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【勉強系32】キャリアと勉強の関係性(勉強大事)

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はじめに

ベンチャー企業で働く若手の皆さんこんにちは😁
ベンチャー大好きおじさんです。

超大手企業だと、30代後半の私なんかまだまだ若手も若手で、課長になれていれば出世が早い方なんて言われますけども、ベンチャー企業ではもう立派なおっさんです。
いや、ベンチャー企業ではもはや高齢者かもしれません🙄

それくらいベンチャー企業の平均年齢は若いことが多いです。
私が所属するWARCは自称「大人ベンチャー」なので、私と同世代ばかりですが、普通のベンチャーの平均年齢は25歳前後です。

25歳前後といえば、大学を卒業して2~5年程度ですから、一番キャリアについて迷いが出る時期です。

むしろ迷っていない方がおかしいですし、のほほんと生きている人は十中八九キャリアで脱落していくタイプの人です😰
厳しい言い方になってしまいますが、20代で20代の重要性に気づけていない人はその後のキャリアで挽回するのはかなり難しいです。
例外はもちろんありますが、基本的には20代で頑張った人たちに勝てません。

だからこそ、20代のうちにキャリアについて真剣に考えておくべきだと思います。
これは、将来の転職を含めてです。
私は、20代で一度は転職を経験しておくべきと思っています。

あくまでもベンチャー界隈でのミドル層より上の採用の話ですが、同じ会社でしか働いたことがない30代より、2~3社でカオスを経験して、実績を出し続けてきた人の方が採用後のイメージがしやすいので採用されやすい傾向があります。
採用する側の好み次第なところがありますけど、少なくとも私の周りでは10年以上1社のみという人は、よほどその会社が有名でもない限り、見送られる可能性が高いです。

なぜなら、1社のみでずっと似た業務だけをしてきた人だと、採用後に自社で活躍する姿がイメージし辛いのです😱
ベンチャー企業は変化が日常なので、変化の激しい場所でその人が生きられるかどうかという不安が拭えないのです。

もし20代をすべて1社に捧げるのであれば、徹底的に頑張って出世してほしいと思います。
10年以上勤めて出世できなかったとなると印象はかなり厳しくなります。

だからこそ、20代のうちにしっかりキャリアプランを考えておくべきです。
同じ会社にいるにしろ、転職を検討するにしろ、ちゃんと悩んで、自分のキャリアプランを明確にするべきです。

そして、20代のキャリアで悩んでいる人の大半が「キャリア」を優先すべきか「勉強」を優先すべきかで迷うと思います。
この2択を迷わずに生きている人はちょっと危険だと思います🤔

若手の相談に乗っているときも、その本質の多くはキャリアと勉強のバランスについてなので、ここの論点は必ず通過しないといけない論点だと思います。

そこで今日は、キャリアと勉強の関係性について私見を述べさせていただきます。



1.キャリアを優先する場合

私の印象でいうと、キャリアと勉強という2択でしっかり悩めている優秀な若手の半数以上がキャリアを優先します。
肌感覚で申し訳ないですが、7~8割はキャリアを優先してしまうと思います🤔

つまり、原則として自社の中で出世を目指して必死に働くという選択です。
転職によってキャリアを形成しようとする人もいますが、それはあまり上手く行きません。
なぜなら、何も結果を出していない若手を高く評価してくれる会社は少数派だからです。
逆に無根拠で高評価を出してくる会社は疑いましょう。
何かあります🙄

若手の場合は、まずは今いる職場で上司のいうことを忠実に守って、実行して、結果を出して、評価を得て、役職を上げていくという選択になりやすいです。
勉強はその都度必要最低限に留めて、とにかく社内のコネクションや認知度を上げていく活動に専念する。

飲み会にももちろん出席しますし、上司や同僚のお誕生日会、交流会、その他様々なお祝い等も積極的に参加して、社内での存在感の向上に尽力します。
そうやって多くの人から認めてもらって、管理職に推薦してもらう。
そういう生き方です。

これが正解だった人も一部います。

しかし、私は若干危険な賭けだなと思っています。

というのも、その出世の決定権限が他人にあるからです。

・社内で一生懸命働いていること
・社内で実績を出していること
・社内で存在感があること
・社内で評判がいいこと

これをどうやって他社でアピールするのか、どう証明するのかがよくわかりません。

そもそも「実績」というものも、営業職であれば数値で出やすいですが、それ以外の職種だとほぼ定性的判断になります。
そして、その定性的判断は他人が行いますし、他人が行う以上は多かれ少なかれ恣意的になります。

要するに、好き嫌いで出世が決まっている部分があるのです。

私も大手企業にいたことがありますし、知人・友人に公務員や超大手企業に入った同世代が多いので出世の不確実性を常々見聞きしています。
専門的知識の保有量や能力的には極めて優秀だと思われる人であっても、上司から好かれなければその時点でその部署での出世は絶望的です。

他部署の上役がたまたまその才能を見つけてくれて引き上げてくれるなんていうドラマみたいなことはほとんど起こりません😱
結果的に「●●歳までに課長になっていない人は優秀ではない」という評価を受けて、そのまま出世しないコースに乗ってしまいます。

彼らに学生時代の頃の輝かしさはもうありません。
30代後半になると、自分が先々出世するかしないかがある程度見えてしまいますし、生涯年収もある程度予測がつくようになりますからその時点で頭角を現していないなら、高確率でその後に頭角を現すことはもうありません😰

しかも、若い頃にキャリアを優先して一生懸命働いた結果、必要最低限の勉強しかしていないので、汎用性の高い資格や知識、能力はない状態です。
そのため、転職市場での評価もあまり高くないままです。

30代後半から勉強を頑張っても、遅すぎるということはないですが、かなり不利な年齢であることは事実です。

さらに、上記の実績や存在感は、あくまでも「社内」の話であって、社外でどう評価されるかは未知数です。
自分の会社の内部で評価が高かったとしても、それが別の会社でも同じように高評価を受けるかは怪しいと言わざるを得ません。
他社で「取締役」だった人が全く活躍できずに早期退社で終わるなんてことは日常茶飯事です。

特に大手企業からベンチャー企業に転職した人の多くが、変化耐性がまだ無い又は足りないことが多いので、活躍できるようになるまでに時間を要しています。


以上より、キャリアを優先するという生き方は、よほどコミュニケーション能力と運に恵まれた人でもない限りオススメできない選択だなと思います。
人生を賭けたギャンブルみたいなものですね😱



2.勉強を優先する場合

では、勉強を優先してみた場合はどうでしょうか🤔

私の周りにも勉強を優先した同世代が一部います。
私は法学系の出身なので、同級生の多くが弁護士や、企業の法務部員、その他は国家公務員・地方公務員・有名企業の従業員等になっています。

また、現在所属しているWARCの会計専門職のメンバーの多くも20代を勉強に費やしてきた方々ですが、その多くが公認会計士、税理士、日商簿記1級保有者、上場企業の経理財務経験者などです。

20代で勉強を優先してきた方々の多くは、士業として独立できる国家資格又はビジネスで評価の高い公的資格を1つ又は複数保有しています。
資格を持っていない人でも、転職市場で高い評価を受けやすい職種の経験を積んでいる人が多いです。
それが専門性の証明になります。

その結果、皆さんどこの会社に行ってもある程度高い報酬をもらえる人間として認識されていますし、実際転職市場で強いメンバーばかりです。

では、この道が正解なのか?

実はそうとは言い切れません😰

一度でも難関国家資格(司法試験・公認会計士試験・税理士試験など)に挑戦したことがある人はわかると思いますが、通常の神経では挑めない試験です。
一番楽しいはずの青春時代(主に大学生時代)の数年間、ずっと引きこもって勉強をし続けないといけませんから、他人とのコミュニケーション能力を失うことが多いです。

その上で合格率が低いので、3~8年くらいの時間を投資したのに不合格で終わるというケースが非常に多いのです。

会計の場合はまだ「日商簿記」というほぼ国家資格並の認知度の資格があるので、1級(合格率は10%程度)に受かっていれば、ちゃんと高いレベルで勉強してきたという証明をしやすいですが、司法試験は落ちたらただの人です😱
そのため、勉強を優先する道は、大抵の場合ハイリスク・ハイリターンです。

したがって、勉強さえしていれば将来が安泰なんてことはありません。
若い頃に勉強を優先するという選択肢は、あくまでも難関国家資格等に合格し得るほど本気で勉強した場合にだけ成功確率が高くなる道です。

見方を変えると、多くの人間が中途半端にしか勉強できず、得るものもなく散っていく世界です。
それゆえ、キャリアを優先する道よりも狭く険しい道であることは間違いないでしょう。
そのため、頭脳と運と根性勝負に自信がある人だけが選ぶべき道だと思います。



3.どうすればいいんだ

前述のとおり、どちらにも大きめのリスクがあることがわかりました🤔
じゃあどうすれば良いんだという話ですが、私は「陰の者ならば、死ぬほど勉強した方がいいよ」と思っているタイプです。

まず、キャリアを優先して成功しているタイプの知人らを思い起こしてみると、みんな陽の者なのです😑

私の持っている標本数が少ないので何の正確性もないのですが、少なくとも私の知っている限りで、資格も専門性もないのに良いキャリアを描けている民族は、皆さん陽の者です。
見方を変えれば、彼らはコミュニケーションの専門家なのです。

彼らは飲み会で楽しく盛り上がることも得意ですし、自ら盛り上げることも得意です。
コミュニケーションという分野において高い専門性があるからこそ、毎日楽しそうなライフをエンジョイされております…。

そのため、私は、キャリアを優先して成功するためには、陽の者であることが最低条件だと思っております。
これはもちろん「陽の者」に見えれば良いだけなので、本心から陽キャである必要はありません。
要するに演技力です。

もちろん陰の者で資格も専門性も持たずに成功した例外もあることにはあるでしょうけど、他社でも通用する汎用性のある成功という意味では、私は見たことがないです。
逆に皆さん見たことありますか?
何の専門性もない、資格もない、でもキャリア的には成功している陰の者を!

私の周りにはいないです。
資格も持ってて、専門性も高くて、陽の者で、大成功している人は周りに何人もいます。

悲しいお話をしますけども、陰の者には、そもそも生存権を得られない仕組みがこの世界にはあります

陰の皆さんも学生時代に以下のような経験してきたはずです😑

  • 3人以上のグループになるといつの間にか一番後ろを歩いている

  • グループで会話しているのにいつも自分だけ話しかけてもらえない

  • 一言も他人と会話しないまま下校した日が結構ある

  • 「ペアを組んで」と言われたときにパートナーが見つからない

  • 友達の定義がわからなくなった

  • 長期休みなのに友達との予定が一切ない

  • いつも面倒な仕事を任されてしまう

  • 仲良し学生アニメに一切共感できない

  • 学生時代のイベントごとの記憶がない

  • 寄せ書きで忘れられる

  • 小学校、中学校の同級生の名前も顔も思い出せない

  • 卒業アルバムを見ても何も感じない

  • てか卒業アルバムどこいったっけ

などなど

良いですか、陰の皆さん。
我々が生存権を獲得するためには、知識や能力で存在意義を認めていただくか、陽の者のフリをするしかないのですよ🙄

この世界は陽の者が回しています。
経済も政治も全部社交的な皆さんが回しているんです。

根っからの陽の者の中で「陽の者のフリ」をすることがどれだけ難易度が高いか、皆さんもご存知でしょう。
これができれば学生時代に苦労はしなかったはず。
むしろ、それができるならもう陽の者じゃないかとすら思います。
そういう臨機応変な対応ができないから陰の者なのです。

それに、無理をして陽の者のフリをしたところで、すぐに限界が来ると自分でわかっているでしょう🙄
だから、キャリアを優先するという選択が自分の中で正解ではなさそうだということを薄々感じているはず。

そういう陰の者にとって「勉強」は「唯一の希望」です。

他人と上手にコミュニケーションを取る方法は教科書には載っていませんが、法律学や会計学、経営学ならほとんどはテキストを見ればわかりますからね!
文系の勉強なんかめちゃくちゃ簡単じゃないですか。

努力すればいいだけ。
それなら私達にもできる。

だから、陰の者に生まれてしまったなら、死ぬほど勉強しておいた方が良いです。
我々陰の者は “Study or Dead” (勉強するか死か)です。

先々、何の専門性もない、資格もない、コミュニケーション能力も低い「中年の自分」を想像してみてください。
地獄でしょ。

そうならないようにするためにも、ひとまず死ぬほど勉強しておきましょう。
それが最低限、人間界で生きていくためのパスポートです。


一方で、陽の者の中で、上手に世渡りして、限られた役職者の椅子をもぎ取れる自信がある人はキャリアを優先しましょう!
陽の者であるならば可能性はあると思います。

さらに、長く第一線で活躍していきたい、長く高い報酬を得続けたいと本気で思う陽の者は、勉強もしましょう。
陽の者の中でもトップ層は皆さん高学力の方々です。
知能がない状態だとすぐに限界が来ます。

40代以降に困りたくないのであれば、陽の者でも20代で勉強をある程度しておくべきです。
もし陽の者が勉強まで出来るようになったら、我々陰の者はもう太刀打ちできません。



おわりに

ということで、今日はキャリアと勉強の関係について私見を述べさせていただきました。

結論をまとめると、陰の者は死ぬほど勉強しておいた方がいい!という悲しみ溢れる話になってしまいましたが、陰の者は私なんかに言われなくても自分の将来性の無さは痛いほど感じているでしょうからあまり心配はいりません😱
その正確な危険予知能力こそが我々陰の者の強みです。
日頃からネガティブシンキングに磨きをかけまくっているので、ほとんどのアクシデントは想定内のはず。

だからこそ、毎日寝る間も惜しんで勉強するのです。
最悪に備えるために。

勉強して、専門性を身につけて、生存権を手に入れましょう。
組織の中で生きていくためには必要なことです。

もちろん、組織から外れて一人で生きていく方法も今の時代はたくさんあるので、そちらを選んでも良いと思います😁
私はそういう生き方も大いにありだと思っています。


一方で陽の皆様に私が述べられることなどは何もございません。
光り輝く未来が待っていると思いますので、これからも仲間と上司を大切にして、ハッピーライフを送ってくださいませ。

そして、願わくば、陰の者とも仲良くしてやってくださいませ。
程よい距離感からたまーに相手をしてやるくらいで我々は満足でございますので今後ともよろしくお願いいたします。


では、また次回お会いしましょう🙇‍♂️


キャリアで悩む若手の皆さん!
とりあえずSYNCAに登録して、どんな求人があるかだけでも調べておきましょう😁



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この記事は、株式会社WARCの瀧田が担当させていただいております。
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【著者情報】

著者:瀧田 桜司(たきた はるかず)
役職:株式会社WARC 法務兼メディア編集長
専門:法学、経営学、心理学
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