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忘れたくない素敵なnote
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#恋

ライターとマッチの恋

昨日アルバイトをしている時、お客さんが来なくて、一緒に働いていた人も歳の離れた社員ばかりで会話がなくとても暇だった。
そんな時ふと、恋愛のことを考え始めたのである。

私の友達に告白をした女の子がいる。先日、その彼女が告白をして振られてしまい、そのことが周りに噂になってしまったそうだ。 その流れを入院で3ヶ月ほど私と会えなかった彼女は話をしてくれた。
話の内容も、話す姿を見ても彼女は焦りすぎていた

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甘酸っぱい秘密。

甘酸っぱい秘密。

自分のことを「僕」と呼ぶ人だった。
背が高く、優しい雰囲気を纏いながら、向上心は高く、自分の意見をはっきり言える人だった。

大学3年生のときに履修した授業は、30人弱のクラスで、ディスカッションが多かった。そこで、1つ年下の彼と知り合った。
共通の知り合いを通して、その授業の間、彼と話すことがなんとなく増えた。適度な距離感で、挨拶程度に言葉を交わす時もあれば、授業の合間を見てプライベートの話をす

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激しく萌ゆる恋だった。

激しく萌ゆる恋だった。

人は、過去の恋愛をどれくらい覚えているものなのだろうか?

私は大学生のとき、3年付き合った彼氏がいた。
もうあの頃の愛はないけれど、今でも鮮明に覚えている。とても真っ直ぐな、熱い恋だった。

大学生という、責任を問われない大人という身分は、とても自由だと今でも感じる。

夢を語ることを限りなく許され、未来を無限に想像できる。
お金は十分にはないが、時間だけが有り余り、好きなことを好きなだけできる

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最愛の人

最愛の人

ある日の出来事。

それは突然の出来事だった。

仕事を終えスマホを見ると、記念日を迎えたばかりの恋人から長文のLINE。。

別れたいとの内容だった。いつも何かしてもらってばかりでこのまま付き合ってても何も返せないと。

自分からしたらそんなこと全くないし、いつも元気もらってたし、生きがいだった。恋人のためなら!と頑張れたこともたくさんあった。
今まで知らなかった世界を知ることができた。そんな私

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どうかまだ、そのままで

どうかまだ、そのままで

今年も桜が咲いてしまった。

いつか桜並木の下で君と並んで歩いたとき、私はどうしても君と手を繋ぎたかったのだけど、だけど私はどうしても、すぐ隣にあるその手を掴むことができなかった。
散り始めている桜たちは、寂しさを仕舞い込むにはあまりにも美しくて、私はほとほと困ってしまう。
たった10cm、こんなに近くにある愛しいものに触れることができないのに、どうして私は桜なんて見上げているんだろう。
何かのせ

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