- 運営しているクリエイター
2023年7月の記事一覧
「自分」というものは「他者との関係性」
心やメンタルを鍛えるには?この質問に対して現代科学の視点では、「心やメンタルというものは、自我や性格と同じで、それ自体が存在しないので鍛えようがありません」というのが正確な答えになります。
それと同時に、実在しない心やメンタル、自我や性格について論じたり、悩んだりする必要もないと言えるのです。
「心」は、脳の中で行われている情報処理の現象です。これは内部表現、ブリーフシステムとも言えますが、「
「脳と心」は同じもの それをあらわすものが「内部表現」です
「脳と心」?「脳」と「心」?ひと昔前までは、「脳」は物理世界のもので、「心」は心理世界のものという、別々のものとして考えられていました。
しかし、現在「脳と心」は、もともと同じものとして考えられています。
では、「脳」と「心」で何が違うのかと言うと、表現をする際の範囲・領域・分野の違いということが挙げられます。
それは、言葉や文章にする時、物理的な表現をする場合は「脳」で、心理的な表現の場合
人生に取り返しのつかない過去などありません
「過去は過去」です科学的に考えれば、「過去は過去」なのであり、実は未来には何の関係もなく、今このコンテンツを読んでいるあなたは、過去の積み重ねですらありません。
現状のあなたの過去が、未来に対してよほどポジティブに働くのならまだしも、ネガティブに働いているのだとすれば、明るい未来のあなたにとって悪影響を及ぼす以外の何物でもないはずです。
脳は、瞬間瞬間で無意識的にブリーフシステムによって最良を
ブリーフシステムとインプリンティング「脳の特性は認識する働きと認識のパターン」
ブリーフシステムタイトルにもありますが、脳は何かを「認識する」働きと、その「認識パターン」を持っていて、これを「ブリーフシステム」と言います。
ブリーフシステム(Belief System)とは、その人が持っている信念と言うべきもので、あらゆる認識のカタマリです。
インプリンティング人は生まれた時から「周囲の人々」や「見聞きした事」など、あらゆる情報によって自分以外のものからインプリンティング
心とは、脳での情報処理現象についた名前です
人は心が傷つけられた時や、心配事、悩みを抱えている時、ストレスを受けて胸やお腹の筋肉が緊張して呼吸が浅くなります。
そうなると、血液の中の酸素が不足気味になり、それを補うために「ため息」が出るのです。
そんな時は、
「心を強く持とう」
「心に癒やしを」
「感謝の心が大切」
「変わらなくていい」
などとアドバイスを受けると思います。
しかし、それらのアドバイスは少し無責任かもしれません。
なぜ
「恋愛成就は心と体の距離感」最短距離で自己開示とはいえ、ソッコーで深い話ばかりするのは自分大好き人間です
「自己開示」とは、自分の情報を他者に伝えるという事です。
自己開示の内容は、自分の情報すべてと言っても良いでしょう。その内訳は、ポジティブな情報や長所だけでなく、ネガティブな情報、短所、悩み、経験談なども含まれます。
文字通り、ありのままの自己を開示する事によって、信頼関係の構築やコミュニケーションが円滑になると言われています。
ただし、自己開示をしまくる行為は、キャッチボールに例えると、投
「私たちはロミオとジュリエット」恋愛認知心理学の色々
カベがあるほど燃え上がる、ロミオとジュリエット効果
アメリカの心理学者リチャード・ドリスコールが、男女のカップルからの調査結果を元に命名した心理効果が「ロミオとジュリエット効果」です。
ロミオとジュリエットは、モンタギュー家のロミオと、キャピュレット家のジュリエットが恋に落ち、敵対し合う両家によって引き裂かれながらも、燃え上がる恋を描いた悲劇の物語です。
成就させたい恋や目的がある場合、何ら