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続ちょこっとひとこと

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故郷・神戸に戻り、今を綴るもまだまだヨチヨチのエッセイ集。
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#毎日更新

最近noteを書くのを忘れそうになる。
でも、忘れたら忘れたでいいかと思っている。
僕の中のnoteの位置づけが少しずつ変わりつつあるようだ。

コメはあいかわらず手に入らず、パスタで凌ぐ。
塩とにんにく効かせたら店の味になった。
即席ピクルスもいける。
僕はどうにか生きている。

noteの大切な友とリアルに会う機会が最近とみに多い

noteの大切な友とリアルに会う機会が最近とみに多い

昨日、東京から戻った。
この数日間の東京出張で、「リアルでは初めまして」の挨拶をいったい何人と交わしただろう。
オンラインでしか面識のない仕事仲間、noterさん、キャリコン生徒さん…
今、指折り数えてみたら、その数なんと10人。

最終日の夜、いっしょに呑んだ百かさんもその1人だ。

百かさんとはもう数年にわたってnoteで交流があって…と書くつもりだったのに、呑み始めて早々、私note始めたの

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この時間に記事ができていないのは3年半のnote人生で初めてかもしれない。
ちょっといろいろあって、noteに向き合うことができずにいた。
書くつもりの記事もあったけど、今日はもう難しい。

昨日と今日、東京出張。

昨晩は盛大に飲み会!
以前僕がアシスタントを務めた講習の生徒さんたちと。
オンラインでは80時間をともに過ごしたみなさんとリアルでは初めまして。
嬉しいわぁ、この温かい繋がり。

あの時は…の話だけでなく、これからの話ができる仲間になったことに感極まる。

2020年、書きためた700本のエッセイを発表する場として選んだこのnote。
プロアマ関係なく読まれる場だと思ったから。
だが、フラットな関係性を支えているのは投稿そのものより交流だ。
noteがSNSであることに今さらながら悶え苦しむ。
僕は創作したいのか。
交流したいのか。

朝焼けのあとは

朝焼けのあとは

朝4時に起きる生活は順調に続いている。
早起きのきっかけになったヒグラシは二度と鳴いてくれないけれど。

エアコンを止め、家中の窓を開けてまわる。
寝る前あんなに暑かったのが嘘のように涼しい。

日が昇るのがすっかり遅くなり、4時はまだまっ暗。
いま夏至の2か月後ということは、日の出の時刻は夏至の2か月前と同じだ。
桜が散って間もないあの頃と同じと思えば、4時の暗さは納得がいく。

この涼しさ、こ

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いやホンマ、飲みすぎやろ

いやホンマ、飲みすぎやろ

昨日、高校時代の同級生と飲んだ。
以前の記事で、卒業旅行のスキーツアーに1人がでっかい億万長者ゲームを持ってきたと書いた、そのアホな4人組での飲み会だ。

ふだんほとんど連絡を取り合うことはなく、年に一度くらい、ピコンとLINEグループ「億万長者」にメッセージが届く。
そのたびにみんな元気かなと顔を思い出し、ツアーバスに億万長者ゲームを持って乗り込もうとする姿を思い出す。
いや、持ってきたのは案外

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自分で選ぶ新しい風を、受けに行こう

自分で選ぶ新しい風を、受けに行こう

今朝の神戸はことのほか涼しい。

台風のおかげだ。
交通網が麻痺した東の方々からしたら、お叱りを受けるかもしれないが。

台風の東側は南風、西側は北風が吹く。
今回のように台風が東寄りの進路を取ると、北風が流れ込んで涼しくなる。

この現象は夏の幕引きにも一役買っている。
盛夏の頃は九州の西を通って南風をめいっぱい流し込んでいた台風も、次第にコースが東にずれ、北風が優勢になる。

こうして日本は急

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これでいい

これでいい

昨日、実家で両親の遺品を整理した。
遠方から兄も駆けつけ、2人で手分けして。

写真、手紙、日記、家計簿などを選り分けていく。
そうしておけば、あとは業者に処分を頼むこともできるから。
本棚から、押入から、机から、ダンボールから、よくこれだけのものを残していたなというくらい膨大な写真や手紙、日記が出てきた。

両親の半生を覗いてみたいという気持ちはあった。
結婚前の手紙のやり取りもすべて残っている

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僕は今かなりヘルシーだ

僕は今かなりヘルシーだ

いよいよコメが手に入らなくなった。
入荷と同時にわしゃっと猛者につかまれ、あっという間に売場は空になる。
住んでる町の、3つあるスーパーはどこも同じ状況だ。

家にあるコメはあと5kg。
このままの状況が続けばあと数日で底をつく。

何か混ぜて増量しなければ、とまるで戦争中のようなことを考える。
幸い雑穀米は好きなので、ヒエやアワだって大歓迎だが、ふつうのスーパーで手に入るものといえばやっぱりムギ

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それに僕にはnoteのみんながいて

それに僕にはnoteのみんながいて

ここ数日なかなか涼しくて、日中もエアコンを使わなかった。
台風の影響なのか、心地よく爽やかな風が通るからだろう。
台風の西側は、乾いた北風が流れ込む。

とはいえ、秋が近づいたなどとはまだ到底言えない。
外気は35℃あるし、一歩外に出ると強烈な陽射しにジリジリと焦がされる。
超・真夏だ。

チャリで買い物に行こうものなら、帰宅後はサウナ以上に全身汗だく。
パンツまでぐっしょりと濡れ、心地悪いといっ

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創作に対する真剣なまなざし

創作に対する真剣なまなざし

昨日、新開地に出かけた。
かつて「ええとこ、ええとこ、新開地」と謳われ、天下の大衆芸能を東の浅草とともに二分したあの新開地だ。

神戸の繁華街が三宮に移り、また娯楽の変化もあいまって、中心だった新開地は今は見る影もない。
ただ、朝からハシゴ酒を楽しむには絶好のエリアであり、B面の神戸としてさかんにPRもされている。
昨年の〈ぐるめぐる神戸〉でもここをみんなでふらっと飲み歩いた。

2年ほど前に知り

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ただただもう一度会いたくて

ただただもう一度会いたくて

覚えている限り、あなたに会えたのは二度だけ。
あなたに会いたくてこうして朝の4時から起きているのに。

いや、間違えた。

覚えている限り、あなたを聴いたのは二度だけ。
あなたを聴きたくてこうして朝の…

ヒグラシだ。
カナカナカナ…と鳴くあのセミだ。
シャアシャア、ミーンミーンとやかましい他のセミたちと違ってその声はどこか物憂げで美しい。
セミの中で唯一心を許せる声だ。

今夏、そのヒグラシの声

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それ、うっかり訊き忘れたな

それ、うっかり訊き忘れたな

昨日、実家に出向いて片づけをした。
かなり膨大だ。

4年前母が亡くなり、今年父が亡くなって、実家は今空き家だ。
単なるマンションだし引き継ぐつもりはないから、売却することになる。
その前に思い出の品が潜んでないか、ちょっと家宅捜索を…

ふと1枚の写真に作業の手が止まる。
母だ。

母の実家の門前だ。
留袖ということは結婚後、きっと兄が産まれる前に撮ったものだろう。
ということは昭和40年あたり

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