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“わたし”が紡ぐ虚の物語

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わたしという存在の片鱗。 ちょっとした余白にメモする感覚で書いています。 【タイトル変更履歴】 『嘘つきは作家のはじまり』⇒『わたし世界』⇒今
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記事一覧

無題

無題

まだ 整理して文を書こうとすると
頭の中がこんがらがったり
単純に体調を崩していたりはあるけど

おかげさまで 日に日に
元気になっていってる感覚があります

回復というより メタモルフォーゼ

蛹の中で 一度融けてぐちゃぐちゃになって
新たな形をつくり直している

結局 わたしはどう生きたいのか

誰と一緒にいたいとか
そういうのはいったん脇に置いて
純粋にどんな生を望んでいるのか

6月あたり

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月に還る

月に還る

いろいろと書き記しておきたいことは
あるのだけれど
言葉を紡ごうとしても
頭の中がもやがかかって
まとまった文にならず
時間だけが流れてゆく

この2ヶ月
いや、もっとか
快楽に身をゆだねて
エクスタシーの連続を
生きている時間が増えていって

魂が震えるような悦びや
信じられないほどの幸福が 
いくつも
わたしを通過していった

痛みや恐怖を受け入れたあとの
ご褒美の時間だとおもった

いつかの

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新年の挨拶および逃亡予告

あけましておめでとうございます。
荒ぶる辰年の幕開けですね。

タイムラインを眺めていると心がざわつきそうにもなりますが、こういうときに外側から冷静に見つめていることがわたしの役目だと思っているので、いまはそれに徹します。

昨年もほんとうにたくさんの方々のお世話になりました。ひとりでは見れないような景色をたくさん見せてもらったし、望んでいた場所にも導いてもらったし、寝床や食事を与えられて文字通り

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近況、離婚のこととか

近況、離婚のこととか

さて、やっと書く時期が来たのでここに記しておきます

事情を知らず
「こいつらいったいどうなってるんだ」
と不安に感じている方も多いようなので
改めて書いておくと

わたしと北くんは去年の夏の終わり頃に離婚していて
その後、周りで見守ってくれている方に
直接的にも間接的にも助けていただきながら
波乱の時を経て

いまは恋愛感情も身体の関係もなく
仲の良い兄弟のような感じで
まだ一緒には住んでいる状

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温泉とストリップと城だけは立派な町(愛媛・道後の旅 2日目)

温泉とストリップと城だけは立派な町(愛媛・道後の旅 2日目)

夫とふたりで温泉とストリップと城を巡る道後温泉の旅、2日目の記録。
坊ちゃん口調で書くのが楽しくてハマりそう。

やっとのことで道後温泉この日は朝風呂から始まった。
前日の夜に温泉に入りそびれたからである。
ついでに宿についていたシャワールームが、男女兼用でかんたんに覗けてしまう使用だったため、シャワーも浴びていなかった。

明け方の、朝陽に染まる道後温泉・本館は佇まいに風情があって非常によろしか

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温泉とストリップと城だけは立派な町(愛媛・道後の旅 1日目)

温泉とストリップと城だけは立派な町(愛媛・道後の旅 1日目)

夏目漱石の小説『坊ちゃん』の主人公が「ほかの所は何を見ても東京の足元にも及ばないが温泉だけは立派なものだ」と申した道後まで、夫とふたり、2泊3日の旅をしてきた。

青春きっぷを使って、片道約8時間の道のりだった。
道後に滞在できたのはぜんぶで1日半くらい。
それなのに、3日フルで楽しんだかのように満足度の高い旅だった。

流れゆく景色、澄みゆく意識行きの電車の中では、『生活を再デザインする』をテー

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生活を再デザインしよう

生活を再デザインしよう

日々の生活の再デザインの必要性を感じている。
以前のようにギリギリまで頑張って、その後1週間〜1ヶ月寝込む、みたいなことはなくなったけど、気づいたらエネルギーが枯れ果てていて、『わたしから1ミリでも奪わないで、即死するから』みたいな状態にはよくなってる。

朝晩の瞑想とか、自分と丁寧に対話する時間とか、寝起きのひとりティータイムとか、日々の生活の中で自分を満たす時間は作ってるし、そこで回復はしてる

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近頃、自分が恥ずかしくて仕方がない

近頃、自分が恥ずかしくて仕方がない

近頃、自分の未熟さ(精神的、魂的な部分)を感じる瞬間が増えて、たびたび悶絶している。
自分の反応や発する言葉のすべてが恥ずかしい。自分という存在そのものが恥ずかしい。そういう状態。

でも、これは、ある視点から見たら、『これまで見えてなかったものが見えるようになったけど、自我やら何やらがまだそこに追いついてない』というだけの話なのかもしれない。

そもそも、わたしが隠したい未熟さに気づける人はわた

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きたまち3rdシーズン、はじまるよ。

きたまち3rdシーズン、はじまるよ。

夫の北くんと結婚して、今日でちょうど一年になる。

二日前に結婚一周年オンラインフェスを開催したんだけど、その前夜、わたしは彼に「結婚二年目は、一緒にいる時間にメリハリを付けて、わたしはもっと自分の内にこもる時間をちゃんと作っていこうと思う」ということを伝えた。

同棲期間が長くなる度に感じていたことだった。

この一年、一緒に住んでいる期間はずっとべったりなことが多かった。北くんがひとりで外に出

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2022年のキーワード

2022年のキーワード

あけましておめでとうございます。
年末年始の挨拶というか、区切りというか、そういうものがどうも苦手なので、ひっそりと新しい年を始めていっています。

2022年のわたしのキーワードは、

楽観/絞って尖らせる/源流を外に流すための通路
あきらめ悪く生きる/天界の自分と人間界の自分の統合
静止と沈黙/宇宙視点を標準に/『上下逆さま』のままで在る
あれもいいしこれもいいな〜は無視して『絶対これがいい』

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天に佇む

天に佇む

高いところから街の灯りや人の往来を眺めていると、自分に戻ってくる感覚がある。

ここ数日はfamily shipシェアハウス・ノアに滞在させてもらっていて、基本ずっと心地いいんだけど、ひとりでゆっくり自分を内観する時間を取っていなかったせいさ、変に考えてしまう瞬間もあって。

ノアの屋上で風を感じながら、移り変わってゆく景色をぼんやり眺めていたら、そういうノイズが除かれて純粋な世界だけが残った。

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底なしの欲と向き合う

底なしの欲と向き合う

北くんが後部座席を姫仕様にしてくれたので車旅がとても快適になりました。
こうなると靴も脱ぎたいので、ブルーシートと枕で即席のフットレフトも作りました。

後部座席を姫仕様にしようと言い出したのは北くんで、わたしもノリノリだったけどあくまでも遊びの一環のつもりでした。

でも、実際に体験してみると、大事にされている感覚、自分を大切に想う感覚が強くなって、想像していたよりも何十倍も心が満たされました。

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たましいのおしごと

たましいのおしごと

数か月前にオーダーいただいていたスマホケースの絵が今日完成しました。

ブランシェールさんでの個展以来、平面の絵を描くと不協和音がひどくて、描こうとしては途中で嫌になって投げ出す日々が続いていたのですが、お師匠様からアドバイスしてもらったことを意識して、エネルギーを使おうとせずに、ただその人のことを想いながら、『どんなふうにしたら依頼主さんが希望するイメージに沿うかな~♪』と楽に構えていたら、急に

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姫宣言

姫宣言

まちまち、これから全力で姫として生きていきます。
みなのしゅう、以後よろしゅうに。

『姫として生きるとはなんぞ?』という問いについては、わたし自身もまだイメージや感覚をつかみ始めたばかりなので、これから実際に体験しながら言語化していけたらと思います。

自分の性質やお金を稼ぐとはどういうことかを理解した上でビジネスという課題に取り組むうちに、

『わたし、姫として生きた方がいい感じに循環するので

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