検討してみてください。
それらを総合した価値観こそが、あなたにとっての良い仲間なのだろうと思います。


4.WARCのお話

最後に、手前味噌な話になってしまいますが、私が現在所属しているWARCという会社についても語らせていただこうと思います。

WARCは、IPO経験のある公認会計士らが設立した会社で、社内に多くの公認会計士・税理士がいます。

私自身が関わり始めたのは2018年頃からで、代表取締役である山本さんが私の元上司です。
そのため、設立時から比較的近くで観察させていただいております。

今では100名以上の社員がいて、関わってくださっている業務委託の方や、提携している専門家(公認会計士・税理士などが中心)の皆さんを含めると数百人規模になっています。
創業当時から考えると……本当に大きくなりました。
今では福岡、大阪、札幌にも拠点があります。

かなり大きくなった組織ではありますが、あくまでも私の視点から見た話では、創業当初からWARCの組織内のコンセプトというか、価値観みたいなものはほとんど変更がないなと感じています。

それは、専門性の高さです。

本来であれば、スタートアップであるWARCではなかなか採用できないレベルの専門家たちが社内に多くいます。
それゆえ、各人がそれぞれ何かの専門家です(会計・財務・M&A領域が多い)

それもあって、社内でのMTGは専門用語が飛び交っていて、自分の専門外の分野の話になると毎回冷や汗をかくことになりますが、そのおかげで自分の知識不足の領域がよくわかり、成長できます。

年齢帯でいうと30代~40代のおじさん……ダンディな大人が多いので、いわゆる「大人ベンチャー」といえます。
そのため、創業10年未満のベンチャー界隈では、比較的珍しい部類に属する会社です。

そして、ほとんどの社員が経験豊富な大人なので、やり取りはいつも穏やかです。
少なくとも私は、この5年間で一度も怒鳴られたことがないですし、そういう場面にも遭遇しておりません。
すでに規模が大きくなっているので、私の知らないところで今何かが起こっている可能性も否定はできませんが、少なくとも今のところはそういう話は来ておりません。

社内のメンバーも全国各地に散らばっていて、リモートワークをしている人も多いので、一度も会ったことがない人も結構居ますが、Slack上ではいつも仲良くさせていただいております。
札幌のメンバー、大阪のメンバー、福岡のメンバーなどいろいろな人が居ます。

法務という職種柄、必然的に全部署の人間と関わるため、ある程度全体を見れていると思いますが、良い意味でかなり落ち着いたベンチャー企業だなという印象です。
※一部の若手の飲み会を除く

WARCの事業領域としては、主に経営管理部門(経理・財務・法務・人事・CFOなど)のハイクラス層の人材紹介事業、M&Aコンサル事業、IPOコンサル事業、会計・財務コンサル事業などを行っています。
会計専門職の副業プラットフォームであるWARCMORE(ワークモア)の運営も行っているので、社内で関わることになるメンバーの多くが会計専門職です。

そういう会社で働いていると、専門家と一緒に仕事をすることのメリットを日々感じることができます😁
毎年新しい知識が増えますし、人間って凄いなと思えます。

そもそも、メンバーが優秀過ぎるくらい優秀なので、法務なんかいらないのではないか(多分大半のメンバーが自分で契約書を作れるしリーガルチェックもできる)と思えてきます。
自分の存在意義を毎月のように疑っています。
ゆえに、休みの日の勉強が捗ります。

社内にいる専門家の皆さんは、日々自分で学び、知識や能力を身に着けていきます。
そして、WARCの場合は、知識を共有する場が多いので、わからないことを他の専門家たちに聞ける場所があります。
そのため、WARCで働くという経験を通じて専門職としての知見が勝手に広がっていきますし、深まっていきます。
コンサル業がメインであるため、様々な事例のケーススタディも可能です。

そう考えると、WARCという環境は、専門職にとってかなり良い場所なのではないかと思えてきます。

もちろん、似たような環境は他社にもあります。
例えば、監査法人や外資コンサル企業などです。
現に、WARCのメンバーには監査法人や外資コンサルの出身者が多いので、似ている環境なのだろうと思います。

だからこそ私は、若手専門職の皆さんに、WARCで働いてみては?と提案したいです。
募集している職種には限りがあるので、採用されるかはわかりませんが、副業プラットフォームに登録するという方法もあるので、何らかの形で知見を得る場を獲得してみてはどうかと思っています。
すでに私の知り合いの若手専門職(会計分野)の皆さんには、副業プラットフォームに登録してもらっています。

若手の皆さんには、様々な案件に触れて、知見を増やして、先々もっと凄い専門家になってほしいとおじさんは思ってます。
社内の他のおじさんたちも、比較的穏やかな人が多いと思うので、働きやすい方だと思います。
転職先でいろいろと悩むなら、一度WARCのカジュアル面談などを通して、こういう会社もあるんだな、という選択肢を得てほしいです。

なお、今募集している求人は以下のとおりです。

【会計・財務・IPOコンサル分野】

【キャリアコンサルタント分野】

【M&Aコンサル分野】

【会計専門職の副業プラットフォーム】

※ホームページの改修前なのでまだ「公認会計士のための」となっているかもしれませんが、今は経理・財務経験者や税理士、税理士試験科目合格者のみなさんもご登録いただいております


以上、ぜひご検討ください。


おわりに

ということで今日は、転職先を「仲間」で選ぶべきだという私見について語らせていただきました。
WARCという会社は、仲間についてはなかなか粒ぞろいだと思うので、ぜひ候補の一つとして検討いただければ幸いです。


では、また次回。


【お問い合わせ】

この記事は、株式会社WARCの瀧田が担当させていただいております。
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【著者情報】

著者:瀧田 桜司(たきた はるかず)
役職:株式会社WARC 法務兼メディア編集長
専門:法学、経営学、心理学
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