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それに僕にはnoteのみんながいて

ここ数日なかなか涼しくて、日中もエアコンを使わなかった。
台風の影響なのか、心地よく爽やかな風が通るからだろう。
台風の西側は、乾いた北風が流れ込む。

とはいえ、秋が近づいたなどとはまだ到底言えない。
外気は35℃あるし、一歩外に出ると強烈な陽射しにジリジリと焦がされる。
超・真夏だ。

チャリで買い物に行こうものなら、帰宅後はサウナ以上に全身汗だく。
パンツまでぐっしょりと濡れ、心地悪いといったらない。

早く、今年の夏も暑かったなと振り返る秋を迎えたいものだ。

「夏休み、飲まへん?」と誘いのLINEが入った。
高3の春に卒業旅行で信州スキーに行った4人のグループLINEだ。

そういえば、1人がその旅行にあのでっかい億万長者ゲームを持ってきて、お前アホか!とあとの3人でいじった覚えがある。
現地でドハマりして盛り上がり、ごめんアホゆうたん撤回するわ…とはやっぱりならず、たしか1回遊んだくらいで終わり、やっぱりお前アホやなとまた3人でいじった。
ちなみにそのLINEのグループ名は「億万長者」だ。

夏休み、飲まへん?の後ろにこんな言葉がついていた。
「(へんいち)は関係ないか」
会社勤めでない僕を気遣ってのひとことだ。
フリーランスには休みなんてないやろけど大丈夫?ということだろう。

うん、まぁ休みはないな——
僕もそう思っていた。
事実、自分がフリーとして歩み出したと思ったその日から、まったく仕事をしなかったのって今年の元日くらいだから。

テレビには、今年はカレンダーの巡り合わせがよくて…と9連休や10連休を取る人たちの笑顔があふれているが、それはもちろん月給あってのこと。
1分1秒でも仕事をすれば収入につながる、いや、逆にいえば1分1秒でも仕事をしなければ収入がないフリーにとって、休むという概念が霞んで見えてくるのはある意味やむを得ない。
だから友達の「(へんいち)は関係ないか」に対して、大きく頷いたのだ。

ところが。

新幹線の乗車率が100%を超えはじめたころ、仕事がパタリとやんだ。
1日30通ほど届いていた仕事のメールが、1通も来ない。
そうか、クライアントが9連休に入ると、フリーも9日間干上がるのか。
そんな簡単なことにまったく気づかずにいた。

かたや安定月給をもらいながら9連休を満喫するサラリーマンと、かたや何の後ろ盾もないのに強制9連休に突入したフリーランス。
うーん。

でも逆に。

かたやホンマにこれがやりたいことなんやろかと残り356日を訝しむサラリーマンと、かたや好きなことに全集中!ノンストレス!と356日を謳歌するフリーランス。
そうそう、そうだった。

それに僕にはnoteのみんながいて、ほどよくこの強制9連休に入った頃合いで文章個別指導の申込が入り、エッセイ講座には中級・上級あわせて4名7本もの申込が入った。
さぁ、忙しくなるぞ。

noteが熱い。
今日はまた久々にエアコン日和になるかもしれない。

(2024/8/14記)

チップなどいただけるとは思っていませんが、万一したくてたまらなくなった場合は遠慮なさらずぜひどうぞ!