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「悪役令嬢もの」にもっと乙女ゲーマーは怒っていいという話
先日、とある戦隊パロディ作品が話題になりました。
簡単に言えば、戦隊あるあるをひっくり返して気持ちよくなる作品があったのですが、その「戦隊あるある」の部分がエアプすぎて、戦隊もののファンの神経を逆なでしたという話です。
この作品に限らず、戦隊ものではこの手の作品は定期的に登場しそして槍玉にあげられます。メジャー誌の連載作品でも大失格の烙印を押され、蛇蝎のように嫌われている作品もありますね。
これに
【負けヒロイン】2023年秋アニメ失恋シーンまとめ
こんにちは。
年末年始とバタバタして機会を逃してしまっていましたが、2023年冬アニメの失恋シーンの振り返りになります。
……といっても、自分の範囲で見つけられたのが1つだけだったのですが。
それでも、素晴らしい演出と物語の片想いの終着点が描かれていました。
ここに載っているもの以外で、自分が見逃している作品などありましたら是非お知らせください。
ではやっていきましょう!
『アンデッド・アンラ
生成AIイラストを巡る議論に思うこと-技術と責任の観点から
生成AI、特にイラストへの利用に関する議論が盛んです。
大規模なパブリックコメントの募集に加えて、先日は経済産業省からAI事業者に対するガイドラインが公開されるなど、官民問わず動きが活発になってきています。
この話題に関して基本的には積極的無関心を貫いているのですが、たまに覗くと議論とは程遠い地獄絵図が展開されているのを見ます。
一部の極端な発言を全体の発言と拡大解釈して晒し上げたり、相手の思
一ヶ月間、毎日小説を投稿してみたまとめ
※これは個人メモのようなものです
実は、というほどでもないですが、ちょうど先月、9月1日から9月30日までカクヨムさんに以下の小説を投稿していました。
作中時間でも恋をした9月1日から恋が終わる9月30日まで1日ずつ進むという構成になっていて、ちょうど30日で完結させるという目標で毎日投稿していました。
実は、9月1日の時点で書き溜めていたストックは僅か3日分で、大まかな全体の流れの構想はあ
「負けヒロイン」という言い回しについて思うこと
こんにちは。
ともきと申します。
筆者は負けヒロインや当て馬と呼ばれる存在が大好きで、日々あらゆるジャンルの作品の失恋シーンを摂取して生きています。
最近、特に感銘を受けた作品は綿矢りさ『ひらいて』秋★枝『恋は光』雨隠ギド『おとなりに銀河』などです。
そんな性癖に生まれついたので、twitter改めXでもしばしば「負けヒロイン」で検索をかけて情報収集をしているのですが、その際にたびたび「負けヒロ
大の負けヒロイン好きがエヴァ新劇場版を一気見した感想――最後の選択とそれぞれのヒロイン像について
マシュマロで度々圧をかけられたこともあり、これもいい機会だと思ってヱヴァンゲリヲン新劇場版を4本一気見した感想です。
今更見てることからもわかる通り、筆者は生まれてから「エヴァ」とは限りなく無縁に近い人生を歩んで来たため、シリーズに対する思い入れがあまりありません。
その意味で「私にとってのエヴァ」といった感想とはかなり縁遠いものとなります。
一応コミカライズ版は全巻読んでいるので、おおまかなス
『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』は鬱小説という声に思うこと
きっかけは以下のツイート。
集計方法は知らないが、このランキングで桜庭一樹『砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない』が2位に大差をつけて1位をとっており、「砂糖菓子の弾丸」がトレンド入りするなど話題を呼んだ。
しかし、一方で「この小説を鬱小説と呼ぶのは違和感がある」という声もある。中には「鬱小説という安易なラベリングをしてほしくない」という強い拒否反応を示すツイートも見られた。
かくいう私もそちら側の