記事一覧
「大豆田とわ子と三人の元夫」が最高である理由。(後編)
■とわ子という存在が伝えるメッセージ大豆田とわ子は、ノリが良くて明るい一方、常識人でもある。
頑張り屋で人望もあり、社長業の傍らシングルマザーとして娘を立派に育ててもいる。
そして、付きまとう元夫たちに対してあれこれ文句を言うことはあっても、彼らのパーソナリティそのものを否定したり拒絶したりはしない。
それこそは彼らが「甘えていた」という、彼女の優しさなのだ。
劇中で描かれる彼女の人となりは、
「大豆田とわ子と三人の元夫」が最高である理由。(前編)
とんでもない傑作を観た。
すべての人におすすめしたい、最高のドラマである。
■”坂元節”の到達点脚本・坂元裕二、主演・松たか子&松田龍平という「カルテット」以来の組み合わせによる今作は、「カルテット」同様”坂元節”とも言うべき秀逸な会話劇としての側面を持っているのだが、その濃密さにおいて今作は「カルテット」を凌駕している。
「カルテット」がストーリーの核にサスペンス要素を含んでいたのに対し、今
スパイスは、暮らしをゆたかにしてくれる。
僕の中で「ゆたかである」とは、幸せを感じ取ることができる心のありよう、だと定義できます。
小さな幸せであっても、そのひとつひとつをよりしっかりと感じ取ることができたら、それは「よりゆたかである」のだと言えます。
では、僕にとって幸せとは何なのか。
考えればいろいろと浮かびますが、好きな料理を作って、美味しく食べるというのも、そのひとつです。
料理といっても、そんなに手の込んだものではなく、わ
「90's裏原宿の風景 〜『STUSSY』から『Supreme 』まで〜その3」
しばらく更新しないうちに、45歳になってしまいました。
引き続き、よろしくお願いいたします。
さて、ストリートにおける裏原宿系スタイルもすっかり根付いた1994年、「Supreme」という新たなブランドが誕生します。
■静かなスタート「Supreme」は当初、スケートボード関連のセレクトショップとしてニューヨークにオープンしました。
創設者のジェームス・ジェビアは、ニューヨークで「UNION」
映画「復活の日」が最高だった
あっちもこっちもコロナコロナで、気分も滅入る今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
我が家では、テレワーク中の妻と『気晴らしに自宅で映画でも観ようか。。』なんて話になりまして。
ちょうど知人よりご推薦頂いた1980年公開の邦画「復活の日」を観ることに。
コロナの気晴らしと言いつつ、あえてこの時期にパンデミック映画。
俗に言う「打ちに行く」スタイルというやつですが、結論としては最高に
「90's裏原宿の風景 〜『STUSSY』から『Supreme 』まで〜その2」
こんにちは。Panda Unityです。
前回「90's裏原宿の風景 〜『STUSSY』から『Supreme 』まで〜その1」にて、「STUSSY」を裏原宿系のルーツ的な存在と位置付けましたが、今回はその理由についてお話したいと思います。
■「STUSSY」とは「STUSSY」は80'sアメリカ発祥のブランドで、創設者はショーン・ステューシー。サーフボードのシェイパーをしていたショーンがサーフ
「90's裏原宿の風景 〜『STUSSY』から『Supreme』まで〜その1」
はじめまして。Panda Unityと申します。
初noteはタイトルの通り、僕がリアルタイムで通ってきた「裏原宿」について、上記2ブランドを軸に書いていきたいと思います。
時系列順に整理して書こうかとも思いましたが、それにはかなり時間が掛かりそうですので、思い出すまま書かせて頂きます。
ということで、現在44歳の僕が高校生〜大学生だった時分、ストリートはまさに「裏原宿系」の勃興期と言える状況