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#カルチャー

鈴木涼美(著) 『可愛くってずるくっていじわるな妹になりたい』  試し読み3篇 「ビリギャルなんて呼ばないで」  「ミッキーが光合成したらそれはそれで面白い」  「オザケンなんて聞かないで」

鈴木涼美(著) 『可愛くってずるくっていじわるな妹になりたい』  試し読み3篇 「ビリギャルなんて呼ばないで」  「ミッキーが光合成したらそれはそれで面白い」  「オザケンなんて聞かないで」



TV Bros.誌の連載を中心に、エッセイや評論など、5年分の原稿をまとめた鈴木涼美のコラム集『可愛くってずるくっていじわるな妹になりたい』の試し読み。この本をテーマに語り合った、女装家・ブルボンヌさんとの対談で話題にあがった「ビリギャルなんて呼ばないで」「ミッキーが光合成したらそれはそれで面白い」「オザケンなんて聞かないで」の3篇をどうぞ。

すずき・すずみ ● 作家。1983年、東京都出身

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鈴木涼美×ブルボンヌ 対談 「語られがちな存在のセックスワーカーも同性愛者も、ただ”いる”だけ。善も悪もないし、救うべきでも断罪すべきでもない」

鈴木涼美×ブルボンヌ 対談 「語られがちな存在のセックスワーカーも同性愛者も、ただ”いる”だけ。善も悪もないし、救うべきでも断罪すべきでもない」

TV Bros.誌の連載を中心に、エッセイや評論など、5年分の原稿をまとめた鈴木涼美のコラム集『可愛くってずるくっていじわるな妹になりたい』をめぐる対談。著者である鈴木涼美さんが対談のお相手に指名したのは、女装家やライターとして活動するブルボンヌさん。お互い「語られがちな存在」であることを自覚しているからこそ、当事者として抱く違和感や、その語り口の有り様について、それぞれの立場から意見を交わします

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”緊急事態”のなかで、やるようになったこと、やらなくなったこと。 「消えものと身軽に」 岡田育(文筆家) 【6月号特別企画】

”緊急事態”のなかで、やるようになったこと、やらなくなったこと。 「消えものと身軽に」 岡田育(文筆家) 【6月号特別企画】

企画・構成/おぐらりゅうじ

およそ2ヶ月前の4月7日、政府により緊急事態宣言が発出。これにより、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、外出の自粛や、いわゆる3密の回避が求められ、人々の生活様式やコミュニケーションのあり方にも大きな変化をもたらしました。

また、切迫した状況下における、政府の指針や関係各所の対応、さらには(SNS上での振る舞いも含めた)人々の言動や態度などを目の当たりにし、根本的

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”緊急事態”のなかで、やるようになったこと、やらなくなったこと。 「やらなくなったことは思い出せない」 山田由梨(贅沢貧乏) 【6月号特別企画】

”緊急事態”のなかで、やるようになったこと、やらなくなったこと。 「やらなくなったことは思い出せない」 山田由梨(贅沢貧乏) 【6月号特別企画】

企画・構成/おぐらりゅうじ

およそ2ヶ月前の4月7日、政府により緊急事態宣言が発出。これにより、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、外出の自粛や、いわゆる3密の回避が求められ、人々の生活様式やコミュニケーションのあり方にも大きな変化をもたらしました。

また、切迫した状況下における、政府の指針や関係各所の対応、さらには(SNS上での振る舞いも含めた)人々の言動や態度などを目の当たりにし、根本的

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”緊急事態”のなかで、やるようになったこと、やらなくなったこと。 「これまで聞こえなかった
体の叫びに耳を傾ける」 佐久間裕美子(文筆家) 【6月号特別企画】

”緊急事態”のなかで、やるようになったこと、やらなくなったこと。 「これまで聞こえなかった 体の叫びに耳を傾ける」 佐久間裕美子(文筆家) 【6月号特別企画】

企画・構成/おぐらりゅうじ

およそ2ヶ月前の4月7日、政府により緊急事態宣言が発出。これにより、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、外出の自粛や、いわゆる3密の回避が求められ、人々の生活様式やコミュニケーションのあり方にも大きな変化をもたらしました。

また、切迫した状況下における、政府の指針や関係各所の対応、さらには(SNS上での振る舞いも含めた)人々の言動や態度などを目の当たりにし、根本的

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”緊急事態”のなかで、やるようになったこと、やらなくなったこと。 「劇場と大学の授業とウィキペディア」  北村紗衣(研究者) 【6月号特別企画】

”緊急事態”のなかで、やるようになったこと、やらなくなったこと。 「劇場と大学の授業とウィキペディア」  北村紗衣(研究者) 【6月号特別企画】

企画・構成/おぐらりゅうじ

およそ2ヶ月前の4月7日、政府により緊急事態宣言が発出。これにより、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、外出の自粛や、いわゆる3密の回避が求められ、人々の生活様式やコミュニケーションのあり方にも大きな変化をもたらしました。

また、切迫した状況下における、政府の指針や関係各所の対応、さらには(SNS上での振る舞いも含めた)人々の言動や態度などを目の当たりにし、根本的

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”緊急事態”のなかで、やるようになったこと、やらなくなったこと。   「先の見えなさを楽しむことにした」  富永京子(社会学者) 【6月号特別企画】

”緊急事態”のなかで、やるようになったこと、やらなくなったこと。   「先の見えなさを楽しむことにした」  富永京子(社会学者) 【6月号特別企画】

およそ2ヶ月前の4月7日、政府により緊急事態宣言が発出。これにより、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、外出の自粛や、いわゆる3密の回避が求められ、人々の生活様式やコミュニケーションのあり方にも大きな変化をもたらしました。

また、切迫した状況下における、政府の指針や関係各所の対応、さらには(SNS上での振る舞いも含めた)人々の言動や態度などを目の当たりにし、根本的な生き方や考え方を見直した方も

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【無料】 山内マリコ(著)  『山内マリコの美術館は一人で行く派展』 書評:和田彩花   「随所で時代の空気感に触れながら、ユーモラスな言葉で率直に語られるアート」

【無料】 山内マリコ(著)  『山内マリコの美術館は一人で行く派展』 書評:和田彩花   「随所で時代の空気感に触れながら、ユーモラスな言葉で率直に語られるアート」

101の美術展をめぐった7年分の探訪記が収録された、山内マリコのアート・エッセイ集『山内マリコの美術館は一人で行く派展 ART COLUMN EXHIBITION 2013-2019』。この本の書評を書いてくれたのは、アイドルとしての活動を続けながら、大学院で美術を学んだ和田彩花さん。普段から身近なものとしてアートに接しているからこその、深くて丁寧な読み解きだけではなく、専門的な知見をもとにした鋭

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【無料】 山内マリコ(著)  『山内マリコの美術館は一人で行く派展』 試し読み 和田彩花が選んだ3篇

【無料】 山内マリコ(著) 『山内マリコの美術館は一人で行く派展』 試し読み 和田彩花が選んだ3篇

山内マリコのアート・エッセイ集『山内マリコの美術館は一人で行く派展 ART COLUMN EXHIBITION 2013-2019』の中から、和田彩花セレクトの3篇を試し読み。和田彩花さんによる書評は、こちらから読むことができます。

ミステリアスでクール
しかしその正体は……
結婚に失敗した男!EXHIBITION
ヴァロットン展 冷たい炎の画家

MUSEUM
三菱一号館美術館

ヴァロット

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”緊急事態”のなかで、やるようになったこと、やらなくなったこと。  「労働の奴隷から休息の奴隷へ」  松永天馬(アーバンギャルド) 【6月号特別企画】

”緊急事態”のなかで、やるようになったこと、やらなくなったこと。 「労働の奴隷から休息の奴隷へ」 松永天馬(アーバンギャルド) 【6月号特別企画】

企画・構成/おぐらりゅうじ

およそ2ヶ月前の4月7日、政府により緊急事態宣言が発出。これにより、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、外出の自粛や、いわゆる3密の回避が求められ、人々の生活様式やコミュニケーションのあり方にも大きな変化をもたらしました。

また、切迫した状況下における、政府の指針や関係各所の対応、さらには(SNS上での振る舞いも含めた)人々の言動や態度などを目の当たりにし、根本的

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【無料】 川田十夢(著) 『拡張現実的』  試し読み マツモトクラブが選んだ3篇

【無料】 川田十夢(著) 『拡張現実的』  試し読み マツモトクラブが選んだ3篇

川田十夢(著)『拡張現実的』の中から、芸人マツモトクラブが選んだ3篇を試し読み。マツモトクラブさんによる書評もこちらで読めます。あわせてどうぞ。

撮影:池本史彦

まつもとくらぶ ● 芸人。1976年生まれ、東京都調布市出身。ソニー・ミュージックアーティスツ所属。東放学園放送専門学校を卒業後、劇団シェイクスピア・シアターに入団、俳優として活動。退団後、芸人に転身。ピン芸人として、2015年から2

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【無料】 川田十夢(著) 『拡張現実的』 書評:マツモトクラブ(芸人)  「僕と川田とハウスのシチューごっこ」

【無料】 川田十夢(著) 『拡張現実的』 書評:マツモトクラブ(芸人)  「僕と川田とハウスのシチューごっこ」

ピン芸人として活動するマツモトクラブ。実は『拡張現実的』の著者・川田十夢とは小学校の同級生。これは書評でもあり、30年越しのラブレター。

撮影:池本史彦

まつもとくらぶ ● 芸人。1976年生まれ、東京都調布市出身。ソニー・ミュージックアーティスツ所属。東放学園放送専門学校を卒業後、劇団シェイクスピア・シアターに入団、俳優として活動。退団後、芸人に転身。ピン芸人として、2015年から2019年

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【6月号】劇画狼の「獣次元!新刊マンガガイド」【無料記事】

【6月号】劇画狼の「獣次元!新刊マンガガイド」【無料記事】

第壱回
『鬼滅』ロスの皆さんに読んでほしい
マンガといえば!?ブロス読者の皆様、お久しぶりです。おおかみ書房の劇画狼です。
このたび、ブロス誌のWEB移行にあわせて、劇画狼の新刊マンガ紹介コラムも「蛮種発見!劇画狼推薦図書館」から「獣次元!新刊マンガガイド」にリニューアルされることになり、心機一転なんの変更も成長もありませんので引き続きよろしくお願いします。

ということで皆さん、最終話見届けまし

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【無料】 川田十夢(著) 『拡張現実的』 書評:松居大悟 「僕らにもわかりやすい表現を使いながら、前人未到の場所に向かおうとしている人を他には知らない」

【無料】 川田十夢(著) 『拡張現実的』 書評:松居大悟 「僕らにもわかりやすい表現を使いながら、前人未到の場所に向かおうとしている人を他には知らない」

テレビブロス本誌で連載されていた書評エッセイ「松居大悟の読むか読まれるか」が限定復活。今回はBros.booksより刊行された、AR三兄弟の長男・川田十夢の著書『拡張現実的』をテーマに、表現者としての自身にも向き合いながら、その魅力を読み解く。

『拡張現実的』を拡張文/松居大悟(映画監督・ゴジゲン主宰)

孔雀が羽を広げたみたいだ。枕元にある本は、全てを悟ったように鼻を膨らませる自分に対して求愛

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