温泉とストリップと城だけは立派な町(愛媛・道後の旅 1日目)
夏目漱石の小説『坊ちゃん』の主人公が「ほかの所は何を見ても東京の足元にも及ばないが温泉だけは立派なものだ」と申した道後まで、夫とふたり、2泊3日の旅をしてきた。
青春きっぷを使って、片道約8時間の道のりだった。
道後に滞在できたのはぜんぶで1日半くらい。
それなのに、3日フルで楽しんだかのように満足度の高い旅だった。
流れゆく景色、澄みゆく意識行きの電車の中では、『生活を再デザインする』をテーマに、いまの生活を細かくパーツに分けたり、新しく加えたいパーツを書き込んだりする