海風に抱かれて

2022年に海風のふく土地に暮らし始めました。 子宮体癌を患い、それをきっかけに夫の…

海風に抱かれて

2022年に海風のふく土地に暮らし始めました。 子宮体癌を患い、それをきっかけに夫の両親との同居をスタート。 現在は一人暮らしの実家の母をサポートしつつ ミニマリスト ・オーガニックをベースとした 心地良い暮らし方を模索中。 🔰webライター・webデザイナーです。

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    3年前子宮体癌を患いました。その体験から得たものを綴ります。

記事一覧

百合の花が教えてくれたこと。

最近、お部屋に百合を飾るようになりました。 普段香りのものを使わないので 窓を閉め切っていると 百合の蕾が花開くころ 芳しい香りがお部屋に充満し その香りにうっとり…

ミニマリストのわたしがなくてはならないもの②

小さな頃。 整理整頓もできず 机の中はぐちゃぐちゃだったわたしですが 畳を張り替えるためと 部屋中のものを運び出し。 新しい畳に張り替えた部屋に入った時 なんとも言え…

鳥の声に耳を傾ける。

6月に入り、少し肌寒い日も続くようになりました。 まだ、本格的な梅雨入りはしていなくても すこおし梅雨を思わせるような… 湿り気を感じる空気が感じられます。 そんな…

6

床掃除をするということ。

久しぶりにゆっくりとした時間ができたので 床を水拭きすることに。 普段のお掃除は ①箒で掃く ②クイックルワイパーで拭く というやり方。 しかしそれだけでは、まだ足…

2

自分のための時間づくり。

母が足を怪我してから一月半が経ちました。 おかげさまで、足の痛みも大分緩和し スタスタと今までのように 軽快に歩けるように。 「松葉杖がないと歩けない!」 「痛くて…

5

癌の宣告。

もしあなたが癌を宣告されたら どうしますか? 3年前。 わたしは子宮体癌を宣告されました。 癌を宣告された日。 わたしは夜一睡もできませんでした。 「癌=死ぬかもしれ…

3

ミニマリストのわたしがなくてはならないもの①

小さな頃。 整理整頓もできず 机の中はぐちゃぐちゃだったわたしですが 畳を張り替えるためと 部屋中のものを運び出し。 新しい畳に張り替えた部屋に入った時 なんとも言え…

1

木漏れ日を感じながら過ごす時間。

4月初頭に、74歳になる母が職場で転倒し 痛みから、松葉杖なくして歩くことができなくなりました。 骨折ではなく 打ち身による仙骨腸骨関節炎。 歩く度に痛みがはしり 歩…

4

いつも身近にある無印良品

最近、ローソンでも「無印良品」の商品が手に入るようになりました。 店舗まで行かずとも 日常でよく使う「アレ」が ローソンで手軽に手に入れられるようになったのは とて…

1

榊の葉の裏を見ると
可憐な小さな花が咲いておりました。
神様にお供えする榊。
その榊に花が咲くというのは
なんだか縁起がよく感じられます。

2

海風に抱かれて暮らす。

結婚して22年目。 癌により子宮と卵巣・リンパ節を摘出した 自分のからだのこと。 歳を重ねた夫の両親のことを考え 同居をすることにしました。 同居生活を始めてはや二年…

2
百合の花が教えてくれたこと。

百合の花が教えてくれたこと。

最近、お部屋に百合を飾るようになりました。
普段香りのものを使わないので
窓を閉め切っていると
百合の蕾が花開くころ
芳しい香りがお部屋に充満し
その香りにうっとりします。

百合の花の蕾や
花開く姿や
朽ちていく姿
その時の流れを感じていくと
どの瞬間の百合も美しさを感じます。

ひとも同じように
赤ん坊のころのかわいらしさ
女性としての適齢期を迎えたみずみずしい美しさ
歳を重ねて生まれた成熟し

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ミニマリストのわたしがなくてはならないもの②

ミニマリストのわたしがなくてはならないもの②

小さな頃。
整理整頓もできず
机の中はぐちゃぐちゃだったわたしですが
畳を張り替えるためと
部屋中のものを運び出し。
新しい畳に張り替えた部屋に入った時
なんとも言えない気持ち良さを体感しました。

それ以来ミニマリストという言葉がまだない時代から
ミニマリストな生き方が心地よく生きてきた40数年。
物を持たないわたしですが
それでも必要とするものがあります。
そのひとつが「タングスクレイパー」

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鳥の声に耳を傾ける。

鳥の声に耳を傾ける。

6月に入り、少し肌寒い日も続くようになりました。
まだ、本格的な梅雨入りはしていなくても
すこおし梅雨を思わせるような…
湿り気を感じる空気が感じられます。

そんな中、今日は外から鶯の鳴き声が。
鶯といえば春先をイメージしますが
この季節でも雪国には鶯はいるのですね。

春先はまだ鳴き始めたばかりで
なんだか鶯とはいいがたいような…
まだ幼さの残る鳴き声でしたが
今頃になると鶯のイメージにぴった

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床掃除をするということ。

床掃除をするということ。

久しぶりにゆっくりとした時間ができたので
床を水拭きすることに。
普段のお掃除は
①箒で掃く
②クイックルワイパーで拭く というやり方。

しかしそれだけでは、まだ足りないところもあります。
特に家具の裏には、普段見えないものの
案外埃が溜まっていたりします。
この「見えない埃」こそ
見えないから「ないもの」にしてしまいがちですが
実際には「ある」のですよね。

「部屋は心を映し出す鏡」
とはよく

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自分のための時間づくり。

自分のための時間づくり。

母が足を怪我してから一月半が経ちました。
おかげさまで、足の痛みも大分緩和し
スタスタと今までのように
軽快に歩けるように。

「松葉杖がないと歩けない!」
「痛くて歩くのが怖い」
そんな母が、嘘のようです。
母の介護も、今は歩いては行けない
遠い距離の外出に車で送り迎えのみとなりました。

今まで母に費やしてきた時間がふと空き。
介護疲れも大分癒されてきたからでしょうか。
兼ねてより「やろう!」

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癌の宣告。

もしあなたが癌を宣告されたら
どうしますか?

3年前。
わたしは子宮体癌を宣告されました。
癌を宣告された日。
わたしは夜一睡もできませんでした。
「癌=死ぬかもしれない」
だったからです。

CT検査で、癌の状態を検査し。
ステージⅠと診断されました。
しかし手術して子宮を摘出し
その子宮を検査しなければ
正解な病状がわからないのが子宮体癌。

その間。
「死ぬかもしれない」という死への怖さよ

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ミニマリストのわたしがなくてはならないもの①

小さな頃。
整理整頓もできず
机の中はぐちゃぐちゃだったわたしですが
畳を張り替えるためと
部屋中のものを運び出し。
新しい畳に張り替えた部屋に入った時
なんとも言えない気持ち良さを体感しました。

それ以来ミニマリストという言葉がまだない時代から
ミニマリストな生き方が心地よく生きてきた40数年。
物を持たないわたしですが
それでも必要とするものがあります。
そのひとつが「毛玉取り機」。

最近

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木漏れ日を感じながら過ごす時間。

木漏れ日を感じながら過ごす時間。

4月初頭に、74歳になる母が職場で転倒し
痛みから、松葉杖なくして歩くことができなくなりました。

骨折ではなく
打ち身による仙骨腸骨関節炎。
歩く度に痛みがはしり
歩くことを怖がるようになりました。

お医者さんの見解では
「そこまでの痛みではないはず」なのですが
なにせ本人が痛いというのだからどうしてみようもありません。
「痛くても歩かないと、歩けなくなりますよ」
と言われ
現在もまだ痛みはあ

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いつも身近にある無印良品

いつも身近にある無印良品

最近、ローソンでも「無印良品」の商品が手に入るようになりました。
店舗まで行かずとも
日常でよく使う「アレ」が
ローソンで手軽に手に入れられるようになったのは
とても便利でありがたいことです。

今日も日常でよく使う
メモ用紙とボールペンを家に忘れてきてしまい
ローソンで購入しました。

いつも使い慣れたもの。
使いやすいもの。
無印良品は価格も手頃ですが
よく使い勝手を考えつくされた商品ばかり。

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榊の葉の裏を見ると
可憐な小さな花が咲いておりました。
神様にお供えする榊。
その榊に花が咲くというのは
なんだか縁起がよく感じられます。

海風に抱かれて暮らす。

海風に抱かれて暮らす。

結婚して22年目。
癌により子宮と卵巣・リンパ節を摘出した
自分のからだのこと。
歳を重ねた夫の両親のことを考え
同居をすることにしました。

同居生活を始めてはや二年。
この海風のふく土地で暮らすことで気付いたこと。
癌のことなど。
綴っていこうと思います。