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文字にせずにはいられなかったこと(雑記)

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日常で見聞きしたことや体験したことで文字にせずにはいられなかったことを書いていきます。
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記事一覧

私のnoteの書き方:フリーライティングで下書きする

1.文章を書くのが難しいのは心のなかの編集長のせいnoteに限らず、文章をたくさん書くことはなかなか難しい。そう感じる一番の原因は、自分の心の中の編集長になかなかOKを出してもらえないからだ。この編集長はなかなかの曲者で、OKを出すときの決まった基準がない。こだわりのある語彙や、独特な言い回しをくどすぎないように入れたがるし、何より読み手が気に入ってハートマークをクリックしてくれるような内容にした

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ぎっくり腰になりました。

ぎっくり腰になりました。

先週半ばの水曜日、ぎっくり腰になりました。その痛さと辛さと言ったらもう、、、筆舌に尽くしがたいものでした。

普段は研究のことなど真面目なことばかり書いていますが、今日の記事は私のぎっくり腰体験談で、絶対嫌だけど万が一またなってしまったときの心構えのための備忘録です。

日頃からパソコンに向かってばかりの一研究者がぎっくり腰になったという話ですので、「あー、クドウやっちまったなぁ、、。」と思いなが

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ホームスクーリングと私 - NNNドキュメント『自宅ときどき学校 前向き不登校』を見て考えたこと

ホームスクーリングと私 - NNNドキュメント『自宅ときどき学校 前向き不登校』を見て考えたこと

今日は、10月4日に放送されたNNNドキュメント『自宅ときどき学校 前向き不登校』を見ての考えたことを書いておきたいと思います。番組の内容にも少しふれつつ、主にはそれを見て自分のホームスクーリングを振り返って思ったことを書き残しておきたいと思います。

1.NNNドキュメント『自宅ときどき学校 前向き不登校』コロナの影響で自宅学習を余儀なくされた子どもたちと、急にそれを見守ることになった親御さんた

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リベラルアーツを「教養」と訳すのはそろそろ止めにしよう。

リベラルアーツを「教養」と訳すのはそろそろ止めにしよう。

今日は、リベラルアーツについて書いておこうと思います。

このテーマについて書こうと思ったきっかけは、リベラルアーツの和訳として広く用いられている「教養」という表現が、本来リベラルアーツの意味するところとは違うものを想起させるなと思ったことでした。

1.「教養」という訳にひっぱられてしまうリベラルアーツを紹介する書籍を調べてみると、「大人のための教養」とか「本物の知性」とか、そういう抽象的な表現

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書き方の癖

書き方の癖

久し振りのnoteになりました。前回の記事からしばらく時間が経ち、年度末と新年度の多忙な時期を駆け抜け、何度目かの「コロナでどこにも行けない連休」であるゴールデンウィークも過ぎて、ようやく新しい記事を書こうかなとnoteを開く気持ちになりました。

きっと田植えと新緑のこの季節だからこそ「ちょっと開いてみてもいいかな」と思えたような気がします。今日のサムネは、秋田での新しいオフィスからの今日の眺め

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フィールドワークと縦書きとテキストエディタ

フィールドワークと縦書きとテキストエディタ

まだ学部生の頃、研究のけの字も知らなかった私にフィールドワークを教えてくれたのは、朝ラーとお酒が大好きな在野の民俗学研究者でした。

その方は柳田国男の民俗学が好きすぎて、自ら地域の祭事を訪ねては、聞き書き調査を何年もされている方でした。

この先生が聞き取りをするときのノートは自作のもので、B5版ほどのサイズで横開きになっています。そしていつも4Bの鉛筆を使っての縦書きでした。

「なぜ縦書きな

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くるくるおじさんの話

くるくるおじさんの話

向かいの席に座っているおじさんが、さっきから右手の人差し指をスマホの画面上でくるくるくるくると滑らせている。

しばしくるくるした刹那、今度は指を画面の上に向かってシューっとする。

そしてまたくるくるくるくる。くるくるくるくる。

またくるくるくるくる。

もう十駅くらい過ぎただろうか。

おじさんが欲しいものはゲットできたのだろうか。
 
私はというと、この「くるくる」と「シューっ」という言葉

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