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#10 器用貧乏から八方美人へ

私は小さいころから器用でした。
何をするのも早くこなせて、新しく始める物事に対して苦労した記憶がほとんどありません。

羨ましいと言われることがありますが、それによって辛い人生を歩むことになるとは思わなかったし、思われてもいないです。

器用だと、少しのトラブルは自分で解決してしまいます。
HSPの私は「こんなことで相談したら迷惑かな?」とか「質問するの恥ずかしい」と感じてしまうので余計に一人で何とかしようとしてしまう。
その間はとても焦っているが、超ポーカーフェイスで悟られないように全集中ww

そんな事を繰り返しているうちに、ただでさえ器用で覚えるのが早いのに、トラブル対応まで身に着けてしまう。
それにより周りからスゲーとか言われると嬉しくなって、もっと頑張っちゃう。
でも頑張っている感は絶対に見せないw
面倒な性格だなって本当に思う。

そんな事を繰り返していると、先生や先輩や上司からあいつは役に立つと思われるようになる。
その結果、怒られないように、嫌われないようにと一生懸命になる。

そう。
完全に他人軸で動き始めました。
しかも小学生低学年から・・・。
器用から器用貧乏になり、八方美人へと移り変わり、人の評価を生きがいにして大人への階段を登り始めて、39歳で突然目の前の階段が無くなり、奈落の底へ。

今考えれば病んで当たり前の生き方をしていたが、当時は気づくわけない。
それが当たり前だと思っていたし、評価命だったから。

皆さんはどうですか?
自分軸で考え行動し、生きていますか?

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