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今日の言葉

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ほぼ毎日、写真となんとなくその時刺さった言葉をUPしてます、facebookページに。 https://www.facebook.com/Junshouji で、noteには、… もっと読む
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2021年2月の記事一覧

書いていたら、笠智衆の「バタ〜」を思い出した。

書いていたら、笠智衆の「バタ〜」を思い出した。

人は「これはなんの意味があるのか」を常に問わずにおれない存在ですよね。
無意味の世界に生きることは出来ない。
だから生まれて自我を持つと、自分の存在意義を探す旅を始めるんです。             瓜生崇

「かりそめ天国」という番組でジャムについて話をしていた。

で、それを聞いて、無性にジャムではなくピーナッツバター(正確に言うと、果糖のピーナッツペースト)が食べたくなった。
もちろん、

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迂回する大事

迂回する大事

答えを与えるというのは親切に見えますが、本当の歩みを生みません。
自分のまねをするような人間を作ることはあっても、独立者を生み出すことにはなりません。
答えというのはいくら言われても自分にうなずくということがなければ、自分の生きるより所とはならないのです。             一楽 真

伺ったお宅の近くのコインパーキングが当たりだったので、非常に気分がよろしい。

伺うお宅の場所を確認し、こ

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最低条件

最低条件

命は、個人以上のものです。
空を飛ぶ鳥の命も、野原に咲いている花の命も命でしょう。
その命は、誰かのものというものではありません。
命は、誰かの所有物ではないのです。
私たちは、この誰のものでもない命を生きているのです。             大峯 顯

カレー南蛮そばを食べてきた。

「南蛮」なんて昔は付けなかったなぁ。
「カレーうどん」「カレーそば」
で、いつの頃からか、「南蛮」が付くように

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「いち」

「いち」

もともと、大地は誰かが所有できるものではない。
それを人間は、傲慢にも「自分たちのもの」であるかの如く争い合う。
地球に線引をしてお互いの領土を争っている。
まったく愚かな争いをしている。            武田定光

今朝、家を出る際に、
「25日か・・・今月も終わりだな」
と、思って、いままで何度同じことを考えただろう、
「なんで2月だけ28日までなんだ?365日。12で割って30と余り5

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パラレルなわたし。

パラレルなわたし。

人間で一番恐ろしいのは、知らないくせに知ったかぶりをすることです。
自分が無智だということは、本当の智慧に出逢わないとわからないのです。             大峯 顯

無知にはなれない。
愚者にはなれない。
凡夫にはなれない。

愚者になることは。

「無知の知」というが、無知であることを自覚した瞬間、解っている自分がそこにいる。
無知である自分とそれを自覚している(外から見ている)自分が

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もう、何年も、自分で服は買っていないなぁ。。。

もう、何年も、自分で服は買っていないなぁ。。。

すべての人びとが、どんなに才能が異なっておろうと、どんなに境遇が異なっておろうと、その身に受けている才能、境遇のままにほんとうに自分の生命というものを尊重していける。
独立者というのは、そういう自分で自分を尊重できるということです。             宮城顗

花粉症が出だしたぞ!と。

ずっとマスクをしているので、周りでそう言い出した人が出てはきていたが、気にならなかった。

ところが、昨

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「なんでって?わからない。」これが基本スタンスです。

「なんでって?わからない。」これが基本スタンスです。

私たちが「無限」という概念をもつことができるのを
なによりも素晴らしいことだと思っているんです。
たとえば科学が宇宙の大きさをどれほどだと解明したとしても、
私たちが「無限」の概念をもつことができる限りは、
それ以上に無限なのだと、
文字通り無限なのだと、信じたいのです。
大きい方へも小さい方へもです。            まど・みちお

池袋に行ってきた。

ちょいと必要なものがあり、それを調

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試合のことは触れないわたしの全豪決勝記。

試合のことは触れないわたしの全豪決勝記。

わが身一人を自己として、わが身一つを世界として、自己絶対化を計り、差別と支配の主体としてこの世を生きるのか。
それとも、そのような人間の存在と、人間の世界をどこまでも自分を外に置かずに問い尽くして生きるのか。
私たちはもうすでに一瞬一刻にその問いに対する答えを無意識の内に出しています。
「生きざま」という形で、答えを出しているのです。             尾畑文正

大坂なおみ、すごかったね

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無限ループ

無限ループ

自己を時代において自覚するということは、自己の罪を時代の責任に転嫁することによって自己の罪を弁解することではない。
自己の罪を超越的根拠から理解することであり、かくして自己の罪をいよいよ深く自覚することである。             三木清

最初に断っておくと、今日の言葉は、「自己責任」ということではない。
社会で生きていく以上は、社会の責任というものは必ずあり、社会はこのために出来得る限り差

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悪足掻き

悪足掻き

こっちと むこう   まど・みちお

たたいてきたから
たたきかえした

また たたいてきたから
また たたきかえした

そんなに いたくは ないのだが
また また たたいてきたので
とっさに ふたつ
たたきかえして にげてやる

もちろん すぐ おいかけてきて
また ひとつ たたいたが
こんどは ほっておくと
もう たたいては こなかった

やっぱり
たたいた かずは おんなじだと
あんしん し

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一切合切

一切合切

「正しい」という判断は外にあるわけじゃなくて、自分の胸の内にあるものだから、自分の「正しい」と人の「正しい」をどう共存させるかを考えるのが「正しい」のではないか・・・という考え方もぼくは百パーセント正しいと信じているわけではありません。
正不正を固定しないで、正しいか正しくないかの間でバランスをとろうとするほうが、考えが生き生きとリアルに動くと思います。             谷川俊太郎

最後

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吉田兼好はチョコなんだな。

吉田兼好はチョコなんだな。

あだし野の露きゆる時なく、鳥部山の烟(けむり)立ちさらでのみ住みはつるならひならば、いかに物のあはれもなからん。
世はさだめなきこそいみじけれ。   『徒然草』より

寺の機関誌、寺報の原稿をなんとか書いた。

読み返すのはやめておこうと決めた。

読み返したら、絶対に書き直したくなるのがわかっている。

でもそんな時間はない、というか、もう充分だ。

わたしの投稿を一度でも読んでくださった方なら

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無駄は大事。大事は無駄。どっちも大事。

無駄は大事。大事は無駄。どっちも大事。

憶えていることは言語化ができる意識に属していて、
忘れていることは言語化が難しい意識化に
属しているんじゃないかな。
つまり忘れたことは、憶えていることよりも
深い心のどこかに保存されていて、
それも自分を作ってる一つの要素だと考えたい。           谷川俊太郎

今日は、日がな一日、留守番をしている。

なんもすることがないわけではない。

寺の機関誌、寺報お原稿も書かねばならんし、所属

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昭和なジジイの抜け出せない思考回路から、それでも敢えて言ってみようかな、と。

昭和なジジイの抜け出せない思考回路から、それでも敢えて言ってみようかな、と。

私の本当の願いは、私自身には分からないほど広くて深いのです。
美味しいものが食べたいとか、みんなと仲良くしたいとか、お金がたくさん欲しいとか、認められたいとか褒められたいとか、そういう願いだったらわかる。
でもそれが私の人生を貫く本当の願いかと言われたら、そうとは言えないでしょう。  
私って存在は、私が知っているよりもずっと深いんです。             瓜生崇

現在のスポーツ界のこと

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